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がん保険の一時金っていくら?がん保険の仕組みやもらえる保険金の種類・加入前の注意点を詳しく解説

がん保険の一時金っていくら?がん保険の仕組みやもらえる保険金の種類・加入前の注意点を詳しく解説

『がん保険の一時金ってなに?』
『一時金以外の保険金はある?』

がん保険の保障内容を把握しきれず契約を見送る方は少なくありません。

今回はがん保険の一時金について解説します。

がん保険の仕組みや加入前の注意点についても解説しますので、加入を検討中の方は必見です。

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グッドカミング編集部
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がん保険の一時金とは?

がん保険には様々な状況に応じ、該当する契約者に以下のような保障が支払われます。

◆がん保険の保険金・給付金
・がん診断給付金
・がん入院給付金
・がん手術給付金
・がん死亡給付(保険)金
・死亡給付(保険)金

がん保険商品の多くはこれら5つの保障が契約内容に含まれているようです。

扱う保険会社によってどこまでの給付をするのか、保障対象などは異なりますが基本的な仕組みは同じ。

契約時に定めた約款で内容を確認できますので、加入前には保障の範囲・給付に至る条件などを認知しておきましょう

では、これらの給付金がいつどんな時を保障する一時金なのか詳しく解説します。

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がん保険の一時金【種類と支払条件】

    がん保険には主に

  1. がん診断給付金
  2. がん入院給付金
  3. がん手術給付金
  4. がん死亡給付(保険)金
  5. 死亡給付(保険)金
  6. 上記5つの一時金があります。

これらすべてがどのがん保険にも組み込まれているわけでは無く、商品により構成が違います。

基本的な仕組みとして解説しますので、ご自身が加入もしくは検討中の保険については約款をご確認ください

がん診断給付金

がん保険は『診断給付金』と呼ばれる一時金が用意されている商品が多いです。

がん診断給付金とは
がんと診断されたときに給付金を受け取れます。
引用:がん診断給付金

がん診断給付金には以下の2種類があり、商品によって異なります。

がん診断給付金①
保険期間を通じて1回のみ受け取れるタイプ
がん診断給付金②
複数回受け取れる(1~2年に1回など)

がん治療給付金などの名称で給付する生命保険会社もあるようです。

がん入院給付金

がん入院給付金とは
がんの治療を直接の目的として入院したときに給付金を受け取れます。
引用:がん診断給付金

基本的にどの保険商品も入院給付金の支払い日数は無制限です。

がん手術給付金

がん手術給付金とは
がんで所定の手術を受けたときに、手術の種類に応じて入院給付金日額の10・20・40倍などの給付金を受け取れます。
引用:がん診断給付金

がん手術給付金は特定のがん治療を行った際に受け取れる場合も。

たとえば… 
がんの放射線治療を受けた加入者は『がん手術給付金』を『がん放射線治療給付金』として受け取れる
ような形です。

がんの保険商品には手術給付金として保障内容に組み込まれているが、状況によって治療への保障として受け取れる仕組みになっている一時金もあります。

加入前には状況に合わせてどの保障が適用されるのか、約款で確認しておきましょう。

がん死亡給付(保険)金

がん死亡給付(保険)金とは
がんを原因として死亡した場合に給付金を受け取れます。
引用:がん診断給付金

支払額はがん入院給付金日額の100倍などが一般的なようです。

がん保険の中にはがん死亡給付金がない商品もありますので、欲しい保障だと思う方はご注意ください。

死亡給付(保険)金

死亡給付(保険)金とは
がん以外の原因で死亡した場合に給付金を受け取れます。
引用:がん診断給付金

支払額はがん入院給付金日額の10倍など、がん死亡給付金より少額に設定されているようです。

また、がん以外の死亡保障については待ち期間がありません。

がん保険の中には死亡給付金がない商品もありますので、欲しい保障だと思う方はご注意ください。

これら5種類の一時金を生命保険会社各社が様々な組み合わせで販売しています。

では、がん保険の仕組みも含めて注意点も確認しておきましょう。

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がん保険の仕組みと注意点

がん保険
がんで入院したり、所定の手術を受けたり、がんと診断された場合などに給付金を受け取れます。
引用:がん保険の概要

契約してから90日間の待ち期間を経てから保障が開始されるのが一般的です。

待ち期間経過後(責任開始日以降)の保険期間中に『はじめてがんと診断確定された』際に給付対象となります。

待ち期間があるのはどうして?
がん保険は扱う疾病の特性上、『特定の人(がんの疑いがある人など)』への給付金支払いを避け、他契約者との公平性を保つために待ち期間を設けているようです。
🔖Tips
待ち時間経過後の保証期間に入る日を責任開始日といいます。

❗高度障害状態になった時の扱いもチェックしておこう

がん保険加入者が高度障害状態になってしまった時の扱いは生命保険会社により違います。

主に下記、3パターンのうちいずれかとして扱われるようです。

①がん死亡給付金と同額のがん高度障害給付金を受け取り契約が消滅します。ただし、がん以外が原因で高度障害状態に該当したときは、死亡給付金と同額の高度障害給付金となります。
②保険料が払込免除となり契約が継続します。
③契約がそのまま継続します(保険料の払込みも継続します)。

引用:高度障害状態になった場合の取扱い

がん保険商品によってその際の細かな決まりが違うため、がんに備えて保険加入を検討するなら高度障害状態になった時に保険がどう扱われるのかまで含めてリサーチしておきましょう。

がん保険は他にも『がん先進医療給付金』『がん通院給付金』『抗がん剤治療給付金』など生命保険会社によって扱う給付も様々。

どう備えるか悩んだらファイナンシャルプランナーに相談してみましょう。

✅がん保険の約款をしっかり確認しよう

がんは体の多岐にわたる箇所に症状が出ます。

商品によっては保障するがんの種類が限られており、『がんを罹患したけれど保障をフル活用できない』ような状況も。

たとえば… 
女性疾病に強いがん保険に加入していたけれど喫煙歴が長く肺がんを罹患し、契約時に定めた約款では保障に該当せず十分な保険金を得られなかった
となってしまうのはもったいないです。

がん保険で備えていくなら『自分の生活環境だとどんながんに罹患しそうか』遺伝的な要因も含めて見極めておきましょう

✅喫煙者・生活習慣が乱れがちな人はがん保険がおすすめ

がんの発症には様々な要因が絡んでいると考えられています。

しかし、喫煙や飲酒・食生活の偏りは色々ながんの原因となり得るリスクです。

喫煙 主に肺がんのリスクが高まる。
飲酒 大腸がんや膵がん、女性だと乳がんのリスクとなり得る研究結果がある。
食生活の偏り 牛・豚・羊等の赤肉や加工肉ばかりを摂ると大腸がんのリスクが高まる。

喫煙者や生活習慣が乱れやすい人はそうでない人よりもがん保険の必要性が高いので『もったいない』と感じる状況にはなりにくいでしょう。

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今回はがん保険の基本的な一時金の種類について、その支払い条件などを詳しく解説しました。

    がん保険には主に

  1. がん診断給付金
  2. がん入院給付金
  3. がん手術給付金
  4. がん死亡給付(保険)金
  5. 死亡給付(保険)金
  6. 上記5つの一時金があります。

待ち期間が設けられたり、商品によって一時金の対象となる範囲が様々なので加入前はしっかり約款を確認しておきましょう。

がん保険で備えるにはどのような形が良いか悩んだら、ファイナンシャルプランナーへ相談するのもおすすめですよ。

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