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犬の抜歯費用はいくらかかる?ペット保険は適用される?料金の目安を解説

犬の抜歯にかかる費用はどれくらい?
抜歯費用はペット保険で補償される?
犬の虫歯や歯周病が進行すると、抜歯が必要になる場合がありますが、どれくらい費用が必要なのか不安に思う飼い主さんもいますよね。
犬の抜歯費用は、歯の本数や病状、麻酔の有無、病院の設備によって大きく異なります。
この記事では、犬の抜歯にかかる費用の相場や治療の流れ、費用を抑える方法について詳しく解説していきましょう。
この記事の監修者
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有岡 直希
ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。- <保有資格>
- AFP、2級ファイナンシャルプランニング技能士
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犬の抜歯が必要になるケースとは?

犬の歯周病が進行すると、歯を支える組織が破壊され、歯がグラつくようになります。
そのまま放置し虫歯が重度になると、痛みや食欲不振だけでなく、感染症が全身に広がるリスクも高まるため、抜歯が必要です。
また、歯が折れた、歯の根元に膿がたまる根尖病巣(こんせんびょうそう)が発生した時も、抜歯が推奨されます。
その他、乳歯が自然に抜けない、歯の位置が悪く噛み合わせに支障が出ている場合も治療の対象になるケースも少なくありません。
犬の抜歯の流れと治療内容
まずは動物病院で診察を受け、歯の状態や全身の健康状態を確認し、麻酔に対するリスクがないかをチェックします。
歯周病が進行している時は周辺の感染組織も一緒に除去、複雑な症例では歯茎を切開し、根本から歯を取り除く処置が必要になるケースも。
手術後は、抗生物質や痛み止めが処方され傷口の治癒を促すために、数日間は柔らかい食事に切り替える必要があります。
また、術後の感染予防のため、定期的な診察も欠かせません。
犬の抜歯にかかる費用の目安

犬の抜歯にかかる費用は、治療内容や麻酔の有無、歯の状態によって大きく異なります。
以下は一般的な抜歯費用の目安です。
抜歯(1本)
|
約2,000円~5,000円 |
根管治療(歯内治療)
|
約10,000円〜15,000円 |
歯石除去
|
約3,000~20,000円 |
レントゲン検査
|
約2,000円~7,500円 |
麻酔
|
局所 約500円~ 全身 約10,000円~ |
簡単な抜歯であれば1本2,000円程度ですが、歯が深く埋まっている、歯周病が進行している場合は10,000円以上かかるケースも。
抜歯前の健康状態を確認するための、事前の血液検査やレントゲン撮影の費用は5,000円〜15,000円程度です。
全身麻酔、検査、処方薬、アフターケアを含めると、症状が進行しているほど治療費は高額になる傾向にあります。
高額な治療費が不安な方は、愛犬の万が一に備えてペット保険への加入も検討しましょう。
抜歯後にかかる費用
抜歯後のケアとして、抗生物質や痛み止めなどの薬代が3,000円〜10,000円程度必要です。
また、歯を抜いた後の感染症リスクが高い場合は、定期的な診察やクリーニングの費用が発生します。
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月払保険料¥1,550※トイ・プードル0歳ペットほけんフィット70%補償プラン|保険期間:1年 | 保険料払込期間:1年
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月払保険料¥1,560※トイ・プードル0歳ペットほけんマックス70%補償プラン|保険期間:1年 | 保険料払込期間:1年
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月払保険料¥1,810※トイ・プードル0歳ライト70%プラン|保険期間:1年 | 保険料払込期間:1年
ランキングは各保険商品の優劣や推奨を示すものではなく、2025年03月01日~03月31日の申込件数、資料請求件数、及びアクセス数に基づいて作成したものです。
犬の抜歯にかかる費用を抑える方法

複数の動物病院で見積もりを取る
犬の骨折治療費は同じ手術内容でも、病院の設備や地域差によって数万円から数十万円の差が生じる場合も。
緊急性が低いケースでは、複数の動物病院で見積もりを取り、費用の比較ができます。
信頼できる病院を選ぶためには、治療費だけでなく、口コミや評判も参考にし、手術の実績や医師の経験なども確認しておきましょう。
定期的な歯のケアで予防する
歯石は自宅では取り除けませんが、歯石のもととなる歯垢は毎日の歯磨きで除去できます。
成犬の約80%が歯周病、歯周病予備軍と言われており、飼い主さんが気づかないうちに進行しているケースも多いです。
いきなり歯を磨こうとするとびっくりするわんちゃんも多いので、ガーゼを指に巻いて口の周りを触ったり、歯ブラシを舐めさせたりして、少しずつ慣れさせましょう。
ペット保険に加入する
ペット保険は、ペットが病気やケガをして動物病院を利用した際の治療費や入院費、手術費の一部を補填するための保険です。
症状によっては10万円近く費用がかかるので、歯科治療が補償対象になるペット保険に加入しておくのがおすすめ。
歯周病になってから加入は補償対象外になるケースがほとんどのため、健康なうちにペット保険へ加入しておきましょう。
犬の歯周病治療に備えられるペット保険

ペット保険は、ペットが病気やケガをして動物病院を利用した際の治療費や入院費、手術費の一部を補填するための保険です。
ペットが病気やケガをした場合の治療費は、基本的に飼い主さんが全額自己負担しなければなりません。
保険金が必要になってから加入しても、補償は受けられないため、病気や怪我をしてしまう前に加入しておきましょう。
ペット 保険 |
日本ペット | PS保険 |
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保険 対象 |
犬・猫
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犬・猫
|
犬の 保険料 (月額) |
【0歳~4歳】 ネクスト:1,550円 ライト:1,220円 ミニ:380円 ※トイ・プードルの場合 ※50%補償・インターネット割引・免責額適用特約あり |
【50%プラン】 0~2歳:1,430円 3~5歳:1,730円 6~8歳:2,470円 ※トイ・プードルの場合 ※0歳時は生後120日以上の場合 ※表記の金額はインターネット申込み(クレジットカード払い)特約なし |
補償 割合 |
50%・70%・90% ※ミニプランは70%のみ |
50%・70%・100% |
特徴 | 0歳~4歳まで保険料変動なしで満10歳まで加入可能 ネクストプランは歯科治療・パテラ・ガン・泌尿器疾患も補償※歯石取りは除く |
業界最大クラスの年間最大110万円補償※1保険料は3歳ごとの引き上げで終身継続可能 車イス費用も最大10万円補償※2 がん・歯科治療※3・パテラ・椎間板ヘルニアも補償 ※ 通院・入院・手術・車イスの年間(保険契約期間)最大補償額の合計※2.3 詳しくは下記の遷移先をご確認ください。 |
見積 申込 |
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B24-011(240717) | ANT20240912 |
犬の抜歯にかかる費用は?:まとめ

犬の抜歯費用は、症状の進行具合や処置の内容によって大きく異なります。
軽度な場合は1本2,000程度で済みますが、重度の歯周病や複数本の抜歯が必要な場合は10,000円以上かかるケースも。
抜歯費用を抑えるには、日頃のデンタルケアが最も重要ですが、ペット保険への加入や複数の動物病院での見積もり取得も有効です。
愛犬の健康を守るために、早期の診断と定期的なケアを心がけ、ペット保険への加入も検討してみましょう。
