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ペット保険の加入は何歳まで?上限年齢と更新条件や加入時の注意点を解説!

ペット保険の加入は何歳まで?上限年齢と更新条件や加入時の注意点を解説!

ペット保険は何歳まで加入できる?
ペット保険は入った方が良いの?

ペットの病気やケガに備えてペット保険への加入を検討する人が増えていますが、加入には上限年齢があるので注意が必要です。

今回は、ペット保険は何歳まで加入できるのか何歳から加入すべきなのかや更新について加入時の注意点や選び方などを詳しく解説していきます。

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グッドカミング編集部
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ペット保険は何歳まで加入できるの?

ペット保険とは、ペットが病気やケガをして動物病院を利用した際の治療費や手術費の一部を補填するための保険です。

ペットが病気やケガをしても、治療にかかる費用は基本的には飼い主が全額自己負担する必要がありますが、ペット保険に加入していれば万一の際の経済的負担を軽減できます

犬の平均寿命は14年、猫の平均寿命は15年と、ペットの平均寿命は年々伸びていますが、ペット保険に新規加入できる年齢は8~12歳までの商品が多く、12歳以上でも加入できるペット保険は多くはありません

種類 加入上限年齢
犬・猫
8~12歳程度を上限とする保険が多い
うさぎ
1歳11ヶ月まで・3歳11ヶ月まで
満11歳未満
ハムスター
満2歳未満
ペットショップ等代理店でお迎え時のみ
フェレット
1歳11ヶ月まで・3歳11ヶ月まで
満5歳未満
鳥類
1歳11ヶ月まで・3歳11ヶ月まで
オウム/ヨウム:満20歳未満
インコ/文鳥:満9歳未満
ジュウシマツ:満5歳未満
ハリネズミ
1歳11ヶ月まで
(ペットショップ等代理店お迎え時のみ)
満4歳未満
爬虫類
1歳11ヶ月まで
カメ:満15歳未満
イグアナ:満10歳未満

新規加入の上限年齢は様々ですが、小動物向け保険の中には『ペットショップ等代理店でお迎え時』のみ加入可能な保険もあるため、ペットをお迎えする前に調べておきましょう。

元野良猫などで正確な生年月日がわからない場合は、動物病院で推定年齢を確認してもらいましょう。月日はお家に迎えた日を誕生日と設定するケースが多いです。

ペット保険は何歳から加入すべき?

ペットを飼うと病気だけでなく、不慮の事故でのケガや誤飲・誤食などで緊急に病院にかかる場合もあり、高齢でなくとも高額な治療費がかかるケースは少なくありません。

そのため、ペットを飼おうと思った時にはお迎えまでにペット保険を検討し、お迎えと同時に加入しておくのがおすすめと言えます。

ペット保険に加入後は更新・継続していれば終身継続が可能なので、将来ペットが高齢になっても安心です。

ペットがかかりやすい病気

ペット保険へ加入すべきか悩む理由として、ペットが病気にかかった時に治療費がどのくらいかかるのかは気になりますよね。

ペットの種類や体の大きさによっても異なりますが、動物病院でかかる平均的な治療費の目安を見ていきましょう。

病気・ケガ 治療費の目安
がん
・手術:15万円以上
・抗がん剤治療:2~3万円/1回
・放射線治療:1~5万円
・入院:2000~5000円程度/1回
糖尿病
・インスリン注射:7000~1万円/1ヵ月
・療養食:8000円程度/1ヵ月
骨折
・手術:10~20万円(入院費含)
・ギブス:3~5万円
椎間板
ヘルニア
・通院:5000~1万円/1日
・入院:3~5万円/1回
・手術:30~50万円
白内障
・通院:1~2万円/1日
・手術:30~50万円
腎臓病
(猫)
・通院:8000~1万円/1回(年15回程度)
・手術:2~3万円/1回
・入院:5~15万円/1回

ペットが病気やケガをして入院や手術が必要になった時、自己負担額を減らせるため治療の選択肢が増えるのはペット保険へ加入するメリットと言えるでしょう。

愛するペットの万一に備えて、できるだけ若いうちにペット保険へ加入しておくのがおすすめです。

ペット保険は何歳まで更新できる?

多くのペット保険は掛け捨て型の保険で1年ごとに更新が必要となりますが、更新していれば終身まで継続が可能です。

しかし、ペットが高齢になると、更新時に補償条件の追加や特定の病気が補償対象外になったり継続不可とされる商品もあります。

ペット保険に加入しているのに病気になっても補償が受けられないのでは意味がないため、更新時に条件の追加や継続が不可となるペット保険は避けるのがおすすめです。

また、補償対象の病気でも生涯を通して補償される回数が決まっていたり、年齢と共に補償対象外とされる商品もあるので、将来の補償内容についても事前にしっかりと確認しておきましょう。

ペット保険へ加入する際の注意点

保険料を確認する

ペット保険の保険料は一般的には年齢と共に上がるため、1年の契約更新ごとに変わります

ペットが高齢になるにつれて月々の保険料負担は大きくなるため、家計とのバランスを見て検討しなければいけません。

保険によっては「〇歳以上は一定額」など、ある年齢以上からは保険料がほとんど上がらない商品もあるので、将来も含めて無理のない保険料かどうかをチェックしておきましょう。

小動物向けのペット保険の中には、ペットの種類によっては年齢に関係なく保険料が一律の保険もあります。

加入時には告知義務がある

ペット保険に加入するには、対象のペットの健康状態が良好である必要があります。

加入時には健康状態を告知しなければならず、重度の持病や既往歴がある場合は加入を断られるケースも少なくありません。

【告知内容例】
・生年月日
・体重
・ペットの種類
・ワクチンの接種状況
・過去にかかった病気やケガの有無
・現在治療中の病気やケガの有無
・他のペット保険への加入状況

【加入を断られる可能性がある病気の一例】
・糖尿病
・慢性腎不全
・椎間板ヘルニア
・悪性腫瘍
・甲状腺疾患

既往歴があっても病気やケガの再発の可能性が低いと判断されれば条件付きで加入できる保険もあるため、加入検討時には確認しておきましょう。

年齢に関係なく補償対象外の費用もある

ペット保険は病気やケガの際に動物病院でかかった費用を補償してくれますが、補償対象外の費用もあるので注意しましょう。

【ペット保険の補償対象外の費用】
● 健康診断
● ワクチン接種
● 去勢・避妊手術
● 妊娠・出産
● ノミ・ダニ・フィラリア予防
● マイクロチップ装着
● 療養食・サプリメント

上記以外にもペット保険の商品によって補償対象外の項目は違うため、検討時にはしっかりと確認しておきましょう。

ペット保険を選ぶ時のポイント

補償割合を確認する

ペット保険には「補償割合」を選択できる商品もあり、一般的には『50%』や『70%』などから補償の割合を選べます

補償割合が70%の場合、病気やケガで治療費が10万円かかった時の補償額は7万円、自己負担額は3万円です。

商品によっては『100%』補償の商品もあり、補償割合が大きいほど治療費の自己負担額は少なくなりますが、その分保険料が高くなるため、家計とのバランスなどを見て考えましょう。

窓口精算と後日精算がある

ペット保険には『窓口精算』ができる商品と『後日精算』の商品があります。

精算方法 概要
窓口精算
保険会社が発行する保険証を動物病院の窓口で提示すると、支払い額が自己負担額のみで済む精算方法
後日精算
動物病院の窓口で治療費全額を支払った後に、保険会社へ保険金を請求する精算方法

窓口精算ができるペット保険に加入していれば、動物病院に行くたびに毎回保険金を請求する手間が省けます

しかし、窓口精算に対応していない動物病院もあり、保険料も後日精算の商品に比べると割高のため、かかりつけの動物病院が窓口精算できるか確認してから検討しましょう。

WEB申込みと代理店申込みがある

ペット保険の多くはインターネットから加入が可能ですが、小動物が加入できるペット保険にはペットショップ等代理店での申し込み限定の商品もあります。

インターネットからの加入は場所や時間を選ばずに、パソコンやスマホで申込みができるので忙しい人にもおすすめです。

割引が適用できるか確認する

ペット保険は、商品によっては様々な割引を設けているため、活用できる割引がないか事前にチェックしておきましょう。

【ペット保険の割引の一例】
・インターネット割引
・マイクロチップ割引
・多頭割引

割引制度があるペット保険の中には、もともと保険料が高めに設定されている商品もあるので注意が必要です。

ペット保険は何歳まで:まとめ

ペット保険へ新規加入できる上限年齢はペットの種類によって様々ですが、犬や猫の場合は8~12歳程度までとなるため、高齢になって加入が難しくなる前の加入がおすすめです。

ペット保険は掛け捨て型の保険で1年ごとに更新が必要になりますが、加入後は更新・継続していれば終身まで継続できる保険が多いので、加入時には高齢になってからの補償もチェックしておきましょう。

愛するペットの万一に備えて、ペットが若いうちにペット保険への加入を検討してみてはいかがでしょうか。