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タイ旅行に行くなら保険に入るべき?旅行保険に加入すべき理由を徹底解説

タイ旅行に行くなら保険に入るべき?旅行保険に加入すべき理由を徹底解説

タイへ旅行に行くなら保険に加入すべき?
クレジットカード付帯の保険だけではダメ?

タイ旅行に行くなら保険に加入すべきなのかわからず、悩んでいる人は少なくありません。

本記事では、タイの最新治安情報やタイ旅行で旅行保険が役立つ理由、海外旅行保険の主な補償内容について解説します

タイへの旅行を計画している方は必見!

この記事の監修者

  • 有岡 直希

    ファイナンシャルプランナー

    大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人対象のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある保険商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。
    <保有資格>
    AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
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グッドカミング編集部
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グッドカミングは、保険/資産運用/将来設計/投資など「お金」の悩みを解決するWebメディアです。ファイナンシャルプランナーが記事を監修し、情報の信頼性を担保。様々な経歴のライターが、自身の経験やお金に悩む人の体験談を基に記事を執筆しています。

タイ旅行の前に確認すべき【治安情報】

タイに限らず、海外旅行に行く人は事前に現地の危険情報を確認するのがおすすめです。

外務省の海外安全ホームページ「タイ危険・スポット・広域情報」によると、2024年5月30日現在、一部地域に渡航中止勧告が出されています

タイ南端のマレーシアとの国境付近では、分離独立を標榜するイスラム武装勢力による襲撃・爆発事件が頻発しているのが原因です。

首都バンコクを含むその他地域は危険レベルが解除されているため、タイへの旅行は最新の治安情報の確認が必須と言えるでしょう

引用:外務省海外安全ホームページ/タイ危険・スポット・広域情報

タイ旅行に行く人は保険に加入すべき

海外旅行保険とは?

海外旅行保険
海外での旅行中に発生した病気やケガ、盗難や破損などのトラブルに対する補償が受けられる保険

タイでは日本の健康保険は使えないので、旅行中に病気になったりケガをしたりすると高額な医療費が発生します

タイ旅行に行く人は、医療費や賠償責任・救援費用など、万が一に備えられる旅行保険に加入しておけば安心して楽しめるでしょう

海外旅行保険の主な補償内容

補償項目 内容
医療費用の補償 病気やケガによる治療費、入院費用、
薬代などをカバー
賠償責任保険 第三者への事故に関する損害賠償を補償
救援費用保険 緊急時の救援活動や送迎、搬送費用を補償
損害保険 盗難や紛失、破損などのトラブルから
財産を守る
歯科治療 歯科治療を受けた際に治療費が支払われる
航空機遅延 飛行機が遅延した際にかかった
宿泊費や交通費の補償
弁護士費用 損害賠償請求する際の費用や、
弁護士への相談費用の補償

海外旅行保険の主な付帯サービス

付帯サービス 内容
電話対応サービス 24時間365日、日本語対応が可能なサービス
空港・宿泊施設間
における
送迎サービス
空港と宿泊施設感を送り迎えする車の手配
パスポートに
関するサポート
パスポート紛失・盗難などのトラブル時に
再発行の手続き方法などをサポート
クレジットカード
に関するサポート
カードの紛失・盗難などのトラブル時に
カード会社への手続方法などをサポート
旅行に関する安全情報
の提供サービス
海外に関する安全情報や気候・天候に関するアドバイス、予防接種など健康関連情報などを提供

タイ旅行で保険が役立つタイミング

タイは、日中であれば女性の一人歩きでも大きな問題はないとされていますが、大都市や観光地では盗難や詐欺が発生しやすいです

ここでは、タイ旅行で旅行保険が役立つタイミングを確認してみましょう

  1. 置き引き・スリ・盗難
  2. 交通事故(治療費・損害責任)
  3. 食中毒(治療費)

① 置き引き・スリ・盗難

置き引き・スリ・盗難は、タイへの旅行で注意すべきポイントとしてよく挙げられています。

タイ旅行で外出する際は貴重品を最小限にして、被害に遭いにくいカバンを利用するのがおすすめ。

観光地や市場・公共交通機関では、不正な商売による被害が多いので、盗難や詐欺被害を補償する旅行保険への加入を検討しましょう

携行品損害補償で概ね補償されますが、現金は対象外となるのが一般的です

② 交通事故(治療費・損害責任)

タイ旅行でタクシーやバスなどの公共機関、レンタカーを利用する人は、交通事故に注意しなければなりません

交通ルールの違いや言語の問題もあるため、法的支援や相談サービスを提供している旅行保険に加入しておくべきです。

タイで入院・手術をすると治療費が高額になりやすいので、事前に海外旅行保険でどのようなサポートがあるのかを確認しておきましょう

③ 食中毒(治療費)

タイ旅行では、食中毒や風邪、インフルエンザ、コロナといった一般的な健康トラブルも発生しやすいです

衛生状態が良くない飲食店や屋台などで食事をすると、食中毒になるリスクが高まります。

旅行保険に加入していればキャッシュレス決済を利用できる病院もあり、診察を受けるときの支払いは不要なのでタイ旅行を楽しむためにも保険に加入しておきましょう

タイの医療費と保険金支払事例

外務省の海外安全ホームページ「犯罪発生状況、防犯対策」によると、2022年の犯罪発生件数は下記のとおりです。

殺人・傷害致死事件(未遂含む):3,381件
強制性交等事件:1,621件
盗難事件等:24,851件
銃器・爆発物関連事案:112,993人
薬物犯罪事案:368,752人

2021年中旬頃から首都バンコク内で頻繁に発生している反政府デモでは、銃撃による負傷者も確認されています。

以下の保険金支払事例も参考に、旅行保険への加入を検討してみましょう

タイ旅行の保険金支払事例

【1】保険金支給額:939万円
オートバイにはねられ搬送。頭蓋骨骨折・硬膜外血腫・鎖骨骨折と診断され28日間入院・手術。医師・看護師が付き添い医療搬送。

【2】保険金支給額:672万円
スピードボートに乗船中、波の衝撃で腰を強打し救急車で搬送。腰椎圧迫骨折と診断され7日間入院・手術。

【3】保険金支給額:396万円
ホテルの階段で転倒し受診。離島からプーケットに移動後、外傷性血胸・肋骨骨折と診断され7日間入院。医師・看護師が付き添い医療搬送。

【4】保険金支給額:309万円
腰痛・足の痺れを訴え受診。腰椎すべり症と診断され8日間入院・手術。

クレジットカードの付帯保険では不十分?

クレジットカードは商品購入以外にも特典や補償、海外旅行保険の付帯サービスがありますが適用される条件は商品によって異なります

自動付帯」と「利用付帯」の2種類があり、ステータス性の高いクレジットカードほど補償内容が充実している傾向です。

自動付帯
クレジットカードを所持しているだけで自動的に適用される
利用付帯
旅行代金の支払いなど、特定の条件を満たすと補償が受けられる

クレジットカードに付帯する海外旅行保険の補償内容は主に6種類あるので、タイ旅行に行く前に補償内容を理解しておきましょう

▼ 海外旅行保険の保障内容
・死亡/後遺障害
・治療費用
・賠償責任
・携行品損害
・救援者費用等
・航空機遅延

タイ旅行に行くなら保険に加入しよう!

海外での旅行中に発生した病気やケガ、盗難や破損などのトラブルに対する補償が受けられる保険を海外旅行保険と言います

クレジットカード付帯のサービスもありますが、適応条件や範囲が限られているため海外旅行保険に加入しておいて損はありません。

旅行日数によって充実させるべき補償は異なるので、自分に合う旅行保険がわからない人は、一度保険のプロに相談するのもおすすめです