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債務整理中に借入できる?ネット上では「任意整理後にカードを作れた」と見たがほんと?

債務整理中でも借入は可能?審査のポイントと債務整理中に借り入れる注意点を解説

「債務整理したけど新たにローンを組みたい」
「債務整理したら審査に通らないの?」

債務整理の手続き中に、お金が必要になる方も少なくありません。

基本的に債務整理中の借入はできませんが、任意整理のあとにカードを作れたとの声もあります。

本記事では債務整理中に借入はできるのか、新たにローンを組む注意点も解説。

債務整理中に借入したいと考えている方はぜひご覧になってください。

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グッドカミング編集部
グッドカミング編集部
グッドカミングは、保険/資産運用/将来設計/投資など「お金」の悩みを解決するWebメディアです。ファイナンシャルプランナーが記事を監修し、情報の信頼性を担保。様々な経歴のライターが、自身の経験やお金に悩む人の体験談を基に記事を執筆しています。

債務整理中でも借入できる?基本を解説


債務整理すると、基本的に新たな借り入れはできないと考えておきましょう。

債務整理の種類 内容
任意整理 特定の借入先と交渉し、返済条件を見直す方法
個人再生 裁判所を通じて借金を大幅に減額し、残額を分割返済
自己破産 全ての借金が免除

借金の負担を軽減するための手続きですが、その過程で信用情報に金融事故情報が残り、金融機関の審査に通りにくくなります。

しかしネット上には任意整理後にショッピングローンやクレジットカードの新規発行ができたとの声も。

● カード会社独自の審査基準により、利用できた
● 延滞履歴がなく、安定した収入があったので利用できた
● 任意整理の対象にしていない会社だった

他にも理由はあるかもしれませんが、審査に通過する何らかの基準をクリアしたと考えられます。

※任意整理の対象にしていない会社だからといって審査に通る・カードが作れるわけではありません。

債務整理中の借入の注意点

債務整理中でもローンの申し込みはできますが「審査に落ちるとその情報も信用情報に登録される」ため、基本的に新たな借入はやめておきましょう。

信用情報に登録されるのは永久ではないため、信用の回復を待つ方が安全です。

債務整理中に借り入れはできない?いつから?

債務整理すると、約5~7年程度金融事故を起こした情報が登録されるとされています。

永久ではないため、一定期間過ぎるとまた新たな借り入れは可能。

事故情報が消えても審査に通るかは状況によりますが、信用情報を積み重ねていれば影響は少ないといえるでしょう。

審査に通るための信用回復の方法

✅ 債務整理後の返済を延滞しない
✅ 公共料金や携帯料金の支払いを続ける
✅ カードを使えるなら支払を遅らせない
安定した収入がある

安定した収入があり、返済をしっかりしていくのがポイントです。

収入は「返済できる見込みがある」返済履歴は「返してきた実績がある」と信用情報に繋がるので、この2点を意識しましょう。

これから債務整理する方は今後の出費予定など具体的に考えておくと、突然の出費にも対応しやすいです。

債務整理を相談できる事務所


債務整理を検討するなら法律の専門家への相談が有効です。

「債務整理をすべきか」「債務整理後、新たな借入をしないためにどうすればいいか」など根本的な解決策を提示してくれます。

1社あたりの借入額が140万円以下だと司法書士、それ以上の方は弁護士に依頼するとスムーズです。

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11,000円~※1 22,000円~※2
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【アヴァンス法務事務所】…解決報酬金11,000円/1社、減額報酬11%、過払い金を取り戻した場合は過払い金に対して22%の成功報酬、別途事務手数料あり
【はたの法務事務所】…減額報酬:減額できた債務の金額の11%/その他、印紙、切手、訴訟費用(原則実費のみ)、管理費等が発生/司法書士法に則り、契約時には契約書の報酬内訳書にて説明

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【ライズ綜合法律事務所】…着手金は内容により費用が異なります/減額報酬は減額の11%/和解成立時、解決報酬として1社につき22,000円/過払い返還報酬 22%(任意の場合/訴訟の場合は27.5%)/送金管理費として1社につき月1,000円/回/通信費として1社につき2,200円
【ひばり法律事務所】…報酬金22,000円(1社あたり)/減額報酬11%/実費5,500円(1社あたり)

「債務整理中も借入できる」会社に注意

一般的な金融機関や消費者金融は、債務整理中の人に新たな貸付を行いません。

特に、信用情報に事故情報が記録されていると、審査は非常に厳しくなります。

「ブラックでも借りられる」と宣伝する業者は、すべて高金利や違法な業者だと考え利用を避けるべきです。

消費者金融の審査のポイント

消費者金融の審査では、申込者の信用情報、収入状況、勤務先などが重視されます。

信用情報に事故情報が登録されていると、審査を通過するのは極めて難しいです。

無理に借入を試みると、さらなる経済的負担を招く恐れがあります。

闇金のリスクと危険性

「ブラックでも借りられる」と広告を出す業者の多くは闇金だと考えておきましょう。

闇金は法外な金利を設定し、返済が困難になると違法な取り立てを行います。

安全な生活を守るためにも、闇金には絶対に手を出してはいけません。

困ったときは、公的な支援機関や法律の専門家への相談が重要です。

【まとめ】債務整理中の借入と正しい対策

債務整理中は新たな借入が難しく、無理に借りるとさらに状況が悪化します。

違法な業者には手を出さず、安全な方法で生活の立て直しが重要です。

信用情報の回復には時間がかかりますが、債務整理後は延滞せず、安定した収入を得ていればおのずと回復します。

今後の生活を安定させるためにも、慎重に判断し、適切な選択を心がけましょう。