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古いIHクッキングヒーターは電気代が高い?電気代節約のコツと買い替えの目安を徹底解説

古いIHクッキングヒーターは電気代が高い?電気代節約のコツと買い替えの目安を徹底解説

「古いIHクッキングヒーターは電気代が高い?」
「電気代を節約したい」

IHクッキングヒーターは効率的な加熱が可能で人気の高い調理家電ですが、古くなると電気代が高くなる傾向が。

電気代を抑えるには調理の工夫だけでなく、ヒーター本体の見直しも重要です。

本記事では、古いIHクッキングヒーターが電気代に与える影響や節約のポイント、買い替えの目安について詳しく解説します。

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グッドカミング編集部
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古いIHクッキングヒーターの電気代が高くなる理由

IHクッキングヒーターは掃除が楽、スペースを取らないなどメリットがありますが、最近は電気代の上昇もあり使い続けるか悩む方も少なくありません。

古いIHクッキングヒーター、特に10年以上前のモデルを使っていると最新機種と比べて電力消費効率が劣り、余計な電気代がかかっている可能性があります。

古いIHの電気代が高いのは、消費電力と熱効率の低下が原因

IHに限らず、どの家電でも買い替える際に選ぶ目安として「省エネ」に力を入れているかを確認しておくと電気代節約に繋がります。

IHクッキングヒーターの電気代目安

卓上IHクッキングヒーターを中火で使用した場合、約700Wです。※1

1日2回、各15分使用、31円/kWh(税込)で計算すると1か月(30日)あたり約326円

● 計算式
使用時間×使用したW数×1kWあたりの電気代×日数
0.5×0.7×31×30=325.5

1kWあたりの電気代は目安で、契約している電力会社やお住まいの地域によって異なります。

据え置きタイプを強火(火力7)で使用すると約2,000W。※2

1日2回、各15分、31円/kWh(税込)で計算すると1か月(30日)あたり約930円です。

調理時間や火力によって電気代が大きく変わるので、あくまで目安として参考にしてください。

※1…参考:Panasonic よくあるご質問:卓上IHの消費電力(W数)と電気代は
※2…参考:Panasonic よくあるご質問:【据置IH】KZ-KL22C3(商品説明)

古いIHクッキングヒーター|電気代を抑えるための対策

今使っているモデルが古くても、使用方法の見直しで電気代が抑えられるかもしれません。

電気代が高くなってしまう原因を確認していきましょう。

電気代が高くなる理由

  • 鍋やフライパンの底が歪んでいる
  • 洗った後に濡れたまま利用している
  • 小さすぎる鍋を使用している
  • ヒーターのコイルが劣化している
  • 保温や煮込みで長時間使用している
ちょっとした使い方の工夫で、電気代を節約できます。

1. 鍋の見直し

鍋の底がゆがんでいると、熱が伝わりにくくなるため温まるのに時間がかかり、その分電気代がアップ。

買い替える際もIH専用の鍋を使用すれば加熱効率が向上し無駄な電力消費を防げます。

鍋底がフラットで磁力が伝わりやすい材質のものを選びましょう。

2. 保温時間の短縮

火の通りにくいものは先に電子レンジでチンする、加熱後の「余熱調理」などの活用で電力消費を抑えられます。

3. 設定温度を見直す

常に強火は不要! 調理に応じて火力を調節すれば節電につながります。

4. 掃除をこまめにする

焦げ付きや汚れは加熱効率を悪化させます。こまめな掃除で効率を保ちましょう。

また使用前は濡れたままではなくできるだけ水分を拭き取るなどできる範囲で試してみましょう。

古いIHクッキングヒーター買い替え検討のタイミング

10年以上使っている場合は要注意

IHヒーターの寿命は10年程度と言われています。

メンテナンスの頻度や使い方にもよりますが、10年以上経っているのであれば買い替えを検討してもいいでしょう。

修理より買い替えがお得なケースも

まだ10年未満だけど不具合が出ている方は修理にだしてみるのもいいでしょう。

ですが見積もりの段階で修理費が高くなるなら、最新機種に買い替えた方がトータルでお得になるかもしれません。

根本的に電気代を抑えたい!と考えているのであれば電力会社の切り替えも検討してみましょう。

エネワンでんき Looopでんき
電力会社
対応エリア 日本全域(離島を除く) 日本全域(離島を除く)
解約金
初期費用
契約手数料
1年未満の解約のみ3,300円(税込) 無料
特徴 使用量ごとのお得な料金プラン
ガスとのセット割引も
時間帯・季節によって電気代が安くなる
支払い方法 クレジットカード・口座振替 クレジットカード払い
(一部のデビット・プリペイドカードも可)
登録は
こちら
オクトパスエナジー 東京ガス
電力会社 オクトパスエナジー 東京ガスの電気
対応エリア 日本全域(沖縄・離島以外) 東京都/神奈川県/埼玉県/千葉県/茨城県/栃木県/群馬県/山梨県/静岡県(富士川以東)
解約金
初期費用
契約手数料
無料 無料
特徴 実質再エネ100% サポート面が充実
オール電化向けプランも
支払い方法 クレジットカード・口座振替・コンビニ払い クレジットカード・口座振替・払込票払い
登録は
こちら

最新のIHはここがすごい!

IHヒーターは単体で使用できるタイプと、コンロに設置する据え置きタイプ、キッチンに最初から組み込まれているビルトインタイプがあります。

ビルトインタイプではメーカーによって電子レンジ・グリル機能が搭載されているものも。これから家を建てる方はビルトインタイプも検討してみてもいいでしょう。

単体使用できるタイプでは炊飯、スープ、煮物だけでなく蒸し物や揚げ物調理できるモデルもあります。

据え置きタイプはグリルがついているものが多く、工事がいらないため賃貸の方にもおすすめです。※入居時にコンロがついていた場合は、原状回復が必要です

最新モデルは電気代の節約だけでなく、調理の快適さも段違い!

まとめ|古いIHヒーターの電気代が気になるなら、見直しと買い替えが鍵

  • 古いIHクッキングヒーターは電気代が高くなりがち
  • 鍋や調理方法を見直すだけでも節電効果あり
  • 10年以上使っているなら買い替えも検討
  • 最新機種は省エネ性が高く長期的にお得

古いIHクッキングヒーターは熱効率が悪く、電気代が高くなりやすい傾向があります。

電気代を抑えるためには、調理方法や鍋選びの工夫も大切です。 長年使っているなら思い切って買い替えを検討するのも効果的。

最新のIHヒーターは省エネ性に優れ、年間の電気代を大きく削減できる可能性があります。日々の調理を快適に、そして経済的にするためにも、自宅のIHを一度チェックしてみましょう。