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ニュージーランドへのワーキングホリデーに保険は必要?ワーホリ保険の仕組みと必要性を解説

ニュージーランドへのワーキングホリデーに保険は必要?ワーホリ保険の仕組みと必要性を解説

『ニュージーランドはワーホリ保険必須?』
『ワーホリ保険は必要?』

海外滞在は長期になればなるだけワーキングホリデー保険・留学保険の必要性が高まります。

今回はニュージーランドへのワーキングホリデーで保険が必要なのか、またワーホリ保険の仕組みなどについて詳しく解説。

ニュージーランドへのワーキングホリデー・留学を検討中の方は必見です。

この記事の監修者

  • 有岡 直希

    ファイナンシャルプランナー

    大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人対象のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある保険商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。
    <保有資格>
    AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
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グッドカミング編集部
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グッドカミングは、保険/資産運用/将来設計/投資など「お金」の悩みを解決するWebメディアです。ファイナンシャルプランナーが記事を監修し、情報の信頼性を担保。様々な経歴のライターが、自身の経験やお金に悩む人の体験談を基に記事を執筆しています。

ニュージーランドへのワーキングホリデーに保険は必要?

結論から言うと、ワーキングホリデー保険には加入しておいた方が良いです。

では、ニュージーランドへのワーキングホリデーで保険が必要とされているのはなぜなのでしょうか。

ニュージーランドでワーホリ保険が必要な理由

    ニュージーランドは日本と比較すると

  1. スリやひったくり被害に注意した方が良い
  2. 医療費が高い
  3. から保険が必要!

ニュージーランドは日本と比べるとスリやひったくりが多い

ニュージーランドは「Institute for Economics and Peace」による世界平和指数ランキング2024で4位にランクインしている世界的にも治安の良い杭にです。

日中なら女性の一人歩きも問題ないくらい落ち着いてるんだって!

じゃあワーホリ保険に入っとくほどでもないんじゃ……?

地域や時間帯によってはスリや窃盗の被害に遭う可能性があります!

ワーキングホリデー保険には身の回り品を補償する『生活用動産補償』、トラブルが賠償問題に発展した場合には『個人賠償責任(長期用)』なども補償内容に組み込まれています。

『生活用動産補償』
アパートに泥棒が入りPCを盗まれた/カメラを落として破損した、などを補償する

(※生活用動産(パスポート含む)の紛失または置き忘れによる損害については保険金支払いなし)

『個人賠償責任(長期用)』
賠償トラブルに巻き込まれた場合の補償
(例:お湯が出たまま寝てしまい水浸しになった家屋の修理費を請求された)

ひとりで対処しきれないようなトラブルに見舞われた際の備えにもワーキングホリデー保険が役立ちます。

ニュージーランドは日本より医療費が高い

ニュージーランドに限らず、海外では日本より医療費が高額になりやすいです。

◆海外では医療費は全額自己負担

日本では国民健康保険制度により対象となる治療は3割以下の負担となります。

しかし、その保険制度が適用されない海外では医療費は全額自己負担

また、ニュージーランドには以下のような医療・治療の制度がありますが、結果として日本での治療費よりも負担額が高くなる可能性のほうが大きいです。

ACCサービス制度

ACCは(Accident Compensation Corporation)の略で、居住者、非居住者に関わらず、ニュージーランド国内で起きた事故に伴う治療費の一部や補償金を負担する政府機関。補償システムが導入されたのは1974年で、資金は税金で賄われている。
引用:ACC

この制度は国民や永住者だけでなく、旅行者やワーキングホリデーでニュージーランドを訪れている人にも適用されます。

ただし、状況によってカバーされる金額が違い、ニュージーランドで発生した事故のみを対象とした制度です。

ケガをした際に医療機関側がACCに治療費や補償金などの申請をしてくれます

たとえば… 
旅行者がバスの階段で転倒し足首をねんざしたら、レントゲンや薬の処方など、診察にかかった費用からACCが負担する分の金額が差し引かれ、差額分が請求される仕組み。

治療が長引いたり、後遺症がのこってしまった場合には医療機関を通じ再申請も可能。

ただ、けがを負った本人が海外旅行保険や留学・ワーキングホリデー保険などに加入していると、医療機関がACCではなく保険会社に手続きをするケースが多いようです。

GP(ホームドクター制度)

ニュージーランドはホーム・ドクター制をとっており、健康上の相談や診療は、まず最初に医療センターやクリニックと呼ばれる医療診療機関でホーム・ドクター(「GP」General Practitioner)と予約を取ります(GPの診察費は通常$60~$70程度です。)
引用:医療制度

専門医の診断が必要となったらGPに紹介状を書いてもらいます。

ただ、専門医の診療や治療には高額の治療費がかかるため、留学・ワーキングホリデーでニュージーランドに滞在を検討している方は保険へ加入しておくのがおすすめです。

10分程度の診察でも$100~$200かかるようなので、できれば保険で備えておきましょう。

ニュージーランドで救急車に搬送されて入院したらいくらかかるんだろう……。

ワーホリ保険では海外滞在中に起こったケガや病気の治療にも補償がありますよ!

ワーキングホリデー保険ではご自身のケガや病気の補償として、『傷害死亡』『疾病死亡』『傷害後遺障害』『治療・救援費用』などが組み込まれた商品が用意されています。

『傷害死亡』『疾病死亡』
ケガまたは病気で亡くなったときに補償する
『傷害後遺障害』
旅行中の交通事故が原因で後遺障害が発生した時に補償する
『治療・救援費用』
階段で転倒して骨折/盲腸で入院/ケガや病気で長期入院し、家族が現地に駆け付ける際に補償する

ワーキングホリデー保険には『万が一の備え』だけでなく、『もしもの時に家族が駆け付けられる』補償まで含まれている商品も。

選んだ保険によって補償内容は違いますが、ワーキングホリデー・留学で慣れない土地へ行く人その家族に向けた補償が充実しているのが魅力です。

ワーキングホリデーでの長期滞在を安全・健康に過ごすため、事前にしっかりと準備を整えましょう。

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ワーホリ・留学保険とは

ワーキングホリデー保険・留学保険とは
海外留学中の病気・ケガの治療費、盗難、航空機遅延、賠償トラブルなどを補償する保険です。

内容は商品により違い、どこまで補償したいかで選ぶ商品が変わってきます。

ワーキングホリデー保険・留学保険の基本的な仕組み

ワーキングホリデーや留学の際に加入する保険の選択肢は以下3つ。

  1. 海外旅行保険
  2. 海外留学保険
  3. ワーキングホリデー保険

3つにはそれぞれ加入対象者や補償内容はもちろん、滞在先・期間・範囲・種類など様々な違いがありますが以下のような共通の内容が備えられています。

※ただし、商品によっては補償内容が異なりますのでご注意ください!

ご自身のケガや病気の補償
傷害死亡
疾病死亡
ケガまたは病気で亡くなったときに補償する
傷害後遺障害 旅行中の交通事故が原因で後遺障害が発生した時に補償する
治療・救援費用 階段で転倒して骨折/盲腸で入院/ケガや病気で長期入院し、日本から家族が現地に駆け付ける際に補償する
身の回り品の補償
生活用動産補償 アパートに泥棒が入りPCを盗まれた/カメラを落として破損した、などを補償する
(※生活用動産(パスポート含む)の紛失または置き忘れによる損害については保険金支払いなし)
航空機遅延などの補償
航空機
寄託手荷物遅延
航空会社に預けた手荷物が出てこない/ロストバゲージに対する補償
航空機遅延費用 悪天候で搭乗予定の飛行機が飛ばなかった場合に補償する
その他トラブルへの補償
個人賠償責任(長期用) 賠償トラブルに巻き込まれた場合の補償
(例:お湯が出たまま寝てしまい水浸しになった家屋の修理費を請求された)

✅海外旅行保険

海外に短期で滞在する旅行者を対象とした保険。

先に紹介した内容の中から保険会社が短期旅行向けに組み合わせた内容の商品を取り扱っています

ワーキングホリデーや留学ほどの長期滞在は対象外ですが、海外旅行の予定がある方は海外旅行保険についてリサーチしておきましょう!

✅海外留学保険

留学向けで長期滞在者が対象の保険。

ワーキングホリデー保険よりも滞在期間が長く設けられた商品が多く、内容はワーキングホリデー保険と似通っているようです。

✅ワーキングホリデー保険

ワーキングホリデー向けの長期滞在者が対象の保険。

留学より短期にはなりますが、旅行よりも長期的に海外滞在するワーキングホリデー向けに作られた保険です。

寮生活となる留学と違い、アパート暮らしをするワーキングホリデーでの生活に向けた内容で『生活用動産補償』や『個人賠償責任への補償』が組み込まれた商品が多く取り扱われています。

✅ワーホリ・留学保険の予算は?

保険の予算は25万円~30万円位を見積もっておけば、まず安心です。
引用:保険加入及び重要性

選ぶ商品で予算は違います。

ただ、生命保険に比べ『身近に危険がある可能性が高い海外渡航』にむけて備える保険なので無駄にしたとは思いにくいのではないでしょうか。

そもそもワーキングホリデーってなに?

ワーキングホリデー制度とは
二つの国・地域間の取り決め等に基づき、各国・地域が相手国・地域の青少年に対し自国・地域の文化や一般的な生活様式を理解する機会を提供するため、自国・地域において一定期間の休暇を過ごす活動とその間の滞在費を補うための就労を相互に認める制度
引用:ワーキングホリデー(ワーホリ)制度とは

現在、ワーキングホリデー制度を利用して滞在できるのは以下の29か国です。※2024年9月時点

国名 公用語
オーストラリア 英語
カナダ 英語/フランス語
ニュージーランド 英語/マオリ語
イギリス 英語(ウェールズ語、ゲール語等使用地域あり)
ドイツ ドイツ語
フランス フランス語
アイルランド アイルランド語(ゲール語)/英語
デンマーク デンマーク語
ノルウェー ノルウェー語/サーミ語
香港 広東語/中国語(マンダリン)/英語
台湾 台湾語/中国語(国語/繁体字圏)/客家語
韓国 韓国語/韓国手話言語
ポーランド ポーランド語
ポルトガル ポルトガル語
スロバキア スロバキア語
オーストリア ドイツ語
ハンガリー ハンガリー語
スペイン スペイン(カスティージャ)語★
チェコ チェコ語
アルゼンチン スペイン語
チリ スペイン語
アイスランド アイスランド語
リトアニア リトアニア語
スウェーデン スウェーデン語
イタリア イタリア語
(地域によりドイツ語、フランス語等少数言語あり)
フィンランド フィンランド語/スウェーデン語
(なおスウェーデン語は全人口の約5%、2021年統計)
ラトビア ラトビア語
★スペインの公用語についての注意点
スペイン憲法は、第3条において、各自治州の自治憲章の定めにより他の言語も当該自治州の公用語とすると認めており、現在、バスク語(バスク州、ナバーラ州北西部)/カタルーニャ語(カタルーニャ州/バレアレス州)/ガリシア語(ガリシア州)/バレンシア語(バレンシア州)/アラン語(カタルーニャ州)がそれぞれ公用語として認められている。)

また、ワーキングホリデー制度で海外滞在できるのは『日本国籍を有する18歳~30歳までの人』となっています。

使用にタイムリミットのある制度なので悩んでいる方はまずワーキングホリデーや海外留学のための保険について調べてみるのがおすすめ。

ワーホリ保険・留学保険について知っておくと、実際に渡航したとき具体的にどんな事柄・トラブルで困る可能性があるのかわかる!

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ワーホリエージェントに頼るのも◎

留学エージェントと同様にワーホリに関わる手続きや必要なものの手配・ワーホリのサポートを全般的に行う企業です。
引用:そもそも「ワーキングホリデーエージェント」ってなに?

    具体的には

  • 語学学校の紹介や手続き
  • ホームステイ先の手配
  • 航空券の手配
  • などを行います。

エージェントによってはビザ申請の代行が可能な企業もあるんですよ!

おすすめワーホリエージェント比較

おすすめのワーホリエージェントをまとめました!

取り扱う滞在先やサービス内容が異なりますので、自分に合うか比較して選んでください!

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ニュージーランドへのワーホリも保険加入しておいた方が◎

今回はニュージーランドへのワーキングホリデーで保険が必要なのか、またワーホリ保険の仕組みなどについて解説しました。

結論から言うと『ニュージーランドのワーキングホリデーに保険は必須ではありません。』

しかし、ワーキングホリデー保険には加入しておいた方が良いです。
    ニュージーランドは日本と比較すると

  1. スリやひったくり被害に注意した方が良い
  2. 医療費が高い
  3. から保険が必要!

ワーキングホリデーでの長期滞在を安全・健康に過ごすため、事前にしっかりと準備を整えましょう。

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