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コロナでも国内旅行保険は使える?国内旅行保険の詳細について解説

コロナでも国内旅行保険は使える?
国内旅行ではキャンセル保険に加入すべき?
コロナでも国内旅行保険が使えるのかわからず、悩んでいる人は少なくありません。
本記事では、国内旅行保険やキャンセル保険の詳細・おすすめな人について解説。
使えるのか知りたい人は必見です!

この記事の監修者
-
有岡 直希
ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。- <保有資格>
- AFP、2級ファイナンシャルプランニング技能士
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この記事の目次
国内旅行保険はコロナに備えられる?
国内旅行保険の内容

国内旅行保険とは
国内旅行中のケガや他人への賠償・手荷物など携行品への損害等に備える保険
国内旅行保険の主な補償内容は下記の通り。
- ✅自分自身のケガへの補償
✅他人への賠償責任
✅携行品損害への補償
✅事故の救援者費用の補償
✅航空機の遅延・欠航に対する補償
国内旅行保険の内容①ケガの補償
国内旅行保険に加入すると、まず第一に旅行中の自分自身のケガに備えられます。
もしケガにより手術や入院・通院をした場合には、保険金が支払われるのが特徴です。
スキー中に転倒したなど
国内旅行保険の内容②賠償責任
国内旅行保険の賠償責任補償では、旅行中の他人への賠償責任に備えられます。
他人にケガをさせたり他人の物を壊して損害賠償責任を負うと保険金が支払われる補償です。
国内旅行保険の内容
③携行品損害補償
国内旅行保険の携行品損害補償では、旅行に持っていく身の回り品への損害に備えられます。
破損や盗難などの事故によって携行品に損害が生じると保険金が支払われる補償です。
誤ってカメラを落として壊れたなど
国内旅行保険の内容
④事故の救援者費用
✅国内旅行中にケガをして14日以上入院した
✅被保険者が搭乗する飛行機や船舶が遭難した
上記のような場合等に、現地に向かった被保険者の親族が負担した交通費や捜索救助費用を事故の救援者費用では補償します。
国内旅行保険の内容
⑤保険航空機遅延費用補償
国内旅行保険の保険航空機遅延費用補償では、飛行機の遅延・欠航リスクに備えられます。
飛行機の遅延や欠航で発生した宿泊延泊料金等に対して保険金が支払われる補償です。
国内旅行保険は、基本的に旅行中のケガなどに備える保険です。
新型コロナウイルスに感染して旅行をキャンセルする事態に備えるなら、国内旅行保険よりキャンセル保険に加入するのが賢明でしょう。
引用:法務省

コロナに備えるなら国内旅行保険より
キャンセル保険がおすすめ

旅行キャンセル保険とは
旅行出発前に宿泊をキャンセルした場合、キャンセル料や違約金を全額もしくは一部補償してくれる保険。
旅行キャンセル保険は旅行保険とセットの商品が多いですが単体契約できる商品もあります。
自分だけでなく家族の急な体調不良や、飛行機の欠航など不測の事態に備えられる保険です。
コロナでもキャンセル保険は使える?
適用条件を確認するのが◎

コロナの感染リスクに備えて国内旅行時にキャンセル保険に加入する人は少なくありません。
✅感染症危険情報による退避勧告
✅出入国規制
コロナなど感染症の流行拡大が懸念されると、外務省は上記の発令をする場合があります。
もし発令により海外旅行をキャンセルすれば、基本的に保険金の支払い対象になるでしょう。
しかし、自分自身や一緒に旅行に行くはずの人がコロナに感染してキャンセルするケースだと保険金が支払われるとは限りません。
コロナに感染して国内旅行をキャンセルしても保険金が支払われるか否か、加入する前に一度補償の適用条件を確認しておきましょう。

【コロナ】国内旅行ではキャンセル保険に加入すべき?
キャンセル保険がおすすめな人

- ・子どもがまだ小さい家庭
・親や家族を介護している家庭
・天候によってはイベント中止があり得る人
・台風が発生しやすい時期に旅行する人
子どもがまだ小さい家庭や親を介護している家庭だと、家族の急な体調不良などで国内旅行を直前キャンセルする可能性は低くありません。
台風の時期で飛行機が飛ぶか不安な人にも、国内旅行キャンセル保険はおすすめです。
キャンセル保険の保険料はだいたい数百円から数千円なので、直前キャンセルしかねない不安要素がある人はぜひ検討してみましょう。
コンサートやフェスなど行くはずだったイベントが中止になった人向けの保険もあります。
チケットガード(不使用チケット費用補償保険)
災害や主催者側の都合でコンサートやイベントが中止になるとチケット代が補償されます。
不使用チケット費用補償保険の申込期限はチケット購入後5日以内とする商品が多いです。

国内旅行キャンセル保険の注意点
キャンセル保険には補償の対象外あり
- 旅行キャンセル保険が適用される条件
・病気やケガ
・家族の急な体調不良
・交通機関の乱れ
・死亡
・火災や自然災害
・パスポートの盗難
※適用条件の詳細は保険会社ごとに異なります。
旅行キャンセル保険には家族の病気・ケガやペットの死亡まで適用される商品や、キャンセル理由を問わない商品も中にはあります。
しかし適用条件を細かく定めた商品もあるので、加入前の条件確認は欠かせません。
特にコロナによる国内旅行のキャンセルを危惧している人はまず補償内容を確認しましょう。
ホテル | |
---|---|
9日~前日 | 20% |
当日 | 80% |
連絡なし | 100% |
基本的に国内ホテルは1週間前からキャンセル料が発生するところが多いです。
予約した宿泊施設のプランによってキャンセル料の設定は異なるので、ホテルを予約したら必ずキャンセルポリシーを確認してください。
キャンセル保険は全額補償されるとは限らない
キャンセル保険の中には、適用条件を満たしているものの理由によっては全額ではなく一部補償になる商品もゼロではないです。
もちろん中には、「100%補償するプラン」や「70%補償するプラン」など理由に関係なく補償割合を初めから選べる保険商品もあります。
キャンセル保険の直前加入は難しい
旅行キャンセル保険は基本的に直前加入できず、旅行の7~9日前までとする商品が多いです。
加入自体はWEB上でもできるので、旅行を申し込んだ時点で加入した方が賢明と言えます。
【コロナ】国内旅行保険について:まとめ

新型コロナウイルスへの感染を理由に国内旅行をキャンセルした場合に保険金が支払われるかは、商品ごとの適用条件によって異なります。
「職場で新型コロナウイルスが流行している」「子どものクラスメイトがコロナに感染した」など、旅行をキャンセルする可能性があって不安な人にキャンセル保険はおすすめです。
ただし適用条件によっては保険金が支払われない保険商品もあるので、加入する前に条件や補償金額について確認しておきましょう。
