- 保険
- ペット保険
犬の皮膚にかさぶたができるのは病気?考えられる原因や対処法を解説
犬のかさぶたははがしてもいい?
犬のかさぶたはどうしてできる?
愛犬の皮膚にいつの間にかかさぶたができていて、「何かの病気なのでは?」と心配になる飼い主さんもいますよね。
この記事では、犬の皮膚にかさぶたができる原因や考えられる病気、対処法を解説します。
この記事の監修者
-
有岡 直希
ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人対象のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある保険商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。- <保有資格>
- AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
- この記事の編集者
- 最新記事
- グッドカミング編集部
- グッドカミングは、保険/資産運用/将来設計/投資など「お金」の悩みを解決するWebメディアです。ファイナンシャルプランナーが記事を監修し、情報の信頼性を担保。様々な経歴のライターが、自身の経験やお金に悩む人の体験談を基に記事を執筆しています。
- 借金の減額診断は怪しい?からくりは?借金の減額診断の仕組みと使いかたを解説 2024.11.21
- 電気代を安くするにはどうすればいい?大手より安い電力会社について解説 2024.11.21
- 不動産投資のメリット・デメリットとは?不動産投資を成功させるポイント 2024.11.21
この記事の目次
犬の皮膚にかさぶたができる原因は?
犬の皮膚にかさぶたができるのは、以下のような原因が考えられます。
✅ 皮膚病
転んだ時の擦り傷や切り傷、犬同士のけんかによるなどの外傷によるかさぶたは、傷口が治ると1週間程度で自然に剥がれ落ちます。
一方でかさぶたができる皮膚病は様々ありますが、同じ場所に繰り返しできたり、治りが悪くなかなか剥がれないのが特徴です。
皮膚病は放置しても治らないので、犬の体や行動に変化や異常が見られたら、すぐに動物病院を受診しましょう。
犬の皮膚にかさぶたができる要因の病気
脂漏症
犬の脂漏症(しろうしょう)は様々な原因によって、皮膚の異常増殖が起こり皮脂が過剰に分泌され、皮膚がべとついたり、フケが出る皮膚病です。
犬の脂漏症は遺伝的な「原発性」と、何らかの病気が原因となって引き起こされる「続発性」に分けられます。
・フケ
・べたつき
・かさぶた
・皮膚の乾燥
・悪臭
・脱毛
・かゆみ など
脂漏症になると、外耳炎などの他の皮膚病を併発するケースも多いため、早めに動物病院を受診しましょう。
膿皮症
犬の膿皮症(のうひしょう)は、何らかの原因で皮膚のバリア機能が低下し、ブドウ球菌が過剰に増殖し、皮膚が化膿する皮膚病です。
・かゆみ
・脱毛
・黒いかさぶた
・ニキビのような発疹
・湿疹 など
膿皮症は皮膚の深さによって、「表面性膿皮症」「表在性膿皮症」「深在性膿皮症」の3つに分けられますが、治療法も異なります。
犬で多く見られるのは、皮膚の中や毛穴の中などの表皮内に細菌が侵入し、増殖する「表在性膿皮症」です。
細菌が繁殖しやすい高温多湿の季節に症状が悪化する傾向があり、子犬の時期の発症も多いため、梅雨の時期は気を付けてあげましょう。
アレルギー性皮膚炎
アレルギー性疾患は、アレルギー症状を引き起こす物質に反応して発症し、脱毛と皮膚の赤み、かゆみなどの皮膚症状を引き起こす病気。
● 食物アレルギー(皮膚食物有害反応)
● 犬アトピー性皮膚炎
● ノミアレルギー性皮膚炎
激しい痒みを伴うケースも多く、自分で搔きむしってしまい皮膚を傷つけ出血し、かさぶたができます。
1歳以下の若齢犬が多い発症する傾向にあり、アトピー性皮膚炎は足や顔、ノミアレルギーは腰部と下腹部に症状が表れやすいです。
・かゆみ
・皮膚の赤み
・掻き壊しによるかさぶた
・消化器の不調
・脱毛 など
皮膚糸状菌症
犬の皮膚糸状菌症(ひふしじょうきんしょう)は、「皮膚糸状菌」というカビの感染によって起こる皮膚病。
皮膚糸状菌は生活環境中に常在する菌ですが、基礎疾患や薬などで免疫力が低下していると、感染しやすくなります。
・かゆみ
・かさぶた
・脱毛
・フケ
・白いぶつぶつ
・赤み/円形の赤み など
感染している犬や人間からも直接感染したり、感染者が触れたものなどに触れと間接感染する可能性も。
皮膚糸状菌症は子犬や老犬など、免疫力の低い犬に罹患しやすいため、注意が必要です。
ニキビダニ症(毛包虫症)
ニキビダニ症(毛包虫症)は、犬の皮膚に常在するニキビダニなどの寄生虫の増殖、炎症が起きると脱毛や赤みが出る病気です。
局所性と全身性があり、かさぶたは全身性の症状のひとつですが、かゆみによる搔き壊しによって出血が生じかさぶたができるケースも。
・発疹
・脱毛
・赤み
・かさぶた
・出血
・悪化した場合かゆみ
皮膚免疫が未発達なの子犬や基礎疾患により皮膚免疫力が低下しているシニア犬、栄養不足の犬などが発症しやすいです。
疥癬
犬の疥癬(かいせん)は、ダニの一種であるヒゼンダニが犬の皮膚に寄生することでは発症する皮膚寄生虫感染症です。
眠れないほどの強いかゆみが出るのが特徴で、掻き壊しによるかさぶたや脱毛をつくるケースがあります。
・激しい痒み
・赤い発疹
・脱毛
・体臭が強い
・かさぶた
・耳や肘、膝、腹部などに赤いプツプツ
・ふけ
疥癬は感染力が強く、多頭飼いや外飼いの犬は感染しやすいので、注意しましょう。
腫瘍性皮膚疾患
犬の皮膚にできる腫瘍(できもの)が原因で、皮膚の炎症や損傷により、出血や浸出液がたまりかさぶたができるケースがあります。
腫瘍には良性と悪性含めてさまざまな種類がありますが、飼い主が見分けるのは難しいです。
しこりを見つけたら早めに動物病院を受診するようにしてください。
犬のかさぶたの対処法は?
エリザベスカラーや絆創膏で保護する
犬の皮膚にかさぶたを見つけたら、犬が自分で舐めたり噛んだりして剥がさないように、エリザベスカラーを装着したり、包帯や絆創膏で保護してあげましょう。
犬が自分で舐められない場所であっても、同居犬がいるなら保護してあげたほうが安心。
自己判断で消毒や塗り薬で対処するのは危険なため、かさぶたを見つけたらまずは動物病院を受診するのが得策です。
動物病院へ行く
犬の皮膚にかさぶたを見つけたら、無理矢理剥がさず、自然に剥がれるのを待つのが一番。
明らかに外傷が原因で傷が浅く傷口が小さい場合は、数日様子を見ても問題ないかもしれませんが、念のため病院へ行くのがおすすめです。
ただ、かさぶたができた原因が分からない場合は、何らかの病気の可能性もあるため、できるだけ早く動物病院で見てもらいましょう。
・かさぶたが犬が自分で舐められる位置にある
・かさぶたのサイズが大きい
・数日間様子を見ていても良くならない
・何か所にもかさぶたがある
・脱毛がある
・フケがある
・痛みや痒みを伴う
ペット保険で愛犬の万が一に備えよう
ペット保険は、ペットが病気やケガをして動物病院を利用した際の治療費や入院費、手術費の一部を補填するための保険です。
ペットが病気やケガをした場合の治療費は、基本的に飼い主さんが全額自己負担する必要があります。
保険金が必要になってから加入しても、補償は受けられないため、病気や怪我をしてしまう前に加入しておくのがおすすめ。
加入時はどんな病気について補償されるのか、病気を発症しても保険の更新はできるのか確認しておきましょう。
ペット 保険 |
日本ペット | SBIプリズム少短 |
---|---|---|
保険 対象 |
犬・猫
|
犬・猫・小動物・鳥類・爬虫類
|
犬の 保険料 (月額) |
【0歳~4歳】 ネクスト:1,550円 ライト:1,220円 ミニ:380円 ※トイ・プードルの場合 ※50%補償・インターネット割引・免責額適用特約あり |
【バリュー】 0歳:3,980円 1歳:2,910円 2歳:2,960円 ※トイ・プードルの場合 |
補償 割合 |
50%・70%・90% ※ミニプランは70%のみ |
100% ※入院・通院・手術の1日(1回)の上限金額および年間上限回数あり |
特徴 | 0歳~4歳まで保険料変動なしで満10歳まで加入可能 ネクストプランは歯科治療・パテラ・ガン・泌尿器疾患も補償※歯石取りは除く |
全国の動物病院が対象 休日診療費・時間外診療費も補償 スマホでいつでも保険金請求ができる |
見積 申込 |
||
B24-011(240717) | JACAP202400079 |
犬の皮膚にかさぶたができるのは病気?:まとめ
犬の皮膚にかさぶたができるのは、以下のような原因が考えられます。
✅ 皮膚病
転んだ時の擦り傷や切り傷、犬同士のけんかによるなどの外傷によるかさぶたは、傷口が治ると1週間程度で自然に剥がれ落ちます。
一方でかさぶたができる皮膚病は様々ありますが、同じ場所に繰り返しできたり、治りが悪くなかなか剥がれないのが特徴です。
皮膚病は放置しても治らないので、犬の体や行動に変化や異常が見られたら、すぐに動物病院を受診しましょう。
皮膚病の種類によっては生涯付き合っていくため、愛犬のもしもの病気やけがに備えられるペット保険への加入も検討してくださいね。