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ワーホリで一時帰国すると保険はどうなる?一時帰国中の保険の扱い方を解説

「ワーホリ中の一時帰国中も保険って必要?」
「海外旅行保険って日本では使えないの?」
ワーキングホリデー中に一時帰国を予定している人の中には、保険の扱い方に迷う人も多いはずです。
この記事では、ワーホリ滞在中に一時帰国をする状況の保険の扱いや、保険を一時停止できるのかを解説します。
安心してワーホリ中に一時帰国し再び渡航するためにも、事前に正しい保険の情報を確認しておきましょう。
この記事の監修者
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有岡 直希
ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。- <保有資格>
- AFP、2級ファイナンシャルプランニング技能士
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この記事の目次
ワーホリ中に一時帰国すると保険はどうなる?
ワーホリ保険は一時帰国でも継続可能

多くのワーホリ保険は、契約期間中であれば一時帰国中も解約せずに継続可能です。
保険を解約しなければ、再渡航後もそのまま保障を受けられる仕組みになっています。
不要な解約や再契約を避けるためにも、一時帰国の予定がある人は事前に保険の継続条件を確認しておきましょう。
一時帰国中は日本での医療費は補償対象外になる?

海外旅行保険を継続していても日本国内での医療費は補償対象外が基本で、帰国中に病院を受診すると実費での支払いが求められます。
一般的に、ワーホリ向けの保険では一時帰国中に日本国内での治療を受けても保障の対象外となる契約も少なくありません。(※保険会社やプランにより一部例外あり)
補償対象となる範囲は保険ごとに異なるため、パンフレットや公式サイトを確認するか保険の専門家に相談してみるのがおすすめ。
誤解によるトラブルを防ぐためにも、渡航前に保障内容を必ず把握しておきましょう。
保険証書や連絡先は持ち帰るべき?再渡航に備えた準備

ワーホリ中に一時帰国する人は、海外旅行保険の証書やカスタマーサポートの連絡先を必ず持ち帰るのがおすすめです。
再渡航時に契約情報を確認しておくと、万が一のトラブルにも落ち着いて対応できます。
保険の再開時や変更手続き・問い合わせが必要になる場合もあるため、連絡先はスマホと紙の両方で控えておくと安心。
一時帰国後のスムーズな再出発のために、契約内容のPDFや補償範囲の確認資料もクラウドに保存しておくと便利でしょう。
ワーホリ中の一時帰国では保険を一時停止できるのか
一時停止は基本的に不可の保険が多い

ワーホリ向けに販売されている保険は、「契約開始から終了まで連続した契約期間が前提」の契約の保険が一般的です。
一時帰国中であっても保険料は発生し続けるため、補償の一時停止や保険料の休止は原則としてできません。
保険料をムダなく活用するためにも、ワーホリの滞在予定をもとに契約期間を設定するのが安心になります。
ワーホリに行く前に保険期間の停止制度の有無を確認し、無駄な支出を避けましょう。
保険料は日割りで戻る?解約・再契約の注意点

多くのワーホリ向けの海外旅行保険では、契約を途中で解約しても保険料は日割りで返金されません。
一般的にワーホリ向けの保険では、解約返金には手数料や条件がつくので思っていたより返金額が少ない状況もあります。
再契約時には健康状態の再告知が必要になり、補償内容が制限される契約も。
不要な解約は手続きの手間や思わぬ不利益を招く原因になるため、契約前に保険内容をよく確認しできるだけ継続利用を前提に選ぶのが賢明でしょう。
市区町村での国民健康保険再加入の可否

ワーホリで海外に長期滞在する人は、出発前に海外転出届を出して住民票を抜くのが一般的で、国民健康保険の資格も同時に失われます。
一時帰国中に病院を利用すると全額自己負担になるので、費用の負担を抑えたい人は住民票を戻して国民健康保険に再加入するのがおすすめです。
住民票の再登録は、数日間の滞在でも「日本に住む意思」があれば可能とされており、帰国後14日以内に転入届を出せば手続きが完了。
国民健康保険に再加入すれば医療費の7割が保険でカバーされるので、一時帰国中の急な体調不良でも安心して受診できるでしょう。
一時帰国はワーホリ向けの保険を見直すタイミング
ワーホリ期間中の一時帰国中に保険の再加入や変更も可能

ワーホリ中の一時帰国は、海外旅行保険を見直す絶好のタイミングです。
多くの保険会社では、帰国中でも新たな契約やプラン変更の手続きができます。
補償内容を再確認しておけば、再渡航後のトラブルにも落ち着いて対応可能。
特に加入している保険に不満があった人は、一時帰国中に補償内容を再確認や別の会社を検討するなど見直していきましょう。

期間延長や短縮に対応する保険とは

最近の海外旅行保険には、補償期間の延長や短縮に柔軟に対応できる契約もあります。
契約期間の延長・短縮対応まとめ | |
---|---|
対応項目 | 内容と注意点 |
延長対応 | 滞在期間が延びた場合に、帰国日まで契約を延ばせるプランがある(※要申請・追加料金あり)。 |
短縮対応 | 一時帰国や早期帰国により、保険を途中解約できるケースもある(※手数料・返金条件に注意)。 |
オンライン手続き | 延長やプラン変更をWebから申請できる保険も増えている。 |
注意点 | 延長や再加入には「健康状態の再告知」が必要となる場合が多く、既往歴や受診歴によっては断られることもある。 |
ワーホリの計画が変更になっても、追加手続きで保障を調整できるのは大きな利点です。
保険を選ぶと状況に応じて無駄なく対応できるので、ライフスタイルの変化に備えて契約内容に柔軟性のある保険を選びましょう。

ワーホリ中に一時帰国するなら保険の見直しはFP相談がおすすめ

ワーホリ中に一時帰国する人は、海外旅行保険を見直す絶好の機会です。
補償内容や再加入のルールは複雑な部分も多いため、ファイナンシャルプランナー(FP)など保険の専門家に相談するのが安心。
✅ 複数社の保険商品を比較し、今の保険が最適かどうかをチェック
✅ 中立な立場で、あなたに合った再加入・継続プランをアドバイス
再出発前に補償内容を確認し、必要に応じて最適な保険へ見直すのが大切でしょう。
ワーホリ中の一時帰国でも慌てない!保険手続きを事前確認

ワーホリ中の一時帰国では、海外旅行保険の取り扱いに注意が必要です。
補償が継続しているように見えても、日本国内での医療費は対象外となる保険も多く見受けられます。
一時帰国中の保険の扱いに不安があるなら、ファイナンシャルプランナー(FP)など保険の専門家に相談するのが安心。
保険の解約や再加入には条件や制限があるので、帰国と再出発にも備えるためにも出発前に保険の内容と対応範囲を確認しておきましょう。
