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アイスランドでワーホリするなら保険は必須?ワーホリに必要な補償を解説!

アイスランドでワーホリするなら保険は必須?ワーホリに必要な補償を解説!

「アイスランドのワーホリには保険が必要?」
「ワーキングホリデーで必要な補償について知りたい!」

アイスランドへのワーキングホリデーでは、保険の加入がビザ取得の条件になっています

この記事では、アイスランドへのワーホリで保険が必要な理由やワーホリで必要な保険の補償内容と選び方まで解説していきましょう。

この記事の監修者

  • 有岡 直希

    ファイナンシャルプランナー

    大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。
    <保有資格>
    AFP、2級ファイナンシャルプランニング技能士
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グッドカミング編集部
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グッドカミングは、保険/資産運用/将来設計/投資など「お金」の悩みを解決するWebメディアです。ファイナンシャルプランナーが記事を監修し、情報の信頼性を担保。様々な経歴のライターが、自身の経験やお金に悩む人の体験談を基に記事を執筆しています。

アイスランドでワーホリするなら保険が必要?

アイスランドのワーホリでは保険加入が必須

アイスランドでワーキングホリデーをするには、保険加入と証明書を提出するのがビザ発行の必須条件です。(※1)

アイスランドのワーホリで必要な保険とは
保険の
発行元
アイスランドの保険会社、またはアイスランドで営業許可を受けた外資保険会社
補償期間
アイスランドでの居住登録日から最低6か月の有効期間
最低
補償額
医療・入院・本国送還等を含め、最低2,000,000 ISK(約175万円)以上が必要

無保険では申請自体が受理されずビザの発給も認められないため、保険への加入は出発準備のなかでも特に重要。

病気やケガだけでなく『航空機の遅延や手荷物の紛失や他人への賠償』など、予期しないトラブルにも備える必要があります

安心してアイスランドでワーホリ生活を始めるためにも、出発前に信頼できる保険をしっかり準備しておきましょう。

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※1 参考:一般社団法人 日本ワーキング・ホリデー協会/ワーキング・ホリデー協定国(ビザ情報)

アイスランドで保険の加入が求められる背景

アイスランドのワーキングホリデー制度では、滞在中の医療や事故に備えた保険加入が求められています。

アイスランドのワーキングホリデーで保険加入が必要な理由
理由 詳細
① 公的医療制度がすぐに利用できない 外国人はアイスランドの公的医療制度(IHI)にすぐ加入できないため、渡航直後はすべて自費診療
② 医療費が非常に高額 救急搬送、検査、入院・手術などが高額
(※保険なしでは数十万円〜100万円超の請求になりかねません。)
③ ビザ申請の条件である ワーキングホリデービザの申請条件として、医療・傷害をカバーする保険への加入が必要。

ワーキングホリデーでの万が一に備える補償内容が整っている保険なのかを、出発前にしっかり確認しておきましょう。

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アイスランドの医療事情とワーホリ保険の重要性

アイスランドは医療水準が高く、私立病院では1回の診察で1〜2万円以上、検査が加わると数万円〜数十万円かかります。

救急搬送や入院・手術では100万円を超える状況もあり、保険なしでは大きな負担になりかねません。

【私立病院とは】
政府ではなく民間が運営する病院で、日本の自由診療に近い仕組み
原則すべて自己負担になるが、海外保険に入っていればキャッシュレス対応も可能

アイスランドでは6ヶ月以上滞在で公的健康保険(IHI)が適用されますが、6ヶ月間は民間の健康保険(現地または認可された外資保険)に加入必須です。

公的医療制度(IHI)とは
IHI(Icelandic Health Insurance)は、アイスランド政府が提供する公的な医療保険制度。
● 6ヶ月以上アイスランドに合法的に居住する人は自動的に対象
● 公立病院での診療費の一部または全額が補助

安心してワーキングホリデーを楽しむためにも、出発前に医療補償がしっかり付いた保険へ加入しておきましょう。

短期滞在者は公的医療制度(IHI)の対象外のため、公立病院でも医療費は全額自己負担。
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アイスランドでワーホリ中のアクシデント例

盗難・紛失などワーホリ中に多いトラブル

記事内画像

アイスランドは比較的治安が良い国ですが、観光客の多い都市部ではスリや置き引きの被害も報告されています。

スマホやノートPCなど高価な携行品の盗難・紛失は、海外旅行保険の「携行品損害」で補償可能です。

携行品損害補償 とは
旅行中に持ち歩いていた身の回りの品物が盗難・破損・火災などで損害を受けると、保険金が支払われる
(※「基本プランに含まれる」「特約として追加する」かは、保険会社やプラン内容によって異なります。)
一般的に補償される対象物と補償内容
対象物 補償内容
スマートフォン・携帯電話 盗難・破損に対して補償(上限あり)
カメラ・ビデオカメラ 盗難や落下などによる損害を補償
スーツケース・バッグ類 盗難や破損が対象、預け荷物も含まれる
衣類・靴・装飾品 着用中や保管中の盗難被害を補償
腕時計 一部の保険で盗難時に補償(上限あり)
ノートパソコン・タブレット 条件付きで補償、業務用は対象外も
眼鏡・コンタクトレンズ 損壊や盗難に対応する保険もある
パスポート 再発行費用(申請料・交通費など)

アイスランドでのワーキングホリデー期間のトラブルを想定して、加入時に補償上限や対象物を確認しておきましょう。

海外旅行でトラブルに会った人のデータ

外務省の「海外邦人援護統計」よると、海外旅行中のトラブルは7.5人に1人の割合で発生しています。(※2)

海外旅行中のトラブル:ベスト3
① 病気 (4.6%)
② スリや置き引きなどの盗難 (3.9%)
③ 旅券・財布・航空券の紛失 (1.8%) など
(※全国20歳以上の男女・2,000人を対象に調査)

上記を見ると海外旅行保険の必要性を強く示しているため、万が一のトラブルに備えて出発前に海外旅行保険に加入するのが得策でしょう。

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※2 参考:外務省/海外邦人援護統計

レジャーや移動中の事故に対応する補償

ワーホリ期間は、週末にアイスランドの自然を楽しむアウトドア活動に出かける人も多いです。

ハイキングやアイスケーブツアー中の事故でのケガや車やバス移動中の事故に巻き込まれても、救援費や通院費の支払いが可能になります。

レジャー中の事故に備えて、対象となるアクティビティの範囲を事前に保険会社に確認しておくと安心でしょう。

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海外旅行保険の救援者費用とアイスランドでの対応

ワーキングホリデー中の滞在は6か月〜1年以上が多く、本人が遠隔地でひとりで対応できない状態に備える必要があります。

多くの保険では家族が現地に駆けつけられる「救援者費用」が、基本補償もしくは特約として追加できる設計です。

救援者費用補償とは?
渡航者本人が重大な病気や事故にあった場合に、家族が現地に行くための費用を補償する保険
主に補償される内容
✅ 家族の往復渡航費用(航空券代)
✅ 宿泊費(数日〜1週間程度)
✅ 現地交通費や通訳代
✅ 日本からの移送費(本人の状態によっては医療搬送も)

上記に加え、日本語で対応できる保険窓口がある保険会社を選択すると、精神的な負担も軽減可能

医療体制が整ったアイスランドでも、言語の不安に備えて救援者費用の補償は心強い支えになるでしょう。

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アイスランドでワーホリの保険加入のポイント

ワーキングホリデーに対応する保険の選び方

ワーキングホリデーでの滞在は半年〜1年以上が多く、長期補償に対応した保険が必要です。

保険期間についても、滞在予定に合わせて開始日と終了日を正確に設定し、出発の1〜2ヶ月前には選定・加入を完了しておくのがおすすめ。

保険期間が途中で切れる・保険加入が遅れるとビザ発給や渡航スケジュールに影響が出る恐れがあります。

余裕のあるスケジュールで準備を進められると、申請時のトラブルや現地での不安を避け、安心してワーホリ生活をスタートできるでしょう。

自分の滞在計画に合った柔軟な保険プランを選ぶためにも、保険の専門家に相談するのがおすすめ。
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補償内容・サポート・言語対応を比較して選ぶ

アイスランドのワーキングホリデーに必要な保険を選ぶには、補償額だけでなくサポート体制や言語対応も重視するのがおすすめです。

保険会社によっては、24時間365日対応の英語・日本語コールセンターや通訳サービスも可能。

病院の手配やキャッシュレス診療のサポートがある保険なら、言葉の壁や支払いの不安も減少します。

【キャッシュレス診療とは】
保険会社が病院に直接支払いをするため、自己負担なしで治療を受けられる

万が一のトラブルに安心して対応できるよう、補償額だけでなく総合的なサポート力も比較して選びましょう

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英語の保険証明書発行と提出方法

ワーホリビザの申請には日本語のみの証明書では受理されないため、英語で記載された保険証明書が発行が必須です。

海外旅行保険では保険証券に日本語と英語の併記があるのが一般的で、現地での診察や手続きに役立ちます。

 ◎ 保険証券の項目(日英併記)

  • 保険契約者氏名 / Name of Insured
  • 保険会社名 / Insurance Company
  • 契約番号 / Policy Number
  • 保険期間 / Period of Insurance
  • 補償内容 / Coverage
  • 緊急連絡先 / Emergency Contact

日英併記の保険証券は多いですがすべての商品が対応しているとは限らないため、申込前に日英併記の有無を確認するのがベター。

ワーホリ前に保険証券をスマホへの保存や紙での印刷をしておくと、万が一のトラブルでも落ち着いて対処できるでしょう。

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アイスランドのワーホリで海外旅行保険に関するよくある疑問

海外旅行保険は現地加入と日本出発前のどちらが良いか

アイスランドに関わらず、基本的にワーホリビザの申請には「日本出発前の保険加入」が必須です。

現地で直接加入する保険ではビザ申請用の証明書が発行されないなど、ビザ取得に使えない保険が存在します。

日本での保険加入は『日本語での申し込み・サポート・証明書対応』など、圧倒的に安心でスムーズに加入できるでしょう。

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ワーホリ期間延長時の保険更新方法

ワーホリ期間の延長やプラン変更にはビザ更新にともない保険期間も延長する必要があるため、契約時に保険の延長可否を確認するのが重要です。

一部の保険会社ではオンラインや電話で延長手続きが可能ですが、すべてのプランが対応しているとは限りません。

保険プランの中には、出発後の延長が認められていない・現地からの延長申請を受け付けていない保険もあります。

出発後や延長時に焦らないためにも、契約前に柔軟に対応できる保険プランを選んでおくと安心でしょう。

\ 保険の延長も可能!(※制限あり) /

アイスランドでワーホリ中の保険請求方法

アイスランドでのワーホリ中に保険を使うには、診療時の領収書や診断書の保管が必要です。

海外旅行保険 請求に必要な書類一覧
書類名 説明 備考
診療明細書 医療機関で受けた診療の内容と費用が記載された書類 英語または翻訳が必要な場合あり
領収書(レシート) 実際に支払った金額が証明できる書類 原本提出が必要になるケースが多い
診断書 医師が病気やケガの内容を証明する書類 医療費請求時に必須となることが多い
パスポートのコピー 被保険者の本人確認書類 入出国スタンプのページも求められることあり
保険証券(証明書) 加入した保険の契約内容が記載された書類 英文版が必要な国や機関もある
事故証明書(盗難等) 警察や関係機関が発行する事故の証明書 携行品損害などの請求時に必要
申請書(保険会社用) 保険会社指定の請求書フォーム オンライン申請対応の会社もある

多くの保険会社ではオンラインでの申請やサポートチャットも利用可能で、書類を保険会社へ提出すると請求手続きが進められます。

アイスランドでのワーホリで万が一のトラブルに遭遇してもスムーズに請求できるように、出発前に手続きの流れを確認していきましょう。

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アイスランドでワーホリをするために保険加入は必須

アイスランドでのワーホリを安心して過ごすには、医療費やトラブルへの備えだけでなくビザ取得のためにも保険は必須条件です。

自分の滞在期間や計画に合った保険を選ぶためにも、ファイナンシャルプランナー(FP)など保険の専門家に相談するのがおすすめ。

アイスランドで安心して充実したワーホリ生活を送るためにも、自分に合った保険選びを早めに始めましょう。

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