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がん保険の一時金って必要?一時金の必要性やがん保険加入前の注意点を詳しく解説

『一時金以外の保険金はある?』
今回はがん保険の一時金について解説します。
がん保険の仕組みや加入前の注意点についても解説しますので、加入を検討中の方は必見です。
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- グッドカミング編集部
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この記事の目次
がん保険の一時金とは?

がん保険には様々な状況に応じ、該当する契約者に以下のような保障が支払われます。
・がん診断給付金
・がん入院給付金
・がん手術給付金
・がん死亡給付(保険)金
・死亡給付(保険)金
がん保険商品の多くはこれら5つの保障が契約内容に含まれているようです。
扱う保険会社によってどこまでの給付をするのか、保障対象などは異なりますが基本的な仕組みは同じ。
では、これらの給付金がいつどんな時を保障する一時金なのか詳しく解説します。
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がん保険の一時金【種類と支払条件】

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がん保険には主に
- がん診断給付金
- がん入院給付金
- がん手術給付金
- がん死亡給付(保険)金
- 死亡給付(保険)金
これらすべてがどのがん保険にも組み込まれているわけでは無く、商品により構成が違います。
基本的な仕組みとして解説しますので、ご自身が加入もしくは検討中の保険については約款をご確認ください。
がん診断給付金
がん保険は『診断給付金』と呼ばれる一時金が用意されている商品が多いです。
がん診断給付金には以下の2種類があり、商品によって異なります。
がん治療給付金などの名称で給付する生命保険会社もあるようです。
がん入院給付金
基本的にどの保険商品も入院給付金の支払い日数は無制限です。
がん手術給付金
がん手術給付金は特定のがん治療を行った際に受け取れる場合も。
がんの保険商品には手術給付金として保障内容に組み込まれているが、状況によって治療への保障として受け取れる仕組みになっている一時金もあります。
加入前には状況に合わせてどの保障が適用されるのか、約款で確認しておきましょう。
がん死亡給付(保険)金
支払額はがん入院給付金日額の100倍などが一般的なようです。
死亡給付(保険)金
支払額はがん入院給付金日額の10倍など、がん死亡給付金より少額に設定されているようです。
また、がん以外の死亡保障については待ち期間がありません。
これら5種類の一時金を生命保険会社各社が様々な組み合わせで販売しています。
では、がん保険の仕組みも含めて注意点も確認しておきましょう。
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がん保険の一時金は必要?

がん保険で用意されている様々な一時金は『どんな時に備えるため』の一時金なのでしょうか?
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下記の一時金について
- がん診断給付金
- がん入院給付金
- がん手術給付金
- がん死亡給付(保険)金
- 死亡給付(保険)金
を詳しく解説します。
がん診断給付金の必要性
がん診断給付金は『がん診断時にまとまった金額が受け取れる』一時金。
✅何に備える?
- ・治療開始前の自己負担に充てられる
- 先進医療、通院交通費、差額ベッド代、治療中の生活費補填などに使える一時金なので、経済的な安心感が得られる。
- ・外来治療となった場合にも役立つ
- 入院せず外来で通院しながら治療をする際、入院給付金だけではカバーできない初期費用を補える。
✅どんな人は特に必要?
- 自営業・フリーランスなど、病気で働けなくなると収入が途絶える人
- 貯蓄が少なく、突発的な高額出費に備えたい人
- がんの家族歴がある、または40歳以上でがんリスクが高まっている人

がん入院給付金の必要性
がん入院給付金は『がん治療のための入院1日ごとに給付される』一時金。
✅何に備える?
- ・入院中の費用
- 入院中の治療費、食事代、雑費、家族の交通費など、高額療養費制度でカバーされない範囲の出費。
✅どんな人は特に必要?
- 入院による生活費の負担を軽減したい人
- 家族の付き添いや交通費が発生する遠方の病院に通う可能性がある人
- 長期入院のリスクがある進行がんの可能性を懸念する人

がん手術給付金の必要性
がん手術給付金は『がんの手術を受けた場合に給付される』一時金。
✅何に備える?
- ・高額な医療費
- 手術には高額な医療機器や特殊な技術料がかかる場合があり、先進医療やロボット手術など健康保険適用外の費用も発生し得ます。主にそれらに備えられる一時金です。
がん手術給付金は手術後の回復期間中の収入減少補填にも使えますよ。

✅どんな人は特に必要?
- 最先端の治療(ロボット手術、粒子線治療など)を受けたいと考えている人
- 入院や手術による収入減少リスクがある人
- 保険適用外の医療費負担を抑えたい人

がん死亡給付(保険)金の必要性
がん手術給付金は『がんが原因で死亡した場合に遺族へ支払われる』一時金(保険金)。
✅何に備える?
- ・今後の生活など
- 葬儀費用や遺族の生活費の確保に充てられます。
✅どんな人は特に必要?
- がん家系でがん死亡リスクが高いと考える人
- 一般の死亡保障は最小限に抑え、がんに重点的に備えたい人
- 家族がいて生活費や教育費を残す必要がある人

死亡給付(保険)金の必要性
死亡給付(保険)金は『死因を問わず死亡時に遺族へ支払われる』一時金(保険金)。
✅何に備える?
- ・今後の生活など
- 総合的な遺族保障。がん死亡給付金と違い、保障範囲が広い分、保険料はやや高め。
✅どんな人は特に必要?
- 小さな子どもや扶養家族がいて、死因を問わず生活保障が必要な人
- がん以外の病気や事故のリスクにも幅広く備えたい人
- 長期的に家族の生活費・住宅ローン返済などを確保したい人

がん保険の仕組みと注意点

契約してから90日間の待ち期間を経てから保障が開始されるのが一般的です。
待ち期間経過後(責任開始日以降)の保険期間中に『はじめてがんと診断確定された』際に給付対象となります。
がん保険は扱う疾病の特性上、『特定の人(がんの疑いがある人など)』への給付金支払いを避け、他契約者との公平性を保つために待ち期間を設けているようです。
❗高度障害状態になった時の扱いもチェックしておこう
がん保険加入者が高度障害状態になってしまった時の扱いは生命保険会社により違います。
主に下記、3パターンのうちいずれかとして扱われるようです。
①がん死亡給付金と同額のがん高度障害給付金を受け取り契約が消滅します。ただし、がん以外が原因で高度障害状態に該当したときは、死亡給付金と同額の高度障害給付金となります。
②保険料が払込免除となり契約が継続します。
③契約がそのまま継続します(保険料の払込みも継続します)。
引用:高度障害状態になった場合の取扱い
がん保険商品によってその際の細かな決まりが違うため、がんに備えて保険加入を検討するなら高度障害状態になった時に保険がどう扱われるのかまで含めてリサーチしておきましょう。
どう備えるか悩んだらファイナンシャルプランナーに相談してみましょう。
✅がん保険の約款をしっかり確認しよう
がんは体の多岐にわたる箇所に症状が出ます。
商品によっては保障するがんの種類が限られており、『がんを罹患したけれど保障をフル活用できない』ような状況も。
がん保険で備えていくなら『自分の生活環境だとどんながんに罹患しそうか』遺伝的な要因も含めて見極めておきましょう。
✅喫煙者・生活習慣が乱れがちな人はがん保険がおすすめ
がんの発症には様々な要因が絡んでいると考えられています。
しかし、喫煙や飲酒・食生活の偏りは色々ながんの原因となり得るリスクです。
喫煙 | 主に肺がんのリスクが高まる。 |
---|---|
飲酒 | 大腸がんや膵がん、女性だと乳がんのリスクとなり得る研究結果がある。 |
食生活の偏り | 牛・豚・羊等の赤肉や加工肉ばかりを摂ると大腸がんのリスクが高まる。 |
喫煙者や生活習慣が乱れやすい人はそうでない人よりもがん保険の必要性が高いので『もったいない』と感じる状況にはなりにくいでしょう。
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がん保険の一時金は5種類!自分が該当するかは約款を詳しくチェック!
今回はがん保険の基本的な一時金の種類について、その支払い条件などを詳しく解説しました。
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がん保険には主に
- がん診断給付金
- がん入院給付金
- がん手術給付金
- がん死亡給付(保険)金
- 死亡給付(保険)金
待ち期間が設けられたり、商品によって一時金の対象となる範囲が様々なので加入前はしっかり約款を確認しておきましょう。
がん保険で備えるにはどのような形が良いか悩んだら、ファイナンシャルプランナーへ相談するのもおすすめですよ。