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留学にはクレジットカード付帯保険で十分?注意点と留学におすすめの保険!

留学にはクレジットカード付帯保険で十分?注意点と留学におすすめの保険!

「クレジットカード付帯保険は留学に使える?」
「カード付帯の保険だけで留学は安心?」

留学を予定している人の中には、クレジットカード付帯保険で十分なのか知りたい人も少なくありません。

この記事では、クレジットカード付帯保険の仕組みや留学との相性・注意点留学におすすめの保険を詳しく紹介します

安心して海外での留学生活を送るためにも、自分の渡航予定に合わせた適切な保険選びを進めていきましょう。

この記事の監修者

  • 有岡 直希

    ファイナンシャルプランナー

    大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。
    <保有資格>
    AFP、2級ファイナンシャルプランニング技能士
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グッドカミング編集部
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グッドカミングは、保険/資産運用/将来設計/投資など「お金」の悩みを解決するWebメディアです。ファイナンシャルプランナーが記事を監修し、情報の信頼性を担保。様々な経歴のライターが、自身の経験やお金に悩む人の体験談を基に記事を執筆しています。

留学にはクレジットカード付帯保険で十分?

クレジットカード付帯保険の補償は限定的

クレジットカード付帯の保険は、補償内容には上限がありカードのグレードによって金額やカバー範囲が変わります。

クレジットカード付帯保険の概要
項目 内容の説明
保険の種類 クレジットカードに無料で付いてくる保険(※主に旅行やショッピングに関する補償)
付帯方式 自動付帯:持っているだけで補償
利用付帯:カードで支払うと適用
代表的な補償内容 海外旅行傷害保険(※ケガ・病気・盗難などに対応)
補償金額 補償金額には上限あり
一般カードよりもゴールド・プラチナカードの補償が充実
注意点 保険の適用条件や補償範囲はカードごとに異なる

クレジットカード付帯の保険では、傷害治療や携行品損害などの最低限の補償しか受けられません。

慢性疾患の治療や長期入院に対応していないため、医療費が高額になると補償が不足するので、留学生活には不向きです。

安心して留学するためにも、クレジットカード付帯保険よりも手厚い補償がある保険への加入が欠かせないでしょう。

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自動付帯と利用付帯の違いを正しく理解する

クレジットカード付帯保険には「自動付帯」と「利用付帯」の2つのタイプがあります。

自動付帯
カードを所有しているだけで保険が有効になる仕組み
利用付帯
航空券や交通費をカードでの支払いが保険適用の条件

上記違いを知らずに渡航すると、実際に保険が使えない状況になりかねません。

必ず事前に保険の発動条件を確認し、準備を整えておきましょう。

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留学中に発生しやすいトラブルと保険の不一致

留学中には、体調不良やけが・盗難など予期しないトラブルが頻繁に起きます

海外渡航先でのトラブル例(※1)
・強盗・窃盗・詐欺被害
・自然災害に遭遇
・紛争・暴動・テロが発生
・留学中に体調を崩す
・交通事故(被害・加害) など

クレジットカード付帯保険では、日常的な通院には十分な補償が受けられず、盗難や破損に対する補償も限定的です。

留学では軽い体調不良でも医療に頼る機会が増えるので、日常的な診察や通院もカバーできる留学生向けの保険に加入していきましょう。

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※1 参考:JCSOS 海外留学生安全対策協議会/トラブル事例集

クレジットカード付帯保険の注意点【留学向け】

クレジットカード付帯保険の期間制限と注意点

クレジットカード付帯保険の多くは、「出発日から最大90日間」しか補償されません。

留学では半年〜1年以上の長期滞在が一般的で、90日を超えると途中で病気やケガをしても保険が使えなくなるリスクがあります。

安心して留学生活を送るためには、留学生向けの長期保険への加入して万が一のトラブルへの備えが必要でしょう。

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複数カードによる補償の重複と限界

クレジットカード付帯保険は、複数のカードを持っていても「治療費用や賠償責任」は合算されず一番補償額が高いカードが上限になります。

クレジットカードを複数所持していて合算されるのは「傷害死亡」や「後遺障害」の補償金額のみです。

カード会社によって適用条件が異なり、重複しても全額が支払われるとは限りません。

留学や長期滞在ではクレジットカード付帯保険に頼るのではなく、補償が十分な保険の加入を検討するのが安心でしょう。

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キャッシュレス診療の非対応リスク

留学先で病院を受診すると、高額な医療費を一時的に自己負担する必要があります。

キャッシュレス診療に対応している保険に加入していると立て替えが不要ですが、一般的にクレジットカード付帯保険には対応していません

【キャッシュレス診療とは】
保険会社が提携医療機関に治療費を直接支払うため、現地での支払いが不要。

キャッシュレス診療を受けられなければ、留学先で万が一の入院や手術が必要でも資金不足で治療を受けられない状況になりかねません。

留学先でのトラブルに備えるためにも、キャッシュレス診療に対応している保険に加入するのがおすすめでしょう。

海外旅行保険の『t@biho』に加入すれば、キャッシュレス病院の紹介や予約手配をサポートしてくれます。
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留学にはクレジットカード付帯保険で十分?:おすすめの海外旅行保険と選び方

留学に必要な海外旅行保険の基本

留学では、日本と異なる医療制度や治安の中で生活するため、万一のリスクに備える保険選びが非常に重要になります。

医療だけでなく盗難や事故・生活トラブルなどへの備えるためにも、「海外旅行保険」への加入がおすすめです。

留学に海外旅行保険がおすすめな理由
理由 具体的な内容
補償期間が長い 90日以上の滞在にも対応し、1年単位で契約できるプランが選べます。
医療補償が手厚い 通院・入院・手術などに高額補償が設定されており、持病の治療にも対応できるプランがあります。
キャッシュレス診療対応 現地の提携病院で治療費を自己負担せずに受診できるため安心です。
日本語サポート 24時間対応の日本語窓口があり、緊急時も言語の壁なくサポートが受けられます。
留学生特化の補償 学校生活や生活中のトラブルに対応した、学生向けの補償内容が含まれています。

安心して学業に集中するためにも、留学に特化した保険の選択が欠かせないでしょう。

出発日当日でも加入できますが、原則「自宅を出発する前」までに手続きを完了する必要があります。
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医療・救援費用が充実した保険を選ぶ

ノルウェーの救援者費用

留学中の医療トラブルに備えるには医療費と救援費用の補償が重要で、入院や手術が必要になると高額な医療費が発生する国もあります

保険未加入で高額医療費がかかる例
場所 症状・受診内容 請求額
アメリカ・ニューヨーク 風邪症状で外来受診。診察と検査のみ。 約4万円
ハワイ・ワイキキ 軽い下痢と脱水。点滴+薬処方。 約5.8万円
フランス・パリ 軽度の捻挫。レントゲン+湿布+固定バンド。 約3.5万円

また、家族が現地へ駆けつけるための渡航費や宿泊費が補償される「救援者費用」が設定されている保険を選ぶと安心です。

救援者費用補償とは?
留学中に大きな病気や事故に遭った際、家族が現地に渡航するための費用をカバーする保険。
主に補償される内容
✅ 家族の往復航空券代
✅ 宿泊費(数日〜1週間分)
✅ 現地での交通費や通訳代
✅ 日本からの本人移送費(緊急時には医療搬送も)

充実した医療補償を備えたプランを選んで、安心して留学するための備えをしておきましょう。

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留学期間に合わせて保険期間を設定する

保険期間は、留学の開始日から帰国日まで、滞在期間すべてを補償できるように設定するのが重要です。

保険期間が短すぎる
補償が途中で切れると、残りの滞在中は医療費などは自己負担。
保険期間が長すぎる
滞在しない期間まで契約すると、使わない分の保険料を余計に支払いが必要。

渡航日や帰国日が変わる恐れがある人は、途中延長に対応した保険を選んでおくと安心です。

契約時には、語学学校の入学日・帰国予定日などをしっかり確認し、必要な日数分だけカバーされているのかをチェックしましょう。

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留学にはクレジットカード付帯保険で十分?:保険のチェックポイント

保険の適用条件と補償内容の詳細確認

留学前には保険の適用条件や補償の範囲を丁寧に確認し、自分に必要な補償が含まれているかを見極めるのが得策です。

留学に必要な保険の主な補償内容
補償項目 内容の説明
治療・救援費用 ケガや病気で現地の病院にかかった際の診療費、入院費、救急搬送などを補償
疾病・傷害死亡/後遺障害 病気や事故による死亡、または後遺障害が残った場合に保険金が支払われます
個人賠償責任 他人にケガをさせたり、物を壊してしまったときの損害賠償費用を補償
携行品損害 スマートフォンやパソコンなど、持ち物が盗まれたり壊れた際の損害を補償
留学特有のトラブル補償 滞在先や学校でのトラブル、緊急帰国、弁護士費用などをカバーする特約がある保険も
キャッシュレス診療 現地の提携病院で現金不要で治療が受けられるサービス
24時間日本語サポート 言葉に不安がある人でも安心して相談できる、日本語対応のサポート窓口を完備

保険の原則として“予測できない事態”への備えで、一般的に海外旅行保険や留学保険では「加入前からの持病や既往歴」は補償対象外です。

持病や既往歴に不安がある人は保険に加入できないと自己判断せずに、早めに保険の専門家に相談するのが最も安心かつ確実でしょう。

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英語での対応が可能な保険会社を選ぶ

留学中にトラブルに遭うと、現地スタッフや病院と英語でやり取りする必要があります。

留学先での言語の壁は大きなストレスになるため、英語や日本語でのサポート体制が整った保険を選ぶのが大切です。

実際に提供されているサポート内容(例)
● 24時間・年中無休の緊急サポートセンター
(※電話・メール・チャット)
● 英語と日本語の両対応
(※海外現地からでも日本語で相談可能)
● 病院の紹介・予約代行・通訳サポート
● パスポートの紛失・盗難・トラブル時のアドバイス

留学先での非常時に備え、言語や時差に左右されないサポート窓口の連絡先や手続き方法を、メモやスマートフォンなどに保存しておくと安心でしょう。

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保険の判断にはFPに相談が◎

保険は内容が複雑なため、加入する前にファイナンシャルプランナー(FP)など保険の専門家に相談するのがおすすめです。

ファイナンシャルプランナー(FP)のメリット
✅ 保険の知識が豊富で、留学向きの保険を提案。
✅ 複数の商品を比較して客観的にチェック。
✅ 中立な立場で自分に最適な保険を紹介。

クレジットカード付帯保険しか持っていない人は、留学に向けて必要な補償を踏まえた適切な保険を提案してもらいましょう。

\\ 保険の相談はFPにおまかせ! //

留学にはクレジットカード付帯保険ではなく海外旅行保険がおすすめ!

クレジットカード付帯保険は申し込み不要で費用もかからない手軽な保険ですが、補償内容や期間が限られるため留学には適していません

長期滞在や現地医療への対応を考えると、医療費や賠償責任・サポート体制など、自分の留学プランに合わせた補償選びが重要です。

安心して留学を始めるためにもファイナンシャルプランナー(FP)など保険の専門家に相談し、費用を抑えつつ自分に合った補償を備えましょう。

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