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留学時の保険は入らないとどうなる?加入しておいた方がいい留学保険と必要性を解説

留学時の保険は入らないとどうなる?加入しておいた方がいい留学保険と必要性を解説

『留学に保険は必要?』
『留学保険に加入してないとどうなる?』

留学を検討中の方は保険に加入した方が良いか悩んでいる方は少なくありません。

今回は留学保険に加入していないとどうなるか、留学保険の必要性や補償内容を詳しく解説します。

留学保険に加入しておいた方がいいか知りたい方は必見です。

この記事の監修者

  • 有岡 直希

    ファイナンシャルプランナー

    大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人対象のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある保険商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。
    <保有資格>
    AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
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グッドカミング編集部
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グッドカミングは、保険/資産運用/将来設計/投資など「お金」の悩みを解決するWebメディアです。ファイナンシャルプランナーが記事を監修し、情報の信頼性を担保。様々な経歴のライターが、自身の経験やお金に悩む人の体験談を基に記事を執筆しています。

留学保険に入っておかないと強制帰国!?

国によっては留学保険に加入していないと強制的に帰国させられてしまう

保険未加入者NGな国もある

カナダ・フランス・アイルランド・ドイツでは留学保険・ワーキングホリデー保険などに加入していないと入国できません

実際にカナダ入国時に保険加入を証明できなくて、その次に出発する飛行機に載せられてその日のうちに日本に帰国させられた人もいます。もちろん飛行機代もご自身で負担させられていました。
引用:保険加入及び重要性

留学先で強制帰国の措置を取られないために行く国に限らずワーキングホリデー保険・留学保険へ加入しておく方もいるようです。

強制帰国を防ぐ以外にも様々な理由から留学保険へ加入している方がいます。

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では、留学保険にはどんな必要性を求めて加入しているのでしょうか?

留学保険の必要性

ワーキングホリデーや留学をするに伴い保険加入するのは、一見無駄に感じる方も少なくありません。

しかし、実際にワーキングホリデー保険加入者が保険金請求約64.7%と高めの割合で行われています。

引用:保険加入及び重要性

ワーホリ・留学保険の加入は自分のためだけではない

ワーキングホリデー保険・留学保険の加入理由は『強制帰国を避けるため』以外にも以下が挙げられます。

  1. 送り出す家族に安心してもらうため
  2. 留学先でのケガ・病気に備えるため
  3. 滞在先での疲労・ストレスによる体調トラブルに備えるため
  4. 治療費以外のトラブルにも備えられる

✅家族のためにワーホリ・留学保険に加入する

海外渡航をすると聞いて心配する家族は思っている以上に多いです。

旅先でのケガや病気にも保険で備え、準備していると示すのが旅立ちの助けになるでしょう。

✅海外では日本よりも治療費がかかる

日本は公的保障が充実しており、医療費の自己負担額が三割程度までで済みます。

しかし、海外で病気やケガをしてしまうとその比でないくらいの治療費がかかるでしょう。

たとえば… 
盲腸の手術は日本だと15万円ほどの自己負担額で受けられます。
しかし海外だと
100~200万円ほどかかる手術となり負担が大きいでしょう。

上記のようなケースもあり、万が一に備えワーキングホリデー保険・留学保険へ加入しておく方もいるようです。

✅慣れない土地では疲労・ストレスが溜まりやすいかも

ワーキングホリデー保険の加入者が保険金請求をした割合が約64.7%と過半数を超えているのは、慣れない環境課へ飛び込んだが故とも取れます。

日本ではなんともないと感じていた事柄でも、滞在先では自己やケガの原因となったり、精神面が思うように回復しない可能性も。

更に、日本では自己負担額が少ない治療でも海外で受けると医療費が高額になり困窮するケースも少なくないようです。
ワーキングホリデー保険・留学保険は入っておくだけで渡航先での身体面・精神面での支え・備えになる。

✅医療費以外のトラブルもあり得る

海外で起こり得るトラブルは医療費だけではありません

滞在先で何かを破損させた・ケガを負わせてしまった・巻き込まれてしまい裁判沙汰になったなどのトラブルで賠償問題に発展する可能性も。

日本よりも弁護士費用や賠償金が高額になる傾向にあり、そうなるとあっというまに悲惨な滞在経験となるでしょう。

治安の面でも盗難や詐欺の心配があるため、それらの内容が充実しているワーキングホリデー保険・留学保険へ加入しておくのが安心です。

言葉の通じにくい海外でのトラブルに見舞われたときにもワーキングホリデー保険・留学保険は役立つ!

興味のある方はファイナンシャルプランナーに相談してみましょう!

保険にお悩みの方におすすめ!

ワーホリ・留学保険の選び方と注意点

加入の準備は早くから始めておく

ワーキングホリデー保険を利用する際は出国の際に保険証やガイドブック等を持っていなくてはなりません
引用:保険加入及び重要性

ワーキングホリデー保険や留学保険に加入して海外渡航するなら、出国の1か月前には手続きをすべて終えておく必要があるでしょう。

❗注意点 
加入契約が正しく行われていなかったり、完了していないと保険金が十分に支払われません。

余裕をもって『入りたいワーホリ・留学保険を見つける』『加入申請をする』『出国1か月前には加入済みの状態にする』などしっかり準備をしておくのが大事です。

行く国によって必要な内容を選ぶ

ワーキングホリデーで渡航できる国は29か国

留学だと別の選択肢もあり『どこに渡航するか』で用意する補償内容も随分変化します

たとえば… 
治安が心配な国なら盗難への補償をつける、滞在先でのトラブルが心配なら賠償責任に対する補償をつけるなど
行く国に合わせて内容を決めましょう。

滞在先が決まったら出国までその国の情勢や政治・経済、滞在する料やアパートの立地やルールなど調べられる範囲でしっかりリサーチしておくと失敗しにくいです。

ワーホリ・留学保険とは

ワーキングホリデー保険・留学保険とは
海外留学中の病気・ケガの治療費、盗難、航空機遅延、賠償トラブルなどを補償する保険です。

内容は商品により違い、どこまで補償したいかで選ぶ商品が変わってきます。

ワーキングホリデー保険・留学保険の基本的な仕組み

ワーキングホリデーや留学の際に加入する保険の選択肢は以下3つ。

  1. 海外旅行保険
  2. 海外留学保険
  3. ワーキングホリデー保険

3つにはそれぞれ加入対象者や補償内容はもちろん、滞在先・期間・範囲・種類など様々な違いがありますが以下のような共通の内容が備えられています。

※ただし、商品によっては補償内容が異なりますのでご注意ください!

ご自身のケガや病気の補償
傷害死亡
疾病死亡
ケガまたは病気で亡くなったときに補償する
傷害後遺障害 旅行中の交通事故が原因で後遺障害が発生した時に補償する
治療・救援費用 階段で転倒して骨折/盲腸で入院/ケガや病気で長期入院し、日本から家族が現地に駆け付ける際に補償する
身の回り品の補償
生活用動産補償 アパートに泥棒が入りPCを盗まれた/カメラを落として破損した、などを補償する
(※生活用動産(パスポート含む)の紛失または置き忘れによる損害については保険金支払いなし)
航空機遅延などの補償
航空機
寄託手荷物遅延
航空会社に預けた手荷物が出てこない/ロストバゲージに対する補償
航空機遅延費用 悪天候で搭乗予定の飛行機が飛ばなかった場合に補償する
その他トラブルへの補償
個人賠償責任(長期用) 賠償トラブルに巻き込まれた場合の補償
(例:お湯が出たまま寝てしまい水浸しになった家屋の修理費を請求された)

✅海外旅行保険

海外に短期で滞在する旅行者を対象とした保険。

先に紹介した内容の中から保険会社が短期旅行向けに組み合わせた内容の商品を取り扱っています

ワーキングホリデーや留学ほどの長期滞在は対象外ですが、海外旅行の予定がある方は海外旅行保険についてリサーチしておきましょう!

✅海外留学保険

留学向けで長期滞在者が対象の保険。

ワーキングホリデー保険よりも滞在期間が長く設けられた商品が多く、内容はワーキングホリデー保険と似通っているようです。

✅ワーキングホリデー保険

ワーキングホリデー向けの長期滞在者が対象の保険。

留学より短期にはなりますが、旅行よりも長期的に海外滞在するワーキングホリデー向けに作られた保険です。

寮生活となる留学と違い、アパート暮らしをするワーキングホリデーでの生活に向けた内容で『生活用動産補償』や『個人賠償責任への補償』が組み込まれた商品が多く取り扱われています。

✅ワーホリ・留学保険の予算は?

保険の予算は25万円~30万円位を見積もっておけば、まず安心です。
引用:保険加入及び重要性

選ぶ商品で予算は違います。

ただ、生命保険に比べ『身近に危険がある可能性が高い海外渡航』にむけて備える保険なので無駄にしたとは思いにくいのではないでしょうか。

そもそもワーキングホリデーってなに?

ワーキングホリデー制度とは
二つの国・地域間の取り決め等に基づき、各国・地域が相手国・地域の青少年に対し自国・地域の文化や一般的な生活様式を理解する機会を提供するため、自国・地域において一定期間の休暇を過ごす活動とその間の滞在費を補うための就労を相互に認める制度
引用:ワーキングホリデー(ワーホリ)制度とは

現在、ワーキングホリデー制度を利用して滞在できるのは以下の29か国です。※2024年9月時点

国名 公用語
オーストラリア 英語
カナダ 英語/フランス語
ニュージーランド 英語/マオリ語
イギリス 英語(ウェールズ語、ゲール語等使用地域あり)
ドイツ ドイツ語
フランス フランス語
アイルランド アイルランド語(ゲール語)/英語
デンマーク デンマーク語
ノルウェー ノルウェー語/サーミ語
香港 広東語/中国語(マンダリン)/英語
台湾 台湾語/中国語(国語/繁体字圏)/客家語
韓国 韓国語/韓国手話言語
ポーランド ポーランド語
ポルトガル ポルトガル語
スロバキア スロバキア語
オーストリア ドイツ語
ハンガリー ハンガリー語
スペイン スペイン(カスティージャ)語★
チェコ チェコ語
アルゼンチン スペイン語
チリ スペイン語
アイスランド アイスランド語
リトアニア リトアニア語
スウェーデン スウェーデン語
イタリア イタリア語
(地域によりドイツ語、フランス語等少数言語あり)
フィンランド フィンランド語/スウェーデン語
(なおスウェーデン語は全人口の約5%、2021年統計)
ラトビア ラトビア語
★スペインの公用語についての注意点
スペイン憲法は、第3条において、各自治州の自治憲章の定めにより他の言語も当該自治州の公用語とすると認めており、現在、バスク語(バスク州、ナバーラ州北西部)/カタルーニャ語(カタルーニャ州/バレアレス州)/ガリシア語(ガリシア州)/バレンシア語(バレンシア州)/アラン語(カタルーニャ州)がそれぞれ公用語として認められている。)

また、ワーキングホリデー制度で海外滞在できるのは『日本国籍を有する18歳~30歳までの人』となっています。

使用にタイムリミットのある制度なので悩んでいる方はまずワーキングホリデーや海外留学のための保険について調べてみるのがおすすめ。

ワーホリ保険・留学保険について知っておくと、実際に渡航したとき具体的にどんな事柄・トラブルで困る可能性があるのかわかる!

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留学保険は必須になる国もある!留学するなら加入して準備をしておこう

今回は留学保険に加入していないとどうなるか、留学保険の必要性や補償内容を詳しく解説しました。

国によっては留学保険に加入していないと強制的に帰国させられてしまうため保険加入はしておいた方が良いです。

無駄に感じる方もいる留学保険ですが、実際にはワーキングホリデー保険加入者の保険金請求約64.7%と高めの割合
で行われています。

また、以下のような理由から留学保険に加入している方が多数。

  1. 送り出す家族に安心してもらうため
  2. 留学先でのケガ・病気に備えるため
  3. 滞在先での疲労・ストレスによる体調トラブルに備えるため
  4. 治療費以外のトラブルにも備えられる

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