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楽天証券の総合口座とNISA口座の違い!どちらを開設すべきか使い分けや違いを紹介

楽天証券 総合口座 NISA口座 違い

「楽天証券のどの口座を開設する?」
「総合口座とNISA口座は何が違うの?」
「両方必要なの?」

楽天証券で投資を始めようとしたものの、総合口座とNISA口座は何が違うのか迷う人は少なくありません。

実際には総合口座が投資の土台となり、NISA口座を追加すると非課税メリットを受けられる仕組みになっています。

本記事では、楽天証券の総合口座とNISA口座の違いを整理し、それぞれの特徴や使い分けを解説していきましょう。

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グッドカミング編集部
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グッドカミングは、保険/資産運用/将来設計/投資など「お金」の悩みを解決するWebメディアです。ファイナンシャルプランナーが記事を監修し、情報の信頼性を担保。様々な経歴のライターが、自身の経験やお金に悩む人の体験談を基に記事を執筆しています。

楽天証券の総合口座とNISA口座の違いとは?

楽天証券
【楽天証券公式】https://www.rakuten-sec.co.jp/

楽天証券の総合口座とNISA口座は役割がまったく異なります

総合口座は投資を始めるための土台であり、必ず開設が必要です。

その上で、利益に税金がかからないNISA口座を追加して利用するのが一般的です。

楽天証券で総合口座開設後にNISA口座を開設しているか確認する方法

楽天証券の会員ページを開き、トップページを下にスクロールすると、右側に「お取引・サービス申込状況」が表示されます。

楽天証券の口座画像
【楽天証券のお取引・サービス申込状況の確認画面】

画像のように【取引可】と表示されていればすでにNISA口座を開設済みで利用可能となります。

一方で、NISAの横に【申込】と表示されているなら、まだNISA口座を開設できていません

総合口座を開設済みでNISAの欄が【取引可】になっていないなら、【申込】ボタンから手続きを進めると利用できるようになります

楽天証券の総合口座が持つ特徴

総合口座は、楽天証券で投資を始める人が必ず開設する基本口座です。

総合口座に資金を入れると、株や投資信託などの取引ができるようになります。

総合口座がなければ楽天証券のサービスは利用できないため、すべての取引の土台となる存在です。

楽天証券のNISA口座が持つ特徴

NISA口座は、投資で得た利益に税金がかからなくなる特別な制度を使うための口座です。

総合口座を持っている人が追加で開設でき、通常なら運用益に約20%かかる税金が非課税になります。

たとえば株や投資信託でお金が増えても税金を取られずに受け取れるので、税制優遇は長期にわたる資産形成で大きな違いを生むでしょう。

楽天証券の総合口座とNISA口座の違いを徹底比較

楽天証券では、総合口座とNISA口座をどちらも開設できますが、役割や使い方は大きく異なります

総合口座はすべての取引の土台で、NISA口座は利益が非課税になる特別枠です。

ここでは両口座の違いを4つの観点で整理し、それぞれがどんな人に向いているのかを解説します。

役割の違い

総合口座は、株や投資信託、ETFなど楽天証券の投資サービスを利用するための土台です。

総合口座があれば、ほとんどの商品を取引できます

一方でNISA口座は、総合口座の中で利用できる追加サービスのひとつで、投資で得た利益が非課税になる特別枠です。

税金の違い

総合口座で得た利益には、通常約20%の税金がかかります。

一方、NISA口座で得た利益はすべて非課税となり、税金を払わずに利益をすべて受取可能

利益が非課税の特徴が、NISA口座の最大のメリットです。

損益の扱いの違い

楽天証券の総合口座とNISA口座では、利益や損失の取り扱い方が大きく異なります

◆ 総合口座の損益通算
年間の結果を合算して、最終的な「合計利益」に税金がかかります。
例:株Aで +10万円、株Bで −5万円 → 合計 +5万円が課税対象
👉 損があった分だけ、払う税金を少なくできる仕組みです。


◆ NISA口座の税金
利益はまるごと非課税です。
ただし、損が出ても他の利益と打ち消しはできません。
例:株Aで +10万円、株Bで −5万円 → +10万円は非課税
👉 損失は相殺できないため、無駄になりやすい仕組みです。

総合口座では、利益と損失を同じ年で相殺できるほか、翌年以降に損失を繰り越す仕組みも使えます。

NISA口座は「利益は非課税」と決まっているため、そもそも損失を活かす制度が存在しません

ポイント
ただし長期投資前提だと、20年程度の積立運用では元本割れのリスクは小さいとされるデータもあります。NISAは「長期でコツコツ資産を増やす」運用スタイルに適した制度と言えるでしょう。

開設ルールの違い

楽天証券の総合口座とNISA口座には、開設ルールに大きな違いがあります。

総合口座は楽天証券だけでなく、他の証券会社でも同時に開設でき、複数社を併用可能です。

一方でNISA口座は、「1人1口座」が原則であり、同時に複数の金融機関で開設はできません。

NISAで利用する証券会社を変更するには年単位で手続きが必要になるため、開設先は慎重に選びましょう

楽天証券以外の証券会社の一覧

証券会社一覧
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三菱UFJ eスマート証券三菱UFJ eスマート証券
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マネックス証券マネックス証券
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信用取引の金利の低さが強み
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楽天証券の総合口座とNISA口座の利用シーンの違い

各口座を使う利用シーンを理解すると、より効果的に資産形成できます。

楽天証券の総合口座の利用シーン

楽天証券の総合口座はすべての投資取引の「土台」や「入り口」です。

楽天証券で投資をしようと思った人は、まず総合口座を開設します。

NISAや特定口座、FXなどどのサービスを利用する際も、まず総合口座が開設されている前提であり、総合口座を通じて、各サービスを追加する形式です。

総合口座は、NISAの投資可能枠を使い切った後の株式売買や、NISA口座では対象外の特定の商品に投資したい人にも適しています。

楽天証券のNISA口座の利用シーン

楽天証券のNISA口座は、「投資で得た利益に税金がかからない」特別なサービス枠です。

非課税で投資できるため、少額から長期的に資産を増やしたい人や、初心者にも人気があります。

NISA口座は、将来の資産形成や老後資金など「目的のあるお金」を計画的に準備したい人に適しています。

違いを活かした楽天証券の総合口座・NISA口座の申込方法

楽天証券の総合口座の申し込みの流れを見ていきましょう。

楽天証券の総合口座の申込方法


楽天証券img

楽天証券の総合口座の申し込みは、スマートフォンやパソコンから簡単に行えます

手続きはすべてオンラインで完結できるのです。

主な流れは公式サイトから「口座開設」を選び、基本情報の入力や本人確認書類のアップロードを進めます。

楽天証券のNISA口座の申込方法

総合口座の開設時にNISA口座を開設するかのチェック欄が出てくるので、選択しましょう。

既に楽天証券の総合口座を開設済みの人は、マイページから「NISA口座開設」を選ぶだけで、NISA口座を使った投資を始められます。

NISA口座は単独で開設できず、必ず総合口座とセットで申し込む必要があるのです。

楽天カードを利用するメリット

楽天証券で投資をよりお得に始めるなら、楽天カードの利用が得策です。

NISAの積立を楽天カードで払えば、投資したお金にもポイントが付きます

楽天証券と楽天カードの組み合わせ
タップで詳細 組み合わせ/特徴 タップで詳細
楽天証券img楽天証券 楽天証券×楽天カード 楽天カードimg楽天カード
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✅積立額に楽天ポイントや
楽天証券ポイントの利用が可能

違いを知った上で総合とNISAどっちの口座を使うべき?

楽天証券で投資を始めるのであれば、「総合口座」と「NISA口座」は「違いを知ってどちらかを選ぶ」のではなく、実際はセットで考えるのが基本です。

総合口座は、楽天証券ですべての投資を始める“土台”だと言えます

総合口座は投資のスタート地点誰もが必ず持つ口座であり、開設しないとNISAも含めてどんな投資もできません。

どちらかだけではなくまず総合口座+NISA口座を両方セットで持ちましょう。

楽天証券の総合口座とNISA口座の違いを活かして賢く資産を増そう

楽天証券で投資を始めるなら、総合口座とNISA口座はセットで開設するのが基本です。

総合口座は投資の入り口、NISA口座は利益が非課税になるお得な枠として活用できます。

二つの口座が持つ違いを理解して使い分けていけば、より効率的に資産形成を進められるでしょう


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