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うさぎがかかりやすい病気やケガは?予防方法や気を付けるポイントとは
うさぎがかかりやすい病気は?
うさぎの病気を予防する方法は?
うさぎはペットとしても人気の高い動物ですが、どんな病気になりやすいのか、病気を予防する方法はあるのか知っておきたいですよね。
今回は、うさぎがかかりやすい病気やケガ、うさぎの病気を予防する対策、万一に備えられるペット保険などを詳しく解説していきます。
この記事の監修者
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有岡 直希
ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人対象のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある保険商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。- <保有資格>
- AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
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うさぎがかかりやすい病気
うさぎはストレスに弱く、大きな音や気温の変化でも体調を崩してしまう場合があります。
うさぎには声帯がないためほとんど鳴かず、具合が悪くても痛みや辛さを我慢してしまうため、少しでも異変を感じたらすぐに病院へ連れていきましょう。
不正咬合
うさぎの歯は伸び続けるため、歯が削られずに伸び続けたり、伸び方が不均等になって噛み合わせに異常が生じると食欲不振などの症状がみられます。
特に前歯や奥歯が異常に伸びると不正咬合になりやすいので、繊維質の高い牧草を食べさせて自然に歯を削っていくと予防が可能です。
柔らかい食べ物ばかり与えたり、金属ケージをかじるなどの癖でも不正咬合になりやすくなるため、定期的に歯科検診を受けたり牧草中心の食事にするなど気を配っておきましょう。
胃腸うっ滞・ガス溜まり
うっ滞とは、ストレスや運動不足、不適切な食事などが原因で胃腸の動きが悪くなってしまう病気で、さらにガスが溜まってしまうと鼓張症となります。
痛みや食欲低下、排便の減少や歯ぎしり、腹部が張るなどの症状がみられるため、高品質な牧草を与えて消化を促進したり、ストレスを最小限に抑える環境を整えるなどの対策が必要です。
うさぎは何も食べられない状態が1日以上続くと、内臓がダメージを受けて命に関わる危険もあるため、食欲不振や便が少ない・小さいなどの症状が見られたらなるべく早く動物病院を受診しましょう。
熱中症
うさぎは高温多湿に弱く、夏場に気温が30℃を超えると体温調節が難しくなり熱中症になる可能性があります。
身体を伸ばして寝る・呼吸が速いなどの熱中症の症状がみられた場合は、応急処置として濡れタオルで身体を冷やし、水が飲める状態であれば新鮮な水を飲ませ、すぐに動物病院を受診しましょう。
室温が28℃を超えると熱中症のリスクが上がるので、室温を25℃前後に保ち、冷却シートや氷を入れたペットボトルを置いてうさぎが体温調節をできるようにしておくのがおすすめです。
ソアホック(足底皮膚炎)
うさぎの足裏には肉球がないため、足底に負担がかかりやすい環境では足底がこすれて脱毛し、皮膚炎や潰瘍の症状が出る場合があります。
フローリングで滑って摩擦で脱毛するケースもあるので、うさぎが室内で散歩するスペースにはカーペットを敷くなどで対策をしましょう。
また、体重が重いと足底の負担も大きくなるため、肥満にならないように健康的な食生活と適度な運動ができるようにするのがおすすめです。
角膜炎
うさぎの目は顔の横に突き出してついているため目に傷を負いやすく、牧草の先が当たったりうさぎ自身の爪で引っ掻いてしまうなどで傷が入り、その傷から炎症が起こると角膜炎を起こします。
目が赤くなったり涙が多く出るなどを症状がみられ、悪化すると視力低下や失明にも繋がるため、目の異常に気づいたらすぐに動物病院を受診しましょう。
子宮疾患
うさぎのメスは子宮筋腫、子宮蓄膿症、子宮腺ガンなど子宮疾患にかかりやすく、避妊手術をしていないうさぎでは3~4歳頃から子宮の病気になりやすくなり、7~8歳ではほとんどがかかる病気とまでいわれています。
避妊手術を行えば子宮疾患のリスクを大幅に減少させられるため、特に繁殖などの予定がない場合は生後6ヵ月~1歳頃までに避妊手術を行うのがおすすめです。
また、定期的な健康診断を受けて、病気の早期発見ができるようにしておきましょう。
うさぎの病気を予防する対策
体調不良のサインに注意する
うさぎは体調の変化を表に出さない動物のため、飼い主が日ごろからよくうさぎの様子を観察し、異常を感じたらすぐに獣医師に相談する必要があります。
● 食欲がない、元気がない
● 目やにが出ている、涙があふれている
● 便がやわらかい、お尻が汚れている
● くしゃみ、鼻水の症状がある
● 頻尿、尿が出ない、血尿が出る
● 首の傾きや眼振がある
● 足を引きずっている
● 耳が赤い
健康な状態を把握しておき、いつもと様子が違うと感じたら早めに動物病院を受診しましょう。
適切な食事と運動で健康維持
うさぎの食事は、新鮮な牧草を主食にすれば歯の健康を保ち、胃腸の動きを促進できるため、ペレットやその他の野菜は栄養バランスを見ながら適量与えるようにしましょう。
また、自由に動ける広いスペースや専用の遊び場を用意して、適度な運動ができるような環境を作っておくと肥満防止やストレス発散にもなります。
うさぎには換毛期があり、抜け毛を放置すると毛玉になってしまう場合もあるため、適度なブラッシングも心がけましょう。
うさぎの万一に備えられるペット保険
ペット保険とは、ペットが病気やケガをして動物病院を利用した際の治療費や手術費の一部を補填するための保険です。
ペットが病気やケガをしても、治療にかかる費用は基本的には飼い主が全額自己負担する必要があります。
ペット保険に加入していれば万一の際の経済的負担を軽減できるので、大切な家族のためにペット保険の加入を検討するのはおすすめです。
ペット 保険 |
SBIプリズム少短 |
---|---|
対象 動物 |
犬・猫・小動物・鳥類・爬虫類
|
小動物の 保険料 (月額) |
【バリュー】 2,890円 【プレミアム】 3,460円 |
補償 割合 |
100% ※入院・通院・手術の1日(1回)の上限金額および年間上限回数あり |
特徴 | 全国の動物病院が対象 小動物・鳥・爬虫類は年齢による保険料の変動なし スマホでいつでも保険金請求ができる |
見積 申込 |
|
JACAP202400079 |
うさぎのペット保険を選ぶ時のポイント
できるだけ若いうちに加入する
ペット保険への加入を検討している場合は、できるだけうさぎの年齢が若いうちに加入しておくのがおすすめです。
高齢になると加入できる保険が限られてきたり、病気やケガなどの既往歴があると補償範囲が限定されたり加入を断られる可能性が出てきます。
万一の病気やケガに備えるには、若くて健康なうちに加入しておく方が良いでしょう。
インターネットで加入する
ペット保険の多くはインターネットから加入が可能で、中にはインターネットからの加入限定の商品もあります。
インターネットのみで加入できるペット保険は種類が多く、保険料が安い商品や割引がある商品も。
インターネットからの加入は場所や時間を選ばずに、パソコンやスマホで申込みができるので忙しい人にもおすすめです。
割引が適用できるか確認する
ペット保険は、商品によっては様々な割引を設けているため、活用できる割引がないか事前にチェックしておきましょう。
・インターネット割引
・マイクロチップ割引
・多頭割引
割引制度があるペット保険の中には、もともと保険料が高めに設定されている商品もあるので注意が必要です。
補償割合を確認する
ペット保険には「補償割合」を選択できる商品もあり、一般的には『50%』や『70%』などから補償の割合を選べます。
補償割合が70%の場合、病気やケガで治療費が10万円かかった時の補償額は7万円、自己負担額は3万円です。
商品によっては『100%』補償の商品もあり、補償割合が大きいほど治療費の自己負担額は少なくなりますが、その分保険料が高くなるため、家計とのバランスなどを見て考えましょう。
窓口精算と後日精算がある
ペット保険には『窓口精算』ができる商品と『後日精算』の商品があります。
精算方法 | 概要 |
---|---|
保険会社が発行する保険証を動物病院の窓口で提示すると、支払い額が自己負担額のみで済む精算方法 | |
動物病院の窓口で治療費全額を支払った後に、保険会社へ保険金を請求する精算方法 |
窓口精算ができるペット保険に加入していれば、動物病院に行くたびに毎回保険金を請求する手間が省けます。
しかし、窓口精算に対応していない動物病院もあり、保険料も後日精算の商品に比べると割高のため、かかりつけの動物病院が窓口精算できるか確認してから検討しましょう。
まとめ:うさぎの病気やケガを防ぐために
うさぎは体調不良を隠す動物ですが、適切な食事の管理やストレスの少ない生活環境で飼育すれば様々な病気の予防が可能です。
日頃からうさぎの様子をしっかりと観察しておき、異常を感じたらすぐに動物病院を受診するようにすれば、病気の早期発見・早期治療に繋がります。
うさぎはストレスや環境の変化に弱い動物なので、万一に備えてペット保険への加入も検討しておくのがおすすめです。