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犬の口に多い病気とは?犬によくある口の病気と早期発見のポイントを解説

犬の口に多い病気とは?犬によくある口の病気と早期発見のポイントを解説

犬の口によくある病気は?
口の病気を予防する方法はある?

犬の口臭が強くなった、よだれが増えた、食べるのを嫌がるなどの変化は、口の病気が進行しているサインかもしれません

この記事では、犬の口に多い代表的な病気と、それぞれの症状、早期発見のために飼い主が気をつけたいポイントを紹介します。

犬の口内トラブルや病気、予防方法について知りたい方はぜひ参考にしてください!

この記事の監修者

  • 有岡 直希

    ファイナンシャルプランナー

    大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。
    <保有資格>
    AFP、2級ファイナンシャルプランニング技能士
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グッドカミング編集部
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犬の口に多い病気とは?

犬の口に多い病気
✅ 歯周病
✅ 歯肉炎
✅ 口内炎
✅ 口腔内の腫瘍
✅ 外傷や異物の詰まり

歯周病

犬の歯周病は、歯垢中の細菌が原因となって起こる炎症で、代表的な症状は以下の通り。

症状

・口臭がある
・よだれが多い
・歯茎が赤くなっている
・歯のぐらつき、歯が抜ける
・歯垢や歯石が付着している
・頭をふる
・口を触られるのを嫌がる
・顔の腫れ など

成犬の約80%が歯周病、歯周病予備軍と言われており、飼い主が気づかないうちに進行しているケースも多いです

犬の歯周病を放置し重症化してしまうと、以下のような状態になってしまいます。

外歯瘻(がいしろう):膿を排出する穴が目の下や顎の下にできている状態
内歯瘻(ないしろう):歯肉などの口腔粘膜に膿を排出する穴ができている状態
口腔鼻腔瘻(こうくうびくうろう):口腔と鼻腔を隔てる骨が破壊されて口腔と鼻腔が繋がった状態

歯周病は早期ケア・早期治療が重要になるため、症状に当てはまる場合はできるだけ早く動物病院を受診しましょう。

歯肉炎

歯周病の初期段階とも言える歯肉炎は、歯と歯ぐきの境目に炎症が起きた状態です。

歯石や細菌の繁殖によって引き起こされ、早期に発見・処置すれば元の健康な歯ぐきに戻る可能性があります。

症状

・歯垢や歯石が溜まる
・歯ぐきが赤くなる
・出血する
・ブラッシングを嫌がる
・口臭がある
・食事がしづらそう、嫌がる など

定期的な歯磨きや動物病院での歯科チェックで予防できるので、日々の口内ケアを徹底してあげましょう。

口内炎

口内炎は、舌や口の粘膜にできる炎症で、歯垢や歯石、ウイルス感染や慢性的な刺激、免疫異常、外傷などが原因とされています。

口の中が赤くただれたり、小さな潰瘍ができたりし、以下のような症状が現れるのが特徴。

症状

・よだれが増える
・口元を気にしてこする
・食欲が落ちる
・水を飲むのを嫌がる など

口内炎を予防するには、歯垢の付着を防いだり歯垢除去効果のあるドライフードやおやつ、おもちゃを与えるのが効果的です。

口腔内の腫瘍

口の中や唇にできるしこりや腫れの中には、良性のものもありますが、悪性腫瘍(がん)の可能性も

特に中高齢の犬に多く見られるのが特徴で、以下のような症状があり、早期の診断と治療が重要です。

症状

・口の中にしこりがある
・片側だけ顔が腫れる
・出血が続く
・フードを落とす、噛めない など

腫瘍の種類によっては、外科手術や放射線治療が必要になるケースもあります

外傷や異物の詰まり

犬は口の中をおもちゃや固いもので傷つけたり、木片や骨が挟まって取れなくなったりするケースもあります。

急に口を開けなくなったり、前足で口元をかくような仕草を見せたら、何かが詰まっているかもしれません

見つけた場合は無理に取ろうとせず、動物病院で安全に処置してもらいましょう。

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犬の口の病気に備えられるペット保険

ペット保険は、ペットが病気やケガをして動物病院を利用した際の治療費や入院費、手術費の一部を補填するための保険です。

ペットが病気やケガをした場合の治療費は、基本的に飼い主さんが全額自己負担しなければなりません。

保険金が必要になってから加入しても、補償は受けられないため、病気や怪我をしてしまう前に加入しておきましょう。

加入時はどんな病気について補償されるのか、病気を発症しても保険の更新はできるのか確認しておくと安心です。
ペット
保険
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保険
対象
犬・猫
犬・猫・小動物・鳥類・爬虫類
犬の
保険料
(月額)
【0歳~4歳】
ネクスト:1,550円
ライト:1,220円
ミニ:380円
※トイ・プードルの場合
※50%補償・インターネット割引・免責額適用特約あり
【バリュー】
0歳:3,980円
1歳:2,910円
2歳:2,960円
※トイ・プードルの場合
補償
割合
50%・70%・90%
※ミニプランは70%のみ
100%
※入院・通院・手術の1日(1回)の上限金額および年間上限回数あり
特徴 0歳~4歳まで保険料変動なし満10歳まで加入可能
ネクストプランは歯科治療・パテラ・ガン・泌尿器疾患も補償※歯石取りは除く
全国の動物病院が対象
休日診療費・時間外診療費も補償
スマホでいつでも保険金請求ができる
見積
申込
B24-011(240717) JACAP202400079

犬の口に多い病気を予防する方法

犬の口内ケアを徹底する

歯周病や口内トラブルを防ぐため、歯磨きを日常のルーティーンに取り入れるのがおすすめ。

歯石は自宅では取り除けませんが、歯石のもととなる歯垢は毎日の歯磨きで除去できます

いきなり歯を磨こうとするとびっくりするわんちゃんも多いので、ガーゼを指に巻いて口の周りを触ったり、歯ブラシを舐めさせたりして、少しずつ慣れさせましょう。

また、噛むと歯垢を除去できるガムやデンタルトイは、歯みがきが苦手な犬に効果的です。

安全性の高い素材を選び、飼い主の目の届くところで与えるようにしましょう。

自宅での歯磨きはもちろん、病院での歯石取りもこまめにしてもらうのも効果的です。

口腔チェックの習慣化

犬の口の中の病気は見えにくいため、発見が遅れやすい傾向にあります。

以下のような変化に気づいたら、早めに獣医師に相談してください。

● いつもより強い口臭がする
● 片側だけで噛んでいる
● よだれの量が多く、粘つく
● フードを食べるのに時間がかかる
● 顔を触られるのを嫌がるようになった

定期的に口の中をのぞき、歯の色、歯ぐきの状態、口臭などに変化がないかを確認する習慣をつけておくと、早期発見に繋がるでしょう。

ドライタイプのフードに変える

ウェットタイプのドッグフードは軟らかく、歯の間に残りやすいので、歯周病予防にはドライタイプのドッグフードがおすすめです。

固いドッグフードなら、噛む回数が増える事で唾液が多く分泌され、噛むだけで歯の表面の歯垢を落とせます

適度に噛む力を使うドライフードや、デンタルケア成分を含んだフードも取り入れると、より効果的な口内ケアができるでしょう。

定期的に健康診断を受ける

犬の歯周病に気付かず放置していると、歯周病菌が血流に乗って心臓にまで到達し僧帽弁閉鎖不全症を引き起こす原因に。

口の中の病気以外にも、命に関わる腎臓病や初期症状が出ない肝臓病などがあり、犬の健康を守るためには早期発見・早期治療が重要になります。

定期的に血液検査や尿検査、レントゲン・エコー検査などの健康診断を受けておくと、異常時の早期発見に繋がるでしょう

6歳までは年に1回程度、7歳以上になれば年に2回程度の定期検診を受けるのがおすすめです。

犬の口に多い病気別の治療費の目安

口腔内の病気にかかる費用は、治療内容や地域、病院によって異なりますが、以下は一般的な目安です。

歯周病
● 歯周病軽度(歯石除去など):~4万円程
● 歯周病中度(抜歯など):~8万円程
● 歯周病重度:~10万円程
歯肉炎
● 初期治療+ケア指導:3,000〜6,000円程
口内炎
● 診察+投薬:3,000〜8,000円
● 慢性化時の通院:1回あたり5,000〜1万円程
口腔内の腫瘍
● 検査(レントゲン・細胞診など):1万〜2万円程
● 手術・入院:10万円以上かかるケースもあり
異物除去
外傷処置
● 軽度の処置:5,000〜1万円程
● 麻酔下での除去:2万〜4万円程

1回で完治しない場合は、複数回診察を受ける必要があるため、治療費もその分高くなるので注意しましょう

ペット保険に加入していない場合、口の病気の治療費は高額になりやすいため、予防の徹底が非常に重要です。

犬の口の病気にペット保険は利用可能

病気の症状によっては10万円近くの治療費がかかるので、歯周病治療が補償対象になるペット保険に加入しておくのがおすすめ

歯周病の治療費を補償していても、予防や美容を目的とした歯石取り(歯石除去)などは補償対象外になる保険もあるので、注意が必要です。

歯周病になって加入しても補償対象外になるケースがほとんどのため、病気になってしまう前にペット保険へ加入しておきましょう

グッドカミング公式LINEに登録すると、無料でペット保険の相談ができます。

犬の口に多い病気とは?:まとめ

犬の口の中には、歯周病や歯肉炎、口内炎、腫瘍、異物など、様々なトラブルが潜んでいますが、飼い主さんも気づかないまま進行してしまうケースも多いです。

早期発見と予防のためには、日々の観察とケアが欠かせません

歯磨きやデンタルグッズの活用、食生活の見直しなど、自宅でできるケアを習慣にし、愛犬の健康を守っていきましょう。

また、愛犬の病気やけがに備えられるように、ペット保険への加入も検討してくださいね。