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爬虫類はペット保険に入れる?補償内容と加入する時のポイントをご紹介!

爬虫類はペット保険に入れる?補償内容と加入する時のポイントをご紹介!

爬虫類にペット保険は必要なの?
爬虫類が加入できるペット保険はある?

犬や猫を飼う際にペット保険への加入を検討する人も多いですが、爬虫類にもペット保険は必要なの?と悩む人は少なくありません。

今回は、爬虫類にペット保険は必要なのか加入条件や保険料とペット保険を選ぶ時のポイントなどを詳しく解説していきます。

この記事の監修者

  • 有岡 直希

    ファイナンシャルプランナー

    大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人対象のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある保険商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。
    <保有資格>
    AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
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グッドカミング編集部
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爬虫類にペット保険は必要?

ペット保険とは、ペットが病気やケガをして動物病院を利用した際の治療費や手術費の一部を補填するための保険です。

ペットが病気やケガをしても、治療にかかる費用は基本的には飼い主が全額自己負担する必要があります。

ペット保険に加入していれば万一の際の経済的負担を軽減できるので、大切な家族のためにペット保険の加入を検討するのはおすすめです。

ペット保険に加入できる爬虫類

爬虫類はエキゾチックアニマルのため、爬虫類の種類によってはペット保険の補償対象外となる場合があります。

ペット保険の補償対象となる爬虫類の種類はペット保険の商品によっても違いますが、代表的なのはカメ・トカゲ・イグアナなどです。

爬虫類を飼う際にペット保険への加入を検討している人は、事前にペット保険の補償対象の爬虫類かどうかを確認しておきましょう。

爬虫類がかかりやすい病気

爬虫類を飼う前には、爬虫類がかかりやすい病気についても知っておきましょう。

カメ
くる病
カルシウム不足が原因で食欲不振・足の変形・甲羅のゆがみなどの症状がみられる
水カビ症
水質の悪化や日光浴不足で皮膚に塩井カビが広がったり甲羅剥がれるなどの症状がみられる
トカゲ
脱皮不全
脱皮した際に脱皮殻が体の一部に残っていると血行不良になり絵師してしまう場合もある
呼吸器疾患
急激な気温低下などで細菌感染し呼吸しづらそうにしたり肺炎を発症する場合もある
イグアナ・ヘビなど
マウスロット
爬虫類にみられる口内炎で食欲不振・口からの出血・口が開きっぱなしになるなどの症状がみられる
拒食
飼育環境・温度管理が適切でないなどのストレスやエサに飽きて拒食になる場合もある

くる病はカメだけでなく爬虫類全体にみられる病気なので、食事の際にカルシウム剤を混ぜたり紫外線ランプを定期的に交換するなどで予防・対策をしておきましょう。

爬虫類はエキゾチックアニマルとなるため、全ての動物病院が適切な対応ができるわけではありません。爬虫類などの小動物を得意とする動物病院を事前に探しておくのがおすすめです。

補償対象外の費用もある

ペット保険は病気やケガの際に動物病院でかかった費用を補償してくれますが、補償対象外の費用もあるので注意しましょう。

【ペット保険の補償対象外の費用】
● 健康診断
● ワクチン接種
● 去勢・避妊手術
● 妊娠・出産
● 療養食・サプリメント

上記以外にもペット保険の商品によって補償対象外の項目は違うため、検討時にはしっかりと確認しておきましょう。

爬虫類のペット保険の加入条件

ペット保険の加入条件は商品によって異なりますが、多くの場合は以下のような加入条件があります。

ペット保険の加入条件例
新規加入の上限年齢に達していない
健康体である
ペットとして飼育されている

新規加入の上限年齢に達していない

ペット保険の新規加入には上限年齢が設定されている商品が多くなっています。

爬虫類の場合は1歳11ヶ月までや、カメは満15歳未満・イグアナは満10歳未満までなど、商品や爬虫類の種類によって上限年齢は様々です。

加入には「0歳から」の商品と「ペットショップ等代理店でのお迎え時のみ」の商品があるため、爬虫類をお迎えする前にしっかりと確認しておきましょう。

健康体である

ペット保険に加入するには、対象のペットの健康状態が良好である必要があります。

加入時には健康状態を告知しなければならず、重度の持病や既往歴がある場合は加入を断られるケースも少なくありません。

【告知内容例】
・生年月日
・体重
・ペットの種類
・ワクチンの接種状況
・過去にかかった病気やケガの有無
・現在治療中の病気やケガの有無
・他のペット保険への加入状況

既往歴があっても病気やケガの再発の可能性が低いと判断されれば条件付きで加入できる保険もあるため、加入検討時には確認しておきましょう。

ペットとして飼育されている

ペット保険の加入対象は、一般家庭でペットとして飼育されている動物に限られています。

爬虫類の場合はブリーダーの繁殖や売買目的など、ビジネス目的で飼育している動物はペット保険の加入対象外となるので注意が必要です。

爬虫類のペット保険の保険料

ペット保険は1年掛け捨て

ペット保険は掛け捨て型の保険で1年ごとに更新が必要です。

更新時期の数ヵ月前には更新のお知らせが保険会社から送られてきますが、更新・継続していればペットが亡くなるまで終身継続が可能となります。

爬虫類の保険料は一律

ペット保険の保険料は一般的には年齢と共に上がりますが、爬虫類の保険料は年齢にかかわらず一律の商品がほとんどとなります。

保険商品によって月払いや年払いの金額が変わるので、爬虫類向けの保険を選ぶ際は加入できるペットかどうかと負担のない保険料かをチェックしてから検討しましょう。

爬虫類のペット保険を選ぶ時のポイント

WEB申込みと代理店申込みがある

ペット保険の多くはインターネットから加入が可能ですが、爬虫類が加入できるペット保険にはペットショップ等代理店での申し込み限定の商品もあります。

インターネットからの加入は場所や時間を選ばずに、パソコンやスマホで申込みができるので忙しい人にもおすすめです。

割引が適用できるか確認する

ペット保険は、商品によっては様々な割引を設けているため、活用できる割引がないか事前にチェックしておきましょう。

【ペット保険の割引の一例】
・インターネット割引
・多頭割引

割引制度があるペット保険の中には、もともと保険料が高めに設定されている商品もあるので注意が必要です。

補償割合を確認する

ペット保険には「補償割合」を選択できる商品もあり、一般的には『50%』や『70%』などから補償の割合を選べます

補償割合が70%の場合、病気やケガで治療費が10万円かかった時の補償額は7万円、自己負担額は3万円です。

商品によっては『100%』補償の商品もあり、補償割合が大きいほど治療費の自己負担額は少なくなりますが、その分保険料が高くなるため、家計とのバランスなどを見て考えましょう。

窓口精算と後日精算がある

ペット保険には『窓口精算』ができる商品と『後日精算』の商品があります。

精算方法 概要
窓口精算
保険会社が発行する保険証を動物病院の窓口で提示すると、支払い額が自己負担額のみで済む精算方法
後日精算
動物病院の窓口で治療費全額を支払った後に、保険会社へ保険金を請求する精算方法

窓口精算ができるペット保険に加入していれば、動物病院に行くたびに毎回保険金を請求する手間が省けます

しかし、窓口精算に対応していない動物病院もあり、保険料も後日精算の商品に比べると割高のため、かかりつけの動物病院が窓口精算できるか確認してから検討しましょう。

爬虫類のペット保険:まとめ

爬虫類が病気やケガをした時の治療費は基本的には全額自己負担となるため、ペット保険に加入しておくと治療費の一部を補償してくれるので万一の際も安心です。

爬虫類向けのペット保険は年齢に関わらず保険料は一律ですが、加入できる上限年齢は保険商品や爬虫類の種類によって変わるので事前確認が必要となります。

ペット保険は1年更新の掛け捨て型保険なので、家計とのバランスを考えつつペットの万一に備えられる補償の保険を選びましょう。