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PayPay証券でNISAを開くべき?他社と比較して後悔しない選択をしよう

「PayPay証券でNISAはできる?」
「PayPayポイントをNISAで投資できるの?」
「どれくらいでNISA口座の開設ができる?」
普段からPayPayを使っている人の中には、「PayPay証券でNISAを始めてみようかな」と考える人も少なくありません。
PayPay証券のNISA口座は使いやすいですが、一部の人には使いにくいと感じられるサービスでもあります。
本記事ではNISAの基本やPayPay証券でNISAを始める方法やデメリット、評判について詳しく解説していきましょう。
この記事の監修者
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有岡 直希
ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。- <保有資格>
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この記事の目次
PayPay証券のNISAとは?

NISAの基本内容
NISAは、投資で得た利益に税金がかからない制度です。
投資できる上限金額は決まっていますが、利益には一切税金がかかりません。
保有できる年数に期限がないので、じっくり運用できます。
税金の負担なく、長く資産を育てたい人が最初に始めやすい投資方法の1つです。
PayPay証券の特徴
PayPay証券では、100円からNISAで投資を始められます。
買い物などで貯めたPayPayポイントも使えるため、現金を使わなくても始められるのが特徴。
自動的にポイントがたまる仕組みやスマホのアプリだけで操作が完了するため、初心者でも簡単に投資家になれます。
他の証券会社とのちがい
PayPay証券は投資が初めての人でも操作しやすいですが、選べる投資信託や株の種類を他社と比較すると多くはありません。
操作方法や用語の疑問点をすぐに解消できる電話サポートも見当たらず、お問い合わせフォームからの問い合わせになります。
一方、松井証券や三菱UFJ eスマート証券などは無料で電話サポートが受けられるのが特徴です。
PayPay証券を選びたい理由がはっきりしている人を除けば、他の証券会社のほうが使いやすいと感じる人も多いでしょう。

PayPay証券でのNISA口座の開設方法
口座開設のステップ
最初にPayPay証券のアプリをスマートフォンに入れます。
アプリの「資産運用」からNISAを選び、指示に従って進めます。
本人確認として、マイナンバーカードや免許証の写真をアップロードします。
住所や勤務先などの情報を入力して、申し込みを完了させます。
開設時の注意点
非課税で使える枠が法律で決まっているため、複数の証券会社でNISA口座を同時には使えません。
証券会社の変更は年に1回だけできますが、投資初心者には変更も手間に感じるでしょう。
NISA口座を選ぶなら、最初はサポート体制や使いやすさを重視して選ぶのが賢明です。
他の証券会社と併用もできる
NISAは1人1口座までと決まっていますが、それ以外の「普通の証券口座」は複数の会社で持てます。
たとえば、NISAはPayPay証券、通常の取引は松井証券や楽天証券など、分けた運用も可能。
証券口座の申込時に「NISAを申し込まない」選択もできます。
申し込みフォーム内で「NISAを同時に申し込むかどうか」を聞かれる項目があるため、そこで「申し込まない」を選べば、通常の証券口座のみ開設されます。
2.3社の証券会社で少額から試してみてから、NISAを申し込む会社を選ぶのもおすすめです。
人気の証券会社 | |
タップで詳細 | 特徴 |
少額投資向けNISA運用に最適 | |
✅ 100円からのNISAを始められる ✅ JCBカードでのクレカ積立で高還元率 |
|
信用格付けAAランクの信用力 | |
✅ Pontaポイントが貯まる・使える ✅ au PAYカード決済で最大3%のポイント還元 |
|
dカードとの相性◎ | |
✅ NISAデビュープログラム開催中 ✅ dカード積立投資で最大3.1%のdポイント還元 |
|
業界最多水準の取扱商品数 | |
✅ 人気低コストインデックスファンド多数取扱 ✅ 投信マイレージ+クレカ積立でWポイント |
審査期間と開始タイミング
NISA口座の申し込みから、使い始められるまでには2〜3週間ほどかかります。
本人確認書類や入力情報に間違いがあると、審査に通りません。
免許証などに記載された情報と、入力内容をしっかり照らし合わせておきましょう。
申し込み完了の通知が届いたら、その日からすぐに投資を始められます。
PayPay証券NISAの始め方と取引手順
NISAの設定方法
アプリを開いて、NISA対象の投資信託を選びます。
「つみたて・買う」ボタンを押して、毎月の金額やタイミングを入力。
たとえば「毎月1万円を毎月1日に買う」などを設定できます。
毎月自動で積み立てられるため、習慣として続けやすいです。
その都度の買い方
買いたいと感じたタイミングで、アプリから銘柄を選びます。
購入する頻度の設定を「1回」に設定すると、単発での購入ができます。
専門用語は出てこないので、画面の案内どおりに進めれば迷いません。
売るときの流れ
売却したい銘柄を選択して「売る」を選択します。
何円分を売るのか設定して、「この内容で売る」を選択すると、売却が完了。
売ったあとのお金は、いったんPayPay証券の口座に入ります。
そこから出金の手続きをすれば、自分の銀行口座への送金が可能です。
PayPay証券のNISAのメリット

少額から始められる
PayPay証券では、たった100円からNISAを使って投資を始められます。
大きなお金を用意しなくても、気軽にスタートできるのが魅力です。
お金に余裕がない人でも、無理なく続けられる点が評価されています。
ポイントを使って投資できる
PayPay証券では、貯めたPayPayポイントをそのまま使って投資できます。
現金を使わずに始められるので、初心者でも気軽に試せます。
日々の買い物で貯まったポイントを、将来の資産に変えられるのが魅力です。
実際に使ってみて、アプリの使いやすさやサポートの安心感を感じた会社でNISA口座を開くのが賢いやり方です。
スマホで手軽に使える
スマホのアプリだけで、買う・売る・確認のすべてが完了します。
紙の書類や難しい操作は必要ありません。
どこにいても口座の残高や商品の動きをすぐに見られます。
買いたいときにサッと操作できるので、通勤中や空き時間でも手軽に扱えるのが便利です。
PayPay証券のNISAのデメリットと注意点
選べる商品の種類が少ない
PayPay証券では、投資できる商品の数が限られています。
他社と比べると、選べる投資信託や株式の種類は少なめです。
たくさんの選択肢から商品を選びたい人には物足りないかもしれません。

取引コストがやや高い
NISAで投資信託を積み立てるだけなら、どの証券会社でも買付手数料は無料です。
また、運用中にかかる信託報酬もファンドごとに決まっていて、証券会社による違いはありません。
ただ、将来的に株やETFの売買もしてみたいと感じたときは、PayPay証券だと取引ごとに独自の手数料がかかる仕組みになっています。
SBI証券や松井証券のように、株の売買手数料が無料になる会社と比べると、コストがデメリットだと感じるでしょう。

サポート体制に不安が残る
PayPay証券の主なサポートは、お問い合わせフォームです。
アプリが使いやすくても、初めて投資をする人によっては注文方法やお金の移動方法は分かりにくいと感じる人も少なくありません。
電話での注文方法やお金の移動方法などを聞けないのは、初めてNISAをはじめる人にとっては難点でしょう。
PayPay証券のNISAに対する評判・口コミ
PayPay証券でNISAを始めた人からの評判や口コミは以下の通りです。

PayPay証券は今のところ乗っ取りもおきてないし、余計な機能がなくて、おばさんでも使いやすい。
【引用:X】

PayPay証券口座に
・武田薬品工業720円(NISA)
配当金が入金されました💰
【引用:X】

PayPay証券のNISAの仕様がわからなくてずっとうまく運用できてない
【引用:X】

なんでPayPay証券でNISAを初めてしまったのか…
やらかしすぎ…
まあこれがなかったら投資に興味でなかったけどね
【引用:X】
実際に使っている人の声を見ると、「使いやすい」という意見がある一方で、操作や制度が分かりづらいと感じている人もいます。
とくに初めてNISAを使う場合は、仕組みや画面の流れをしっかり理解するのが大切です。
最初に少額で試しながら、自分に合っているかどうかを見極めると後悔のない取引ができます。
PayPay証券でNISAの前に証券口座を使う
PayPay証券のNISAは、100円から気軽に始められ、PayPayポイントも活用できるため、投資初心者にとって非常に敷居の低いサービスといえます。
ただし、取り扱い商品の選択肢が少ない点やサポート体制の面では、物足りなさを感じるユーザーも少なくありません。
NISAは1年に1社しか選べない制度だからこそ、「最初の一歩」は慎重に。
まずは通常の証券口座で、PayPay証券やサポートが充実している松井証券などを使い比べてみて、使いやすいと感じる口座でNISAを始めて資産を増や