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犬の尻尾が下がるのは病気のサイン?尻尾が下がる原因と考えられる病気とは

犬の尻尾が下がるのは病気?
どうして尻尾が下がったままなの?
いつもはピンと上がっている犬の尻尾が、ある日突然だらんと下がっていたら、不安になりますよね。
尻尾が下がる理由は、単なる気分や疲労によるものから、筋肉や神経、内臓の病気までさまざまです。
ここでは、犬の尻尾が下がるときに考えられる病気や異常について、詳しく解説します。
この記事の監修者
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有岡 直希
ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。- <保有資格>
- AFP、2級ファイナンシャルプランニング技能士
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この記事の目次
犬の尻尾が下がる病気以外の原因

犬の尻尾が下がる原因は、病気以外にも以下のような一時的な原因が考えられます。
✅ 疲労や運動後の筋肉の疲れ
✅ 寒さや冷えによる反応
✅ 服やハーネスの違和感
✅ 一時的なストレスや環境変化
時間が経てば自然に戻るケースが多いですが、数日経っても回復しない、痛み・食欲不振などがある場合は、病気の可能性があるので注意が必要です。
感情による変化(不安・恐怖・緊張)

犬が尻尾を下げて、股の間に挟むしぐさが見られる時は、強い恐怖や不安を感じています。
見知らぬ場所や音、人の怒った声などに不安を感じた時に見られる防衛本能による自然な反応であり、体調不良ではありません。
緊張が解ければ元通りに戻る場合が多いため、環境を見直し、落ち着ける状況をつくってあげましょう。
疲労や運動後の筋肉の疲れ

犬は長時間の散歩や激しい運動のあとに、一時的に尻尾が下がる場合があります。
筋肉の疲労によって一時的に尻尾を持ち上げづらくなっている状態です。
コールドテール症候群と間違えやすいですが、痛みや震えがないようであれば、しばらく安静にして様子を見て問題ありません。
寒さや冷えによる反応

長時間寒い場所にいると、体温を逃がさないよう尻尾を下げる仕草を見せる時がありますが、暖かい室内にいれば徐々に戻ります。
特に短毛種や小型犬は冷えに敏感なので、寒い季節には服を着せるなどの工夫も効果的です。
服やハーネスの違和感

新しく着せた洋服や、体にフィットしていないハーネスが尻尾の付け根にあたると、不快感から尻尾を下げるケースも。
サイズや素材に違和感がないか確認し、ストレスのない状態で着用させましょう。
一時的なストレスや環境変化

犬の尻尾が下がるのは、引っ越しや来客、大きな音、雷、掃除機など、日常の中にある小さなストレスが原因かもしれません。
不安や警戒が原因なら、リラックスできる空間をつくってあげたり、飼い主との安心できる関係づくりを意識しましょう。
尻尾が下がるときに考えられる主な病気

✅ 椎間板ヘルニア
✅ 神経の損傷や打撲
✅ 肛門や前立腺の異常
コールドテール症候群
コールドテール症候群は、冷たい水での遊泳後や過度な運動で、尾の筋肉に急性の炎症が起こる病気です。
大型犬に多く見られる病気で、尻尾を動かせなくなり、触ると痛がるのが特徴。
● 普段のように尻尾を振らなくなる
● 尻尾を触ると痛がる、震える
● お座りの姿勢がぎこちない
● 歩き方がやや不自然になる
症状は突然現れ、前日までは元気だったのに翌朝急に変化が出るケースが多く見られます。
椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアは、犬でよく見られる病気のひとつです。
椎間板ヘルニアは首や胸、腰の辺りなどで発症する可能性があり、急激な痛みとマヒなどの神経症状が見られます。
● 背中を触ると痛がる
● 四肢にマヒが起こる
● 腰が立たなくなる
● 排泄のコントロールが難しくなる
背骨の神経が圧迫され、後肢や尻尾の麻痺が起きているかもしれません。
体の震えや歩き方の異常、後ろ足のふらつきなどが見られる場合は、早急に動物病院を受診しましょう。
神経の損傷や打撲
転倒や尻尾を挟むなどの外傷で、犬の尻尾の神経にダメージが加わると尻尾が下がったまま動かなくなるケースがあります。
感覚がなくなる、排泄のコントロールが効かないなどの症状が見られる時は、すぐに診察してもらいましょう。
肛門や前立腺の異常
オス犬では前立腺肥大、男女ともに以下のような肛門周囲の腫瘍や炎症によって尻尾を上げにくくなるケースも。
肛門周囲膿瘍:肛門腺に腫れて痛くなる病気
肛門周囲腺腫:直腸ポリープが肛門の表面に出てしまう病気
便秘、血便、痛がる様子などがあれば、すぐに病院で確認しましょう。
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ランキングは各保険商品の優劣や推奨を示すものではなく、2025年03月01日~03月31日の申込件数、資料請求件数、及びアクセス数に基づいて作成したものです。
ペット保険で愛犬の万が一に備えよう

ペット保険は、ペットが病気やケガをして動物病院を利用した際の治療費や入院費、手術費の一部を補填するための保険です。
ペットが病気やケガをした場合の治療費は、基本的に飼い主さんが全額自己負担しなければなりません。
保険金が必要になってから加入しても、補償は受けられないため、病気や怪我をしてしまう前に加入しておきましょう。
ペット 保険 |
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犬の尻尾が下がっている時の対処法

無理に触らず休ませる
尻尾が下がっている原因がストレスや筋肉疲労の時は、無理に撫でたり構ったりせず、落ち着いた環境で過ごさせましょう。
寝床やお気に入りの場所でそっと見守るのが安心です。
体温を保つ工夫をする
寒さが影響している可能性があるときは、ブランケットや犬用の服を活用して冷えを和らげてあげましょう。
室温は20〜25度前後を目安に、床からの冷気も遮断すると効果的です。
冬季:19〜25℃程度
湿度:50%~60%程度
散歩や運動は控えめにする
筋肉疲労やコールドテール症候群が疑われるときは、散歩や激しい遊びを控えて安静に過ごさせるのがおすすめです。
無理に尻尾を上げようとせず、2〜3日様子を見て変化を観察します。
日数が経っても尻尾が下がったままになっている、いつもと違う様子が見られる場合は動物病院へ連れていきましょう。
尻尾が下がる以外の症状を観察
尻尾が下がる原因が病気かどうかを判断するには、以下のポイントに注目してください。
● 食欲・元気・歩行・排泄の変化
● 痛みの有無・触ったときの反応
● 他の体調異常(咳・嘔吐・下痢など)
歩き方がぎこちなかったり元気がない、食欲がない、後ろ足のふらつき、触られると嫌がるなど、他にも症状がある場合は病気の疑いが強まります。
尻尾の付け根を触ったときに唸る、振り返る、体をこわばらせるなどの反応があれば、炎症や神経障害などの病気かもしれません。
環境を整えても24時間以上尻尾が下がったままの場合、病的な原因が隠れている可能性も。
症状が軽度であっても長引くときは、念のため動物病院での診察を受けましょう。
犬の尻尾が下がるのは病気?:まとめ

犬の尻尾が下がるのは、筋肉疲労や気分的な理由の場合もありますが、神経や内臓の異常による病気が関係しているケースも。
特に、大型犬では筋肉炎症、小型犬ではストレスやヘルニアなど、犬種によっても注意すべきポイントが異なります。
痛がる、元気がない、食欲がないといった変化があれば、早めに動物病院で相談しましょう。
また、愛犬のもしもの病気やけがに備えられるペット保険への加入も検討してくださいね。
