SBIFXトレードとSBI証券の違いは？投資スタイル別のおすすめ口座

「SBI FXトレードとSBI証券の違いは？」
「2つのFX口座の大きな違いは？」
「どちらの口座を選ぶべき？」

SBI FXトレードとSBI証券のサービスの違いが分からず、どちらでFX取引を始めるか迷っている人も少なくありません。

SBI FXトレードとSBI証券はどちらもSBIグループですが、取引単位など大きな違いもあり、上手に口座を選べば効率的に取引できます。

本記事ではSBI FXトレードとSBI証券の違いや各口座の利用がおすすめの人などを紹介していきましょう。

FX口座を決めかねている人は必見です。

SBI FXトレードとSBI証券の違い

	SBI FXトレード	SBI証券
FX 口座
通貨ペア	34通貨ペア	34通貨ペア
少額取引	◎	〇
株券担保	×	〇
特徴	高金利通貨のスワップが高く、スプレッドが 低くコストが◎	株を担保にした取引など、FX以外の投資をしている人にも◎
詳細	公式	公式

SBI FXトレードとSBI証券はどちらもSBIグループのFX口座です。

下記の3項目を比較するとSBI FXトレードとSBI証券の違いが分かりやすくなります。

自分の取引スタイルに合わせて、最適なFX口座を使いましょう。

SBI FXトレードとSBI証券の違い①最小取引単位

SBI FXトレードとSBI証券は取り扱っている通貨の組み合わせに違いはありませんが、取引に必要な最小単位が異なります。

最小取引単位(2024年10月時点)
口座	通貨	取引単位
	全ての通貨ペア	1通貨
	主な通貨ペア	10,000通貨(※A)
SBI FX ミニ	ミニ米ドル/円 ミニユーロ/円 ミニポンド/円 ミニNZドル/円 ミニ豪ドル/円	1,000通貨(※B)

SBI証券はミニ取引でも1,000通貨単位、通常の取引では10,000通貨単位と1回の取引で大きな金額を動かさなければいけません。

SBI FXトレードは1通貨から取引できるので、まずは少額からFXを始めてみたい人も使いやすい口座でしょう。

(※Aメキシコペソ/円、南アフリカランド/円、 人民元/円、 香港ドル/円、ロシアルーブル/円は100,000通貨。韓国ウォン/円は1,000万通貨単位。)
(※Bミニ南アフリカランド/円は10,000通貨。)

SBI FXトレードとSBI証券の違い②スプレッド

SBI FXトレードとSBI証券のスプレッド幅を比較すると違いが見えてきます。

スプレッド(※)
FX口座			SBI FX ミニ
スプレッド	変動 (基準値)	固定 (コアタイム)	固定 (コアタイム)
EUR/JPY	0.38銭	0.5銭	0.5銭
GBP/JPY	0.88銭	0.9銭	0.9銭
ZAR/JPY	0.78銭	0.9銭	0.9銭
MXN/JPY	0.18銭	0.3銭	取扱なし

スプレッドはFXでの実質的な取引コストで、スプレッドが小さいほど投資に回せる資金の割合が増加。

SBI FXトレードはSBI証券よりスプレッドが狭い傾向があるので、取引コストを抑えやすいと言えます。

(※ SBI FXトレードは2024年8月のスプレッド実績、SBI証券はコアタイムのスプレッドデータを使用。)

SBI FXトレードとSBI証券の違い③株担保

配当金や株主優待を得るため、株式を保有している人も少なくありません。

株式を持っている分、自由に使える金額が制限されます。

株を担保にFX取引ができると、優待などの株を持つメリットを得ながらFXのレバレッジをかけた取引もできる良いとこ取りも可能です。

株を担保にFX
×	〇

【SBI証券との違い】SBI FXトレードの特徴

SBI FXトレードの特徴

SBI FXトレードはSBIグループの100％子会社で、外国為替証拠金取引業に力を入れているサービスです。

オリコン顧客満足度調査のFX初心者満足度ランキングで5年連続1位を受賞しています。

チャート画面は初心者から上級者まで使いやすく、優れたスプレッドやスワップも好評の要因の1つです。

SBI FXトレードでの取引がおすすめの人

SBI FXトレードでのFX口座開設がおすすめの人は、下記の通りです。

数円から取引できるのは、投資初心者でも安心してFXを始められる大きなポイント。

取引コストも低く、FXに慣れて取引回数が増えてからも重宝する口座になるでしょう。

SBI FXトレードの口座開設の流れ

まずは、SBI FXトレード公式サイトの「口座開設」ボタンをタップします。

メールアドレスを入力・送信し、送られてきたURLに入り氏名や年齢などを入力。

本人確認は「スマホで撮影」を選択すると、郵送などの確認方法より口座開設までの期間が短くなります。

審査が通ると、口座開設完了です。

【SBI FXトレードとの違い】SBI証券の特徴

SBI証券の特徴

SBI証券はSBIグループの会社でオンラインの総合証券会社です。

投資信託・株式・債券などさまざまな金融商品の取扱があり、SBIグループの総合口座の開設数は1,200万口座を超えています。

問い合わせ窓口・Webサポート格付けで最高評価を獲得、サポート面でも評価が高いです。

SBI証券での取引がおすすめの人

SBI証券でのFX口座開設がおすすめの人は、下記の通りです。

SBI証券は取り扱っている金融商品の種類が豊富。

使い慣れた会社を使いたい、株を担保にFX取引したい人はSBI証券が合うでしょう。

SBI証券の口座開設の流れ

まずは、SBI証券の公式サイトの「口座開設をスタート」をタップします。

メールアドレスを入力・送信し、SBI証券から送られてきたURLに個人情報を入力。

本人確認書類の提出も終わり、審査が完了するとメールか郵送で口座開設完了の通知が届きます。

SBI FXトレードとSBI証券どちらを使うべき？

SBI FXトレードとSBI証券どちらをメイン口座として取引を始めるか決められない人は、両方同時に口座を開設してみるのも1つの手です。

使ってみないと約定力やツールの使いやすさなどは分かりません。

SBI FXトレードもSBI証券も口座の開設料は無料なので、大きな金額を動かす前に満足のいく取引ができるか確認しましょう。

	SBI FXトレード	SBI証券
FX 口座
通貨ペア	34通貨ペア	34通貨ペア
少額取引	◎	〇
株券担保	×	〇
特徴	高金利通貨のスワップが高く、スプレッドが 低くコストが◎	株を担保にした取引など、FX以外の投資をしている人にも◎
詳細	公式	公式

SBI FXトレードとSBI証券以外のFX口座

自動売買や100円程度の超少額取引など、利用するFX口座によって使えるサービスが大きく違います。

SBI FXトレード・SBI証券の特徴の違いを把握しても、口座の開設を迷うなら他社のFX業者の検討がおすすめです。

下記のFX業者は口座開設料や維持費がかからないので、口座を開設してシステムの違いを見ても損はないでしょう。

FX 会社
おすすめの人	100円から始めたい 自動売買をしたい	スマホで取引したい	気軽にFXを始めたい
取引 単位	1通貨	1,000通貨	1,000通貨
通貨 ペア	20通貨ペア	23通貨ペア	34通貨ペア
スプレッド 米ドル円 ユーロ円	0.2銭	0.2銭	0.2銭
	0.4銭	0.4銭	0.4銭
自動 売買	リピート系	–	トレーダーを選ぶ
デモトレード	–	–	有
取引開始基準 (一部抜粋)	十分な金融資産がある	18歳以上75歳以下	満20歳以上80歳未満
口座 開設	最短当日	最短当日	最短 1時間後
詳細	公式	公式	公式
※2024年8月時点のデータ。例外あり。スプレッドは原則固定(例外あり)。詳細は公式HPをご確認ください。

FX 会社
おすすめの人	すぐに始めたい。LINEで問い合わせたい	タイミングを重視したい(約定力99.9%)	使いやすいアプリが良い
取引 単位	10,000通貨	1,000通貨	1,000通貨
通貨 ペア	21通貨ペア	46通貨ペア LIGHT含む	20通貨ペア
スプレッド 米ドル円 ユーロ円	0.2銭	0.18銭	0.2銭
	0.4銭	0.38銭	0.4銭
自動 売買	–	–	–
デモトレード	有	–	有
取引開始基準 (一部抜粋)	満18歳以上(高校生除く)満75歳未満	満20歳以上80歳未満 生活保護法被保護者に該当しない人	100万円以上の金融資産がある 80歳以下の成人
口座 開設	最短30分	数日	最短当日
詳細	公式	公式	公式
※2024年8月時点のデータ。例外あり。スプレッドは原則固定(例外あり)。詳細は公式HPをご確認ください。

FX 会社
おすすめの人	すぐに始めたい	FX積み立てもしてみたい	自動で売買したい
取引 単位	1,000通貨	1,000通貨	1,000通貨
通貨 ペア	24通貨ペア	30通貨ペア	24通貨ペア
スプレッド 米ドル円 ユーロ円	0.2銭	– (一時表示休止)	0.2銭
	0.4銭	0.4銭	0.5銭
自動 売買	–	–	リピート型
デモトレード	有	有	有
取引開始基準 (一部抜粋)	100万円以上の金融資産がある 年齢18歳以上80歳以下の成人	18才以上80才以下	満18歳以上
口座 開設	最短30分	最短当日	最短当日
詳細	公式	公式	公式
※2024年8月時点のデータ。例外あり。スプレッドは原則固定(例外あり)。詳細は公式HPをご確認ください。

SBI FXトレードとSBI証券の違いは大きい

SBI FXトレードは実質的な取引コストが低く、取引に必要な最低金額も小さい特徴があり、FX初心者から好評です。

SBI証券は株を担保にFX取引ができるため、優待目的で株を持っている・塩漬け株を抱えて資金の流動性が滞っている人からも支持されています。

取引スタイルに合わせてFX口座を選び、FX取引で効率的に資産を増やしていきましょう。

^{【公式】https://www.matsui.co.jp/}