- 保険
- ペット保険
ゴールデン・レトリバーがかかりやすい病気とは?症状や病気の予防法を解説

ゴールデンレトリバーがかかりやすい病気は?犬の病気を予防する方法は?
ゴールデンレトリバーは穏やかで知的な性格から多くの家庭で愛されている犬種です。
この記事では、ゴールデンレトリバーがかかりやすい主な病気と犬の病気を予防する方法を解説します。
この記事の監修者
-
有岡 直希
ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。- <保有資格>
- AFP、2級ファイナンシャルプランニング技能士
- この記事の編集者
- 最新記事

- グッドカミング編集部
- グッドカミングは、保険/資産運用/将来設計/投資など「お金」の悩みを解決するWebメディアです。ファイナンシャルプランナーが記事を監修し、情報の信頼性を担保。様々な経歴のライターが、自身の経験やお金に悩む人の体験談を基に記事を執筆しています。
- ナース専科 転職はしつこい?怖い・しつこいと感じる理由と対処法 2025.02.26
- ナースではたらこは連絡がしつこい?しつこいと感じる理由と対処法 2025.02.26
- doda Xのプラチナスカウトとは?オファーの特徴&スカウトサービス活用法 2025.02.26
この記事の目次
ゴールデンレトリバーの特徴

ゴールデンレトリバーは賢さと優しさを兼ね備えた大型犬で、大型犬の中では2番目に飼育頭数が多い非常に人気の犬種です。
人懐っこい性格と高い適応力を持ち、盲導犬・介助犬・警察犬としても活躍しています。
成犬の体重は25~34kgほどで、平均寿命は約10~13歳。
ゴールデンレトリバーは他の犬種よりもがんの発症率が高く、大型犬の中でも寿命が短い犬種とされています。

ゴールデンレトリバーがかかりやすい病気

ゴールデンレトリバーは遺伝的な要因や体の構造により、以下のような病気にかかりやすい傾向があります。
✅ アトピー性皮膚炎
✅ 膿皮症
✅ 外耳炎
✅ 耳血腫
✅ 癌・悪性腫瘍
✅ 胃捻転
股関節形成不全
股関節形成不全は、股関節の発育や発達に異常があり、歩行に支障が出る病気です。
遺伝的な要因が大きいですが、環境や体重の増加が原因になる時もあります。
・足の痛み
・足を引きずる
・腰振り歩行をしている
・うさぎ跳び走行をしている など
子犬の時期には片足に症状が見られるケースが多く、成犬では両足で症状が見られるケースが多いです。
歩行時に足を引きずっていたり、うさぎ跳びや腰振り歩行動が見られる場合は、すぐに病院で診察してもらいましょう。
アトピー性皮膚炎
ゴールデンレトリバーは皮膚が敏感で、アトピー性皮膚炎を発症しやすいです。
アトピー性皮膚炎は、免疫状態が不安定になるトラブルで、ハウスダストや花粉、カビなどに反応して引き起こされます。
・かゆみ
・皮膚の赤み
・掻き壊しによるかさぶた
・消化器の不調
・脱毛 など
激しい痒みを伴うケースも多く、自分で搔きむしってしまい皮膚を傷つけ出血するなどのケースも。
生後6ヶ月~3歳で多く発症が見られ、足や顔などに症状が表れやすいです。
膿皮症
膿皮症(のうひしょう)は、何らかの原因で皮膚のバリア機能が低下し、ブドウ球菌が過剰に増殖し、皮膚が化膿する皮膚病です。
・かゆみ
・脱毛
・黒いかさぶた
・ニキビのような発疹
・湿疹 など
膿皮症は皮膚の深さによって、「表面性膿皮症」「表在性膿皮症」「深在性膿皮症」の3つに分けられますが、治療法も異なります。
犬で多く見られるのは、皮膚の中や毛穴の中などの表皮内に細菌が侵入し、増殖する「表在性膿皮症」です。
細菌が繁殖しやすい高温多湿の季節に症状が悪化する傾向があり、子犬の時期の発症も多いため、梅雨の時期は気を付けてあげましょう。
外耳炎
外耳炎は、アレルギーやダニ、高温多湿の環境が原因で外耳道と呼ばれる耳の入口から鼓膜までの穴で炎症が起きる皮膚病です。
においがする耳垢が溜まっていたり、耳の中が赤くなっていたり、耳や首を床や壁に擦りつけたり引っ掻いたりしている場合は、外耳炎の可能性があります。
・耳垢が増える
・耳垢の色が黒っぽい
・耳からきつい臭いがする
・耳ダレが出る
・耳を頻繁に搔いている
・耳をこすりつける
・耳の穴の周囲が赤くはれる
・頭を振る など
悪化すると炎症が鼓膜から奥に広がり、中耳炎や内耳炎を発症する恐れがあるため、症状が見られたらすぐ獣医に相談しましょう。
耳血腫
耳血腫は、犬の耳の皮膚と軟骨の間に血液がたまり、耳介(耳たぶ)の内側が大きく膨れる病気です。
● 耳を振る、かく行動が増える
● 耳が熱を持っている
● 触れると痛がる
● 腫れた部分が柔らかく、液体が溜まっている感触がある
● 耳が変形して垂れる(放置するとカリフラワー耳になる)
頭を激しく振ったり、耳を激しく掻くなど耳介への外的刺激が原因とされています。
命にかかわる病気ではありませんが、放置すると激しい痛みや不快感が続き、耳の変形や一部が壊死する可能性も。
愛犬が耳を気にしていたり、耳が腫れるなどの症状が見られたら、すぐに動物病院へ連れていきましょう。
癌・悪性腫瘍
ゴールデンレトリバーは以下のような腫瘍・癌を発症しやすい犬種です。
・悪性リンパ腫
・血管肉腫
進行が早く血液検査だけでは発見しにくい病気のため、以下のような症状や愛犬の様子がおかしいと感じたらすぐに獣医師の診察を受けてください。
● 元気がなくなる
● 急激に体重が減少する
● 咳が止まらない
● 内出血が見られる
● 嘔吐・下痢
癌や悪性腫瘍の原因は明らかになっておらず、一度発症すると完治が難しいため、早期発見や定期的な検査が重要になります。
胃捻転
胃捻転は、胃がガスや食べ物で膨張し、さらに回転してしまう状態です。
胃のねじれによって血流が遮断され、組織が壊死するリスクがあるので、短時間で悪化するため、緊急治療が必要になります。
● 吐きたそうにしているのに吐けない
● 少量の泡状のよだれを出す
● 苦しそうに立ったり座ったりを繰り返す
● 不安そうな様子でウロウロする
● 呼吸が浅く速くなる
● 心拍数が上昇する
遺伝的要因や食事後すぐの激しい運動・水を大量に飲むなど、原因は様々ありますが、ゴールデンレトリバーは発症しやすいため、特に注意しましょう。
-
月払保険料¥1,560※トイ・プードル0歳ペットほけんマックス70%補償プラン|保険期間:1年 | 保険料払込期間:1年
-
月払保険料¥1,550※トイ・プードル0歳ペットほけんフィット70%補償プラン|保険期間:1年 | 保険料払込期間:1年
-
月払保険料¥1,998※トイ・プードル0歳プラン70スタンダード|保険期間:1年 | 保険料払込期間:1年
ランキングは各保険商品の優劣や推奨を示すものではなく、2025年01月01日~01月31日の申込件数、資料請求件数、及びアクセス数に基づいて作成したものです。
ゴールデンレトリバーの病気の予防法

✅ 食事・体重管理をする
✅ 定期的に健康診断を受ける
毎日のケアを習慣にする
ゴールデンレトリバーが健康的に過ごすためには、運動習慣やご飯の質も整えるのが重要ですが、環境の変化やストレスによって体調を崩すケースもあります。
ストレスや不安が原因の場合はストレスの要因を取り除き、安心できる環境を作ってあげるのが大切です。
また、ゴールデンレトリバーの被毛は厚く長いため、週に数回のブラッシングや月に1回程度のシャンプーで皮膚を清潔に保ちましょう。
普段からよく観察して、いつもと違う様子が見られれば症状が悪化する前にできるだけ早めに動物病院を受診してください。
食事・体重管理をする
ゴールデンレトリバーの健康を保つには、年齢に合わせた食事や運動による体重管理も大切です。
食後すぐは胃捻転を発症する恐れがあるため、ご飯を食べたあとは1時間ほど経ってから運動させてあげてください。
また、関節や筋肉の健康を保つには、栄養バランスの取れた食事だけでなく適度な運動も欠かせません。
肥満を防ぐためにも、適切なカロリー量を守り、体重管理をし関節や心臓への負担を軽減しましょう。
定期的に健康診断を受ける
年に1~2回、定期的に血液検査や尿検査、レントゲン・エコー検査などの健康診断を受けておくと、早期発見・早期治療に繋がります。
6歳までは年に1回程度、7歳を過ぎたシニア期は年に2回程度の定期検診を受けるのがおすすめです。
ペット保険で愛犬の万が一に備えよう

ペット保険は、ペットが病気やケガをして動物病院を利用した際の治療費や入院費、手術費の一部を補填するための保険です。
ペットが病気やケガをした場合の治療費は、基本的に飼い主さんが全額自己負担しなければなりません。
保険金が必要になってから加入しても、補償は受けられないため、病気や怪我をしてしまう前に加入しておきましょう。
ペット 保険 |
日本ペット | SBIプリズム少短 |
---|---|---|
![]() |
![]() |
|
保険 対象 |
犬・猫
|
犬・猫・小動物・鳥類・爬虫類
|
犬の 保険料 (月額) |
【0歳~4歳】 ネクスト:1,550円 ライト:1,220円 ミニ:380円 ※トイ・プードルの場合 ※50%補償・インターネット割引・免責額適用特約あり |
【バリュー】 0歳:3,980円 1歳:2,910円 2歳:2,960円 ※トイ・プードルの場合 |
補償 割合 |
50%・70%・90% ※ミニプランは70%のみ |
100% ※入院・通院・手術の1日(1回)の上限金額および年間上限回数あり |
特徴 | 0歳~4歳まで保険料変動なしで満10歳まで加入可能 ネクストプランは歯科治療・パテラ・ガン・泌尿器疾患も補償※歯石取りは除く |
全国の動物病院が対象 休日診療費・時間外診療費も補償 スマホでいつでも保険金請求ができる |
見積 申込 |
||
B24-011(240717) | JACAP202400079 |
ゴールデンレトリバーがかかりやすい病気:まとめ

ゴールデンレトリバーは賢さと優しさを兼ね備えた大型犬で、遺伝的な要因や体の構造によって以下のような病気にかかりやすいです。
✅ アトピー性皮膚炎
✅ 膿皮症
✅ 外耳炎
✅ 耳血腫
✅ 癌・悪性腫瘍
✅ 胃捻転
食事や運動、定期的な健康診断を通じて、病気のリスクを軽減し、ゴールデンレトリバーが快適に暮らせる環境を整えましょう。
また、愛犬の病気やけがに備えられるように、ペット保険への加入も検討してくださいね。
