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猫のくしゃみは病気のサイン?考えられる病気と予防方法を解説!

猫のくしゃみは病気のサイン?考えられる病気と予防方法を解説!

猫がくしゃみをしてるのは病気?
猫がくしゃみをする原因は?

猫が頻繁にくしゃみをしていると、くしゃみの原因や病気なのかどうかが気になりますよね。

今回は、猫がくしゃみをする原因と可能性のある病気予防方法おすすめのペット保険などを詳しく解説していきます。

この記事の監修者

  • 有岡 直希

    ファイナンシャルプランナー

    大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人対象のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある保険商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。
    <保有資格>
    AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
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グッドカミング編集部
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グッドカミングは、保険/資産運用/将来設計/投資など「お金」の悩みを解決するWebメディアです。ファイナンシャルプランナーが記事を監修し、情報の信頼性を担保。様々な経歴のライターが、自身の経験やお金に悩む人の体験談を基に記事を執筆しています。

猫のくしゃみは病気なの?

猫がくしゃみをするのは、鼻腔内に入った異物や刺激を排除する際に出る自然な反応です。

しかし、一時的な症状であれば問題はありませんが、くしゃみをし続けていたりくしゃみ以外の症状を伴う場合は病気の可能性もあるため注意する必要があります。

生理現象としてのくしゃみ

猫も人間同様に、鼻にほこりや異物が入った時や柔軟剤や香水などの強いにおいに反応した場合にくしゃみが出る時があります。

短時間で治まり、元気や食欲にも変化がない場合は生理現象としてのくしゃみの可能性が高いので特に心配はいりません。

病気が原因のくしゃみ

くしゃみが頻繁に続く場合は、感染症やアレルギーが原因となっている可能性があります。

黄色や緑色の鼻水が出ている、目やにが出ている、発熱や食欲不振を伴っているなどの症状がみられる場合は病気が原因と考えられるでしょう。

くしゃみと併発して体調が悪い様子がみられる時は、早めに動物病院を受診してください。

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猫のくしゃみが出る可能性が高い病気

猫風邪

猫がくしゃみをし続けている場合は、いわゆる「猫風邪」の可能性が高いです。

猫風邪の原因はウイルスや細菌など様々ですが、人間の風邪に似た症状がみられるためそう呼ばれています。

✅ 猫ウイルス性鼻気管炎

猫ウイルス性鼻気管炎は、猫ヘルペスウイルスが引き起こす感染症で、くしゃみ・鼻水・目やに・鼻水が出るのが主な症状。

特に目の炎症がひどくなる傾向にある、放置すると視力に影響を及ぼす可能性もあるため注意が必要です。

猫ヘルペスウイルスを持っている猫との接触で感染し、一度感染するとウイルスがなくなることはないため、免疫力が落ちると再び風邪のような症状を引き起こします。

✅ 猫カリシウイルス感染症

猫カリシウイルス感染症はカリシウイルスが原因で発症し、くしゃみ・鼻水・発熱・食欲低下のほかに口内炎や舌の潰瘍を引き起こすのが特徴です。

口内炎のせいでよだれが増えたり口臭が強くなる、食事が取れなくなるなどの症状もみられるため、栄養不足に注意する必要があります。

カリシウイルスを持っている猫の唾液やくしゃみから感染するため、感染猫や野良猫との接触は避けるようにしましょう。

✅ 猫クラミジア感染症

猫クラミジア感染症はクラミジア菌が原因で発症し、くしゃみ・鼻水・結膜炎が主な症状となります。

結膜炎により目が充血したり腫れるなどの症状があり、ネバネバした目やにが出るのが特徴です。

感染力が強いため、特に多頭飼育している環境では感染が広がってしまう可能性が高いので注意しましょう。

アレルギー性鼻炎

猫もアレルギーを持つ場合があり、花粉・ハウスダスト・カビ・ダニ・タバコの煙などに対してアレルギー反応が出るケースがあります。

アレルギーが原因の場合は、透明でサラサラの鼻水が出たり、皮膚炎が起こって皮膚が赤くなる場合も。

症状がひどい場合は治療が必要となるケースもありますが、ブラッシングで花粉やホコリを取り除いたり空気清浄機を活用するなど、家庭でできる対策を徹底してみましょう。

クリプトコッカス症

クリプトコッカスは真菌(カビ)の一種で、感染するとくしゃみや粘性のある鼻水が出たり、鼻水に血が混じる、鼻にしこりができるなどの症状がみられます。

免疫が十分に働いていれば発症するケースは稀ですが、他の病気で免疫力が低下している状態の時には注意が必要です。

ポリープ・腫瘍

鼻にポリープや腫瘍ができると、その刺激でくしゃみが出やすくなります。

腫瘍から出血があると鼻血が出たり、腫瘍が大きくなると顔が変形してしまう場合もあるため注意が必要です。

鼻にできる腫瘍は悪性の場合も多く早期発見・早期治療が重要なので、違和感を感じたらすぐに動物病院を受診しましょう。

歯周病

歯周病自体は歯の病気ですが、上アゴの根本は鼻に近い位置にあるため、歯周病が進行すると細菌が鼻に侵入してしまうケースもあります。

炎症が鼻の方にまで広がるとくしゃみや鼻水の症状も出てくるため、日頃から歯磨きの習慣をつけたり、デンタルケアのできるおやつやおもちゃを活用して歯周病を予防しましょう。

猫のくしゃみを予防する方法

定期的なワクチン接種

猫風邪の原因となるウイルスやクラミジアはワクチン接種で予防が可能です。

猫の混合ワクチンでは猫風邪の原因となるウイルスと、猫パルボウイルス感染症も予防できるため、完全室内飼いの猫でも1年に1回のワクチン接種をしておくのがおすすめとなります。

室内環境を整えておく

アレルギーが原因のくしゃみを避けるためにも、花粉やハウスダストが溜まらないようにこまめな掃除を心がけましょう。

また、花粉の季節には人間が外から花粉を持ち込まないように、玄関前で身体をはたいてから室内に入ったり、空気清浄機や加湿器を活用するのもおすすめです。

ストレス管理と免疫力向上

猫はストレスを感じると免疫力が低下しやすく、免疫力が低いとウイルスや細菌の感染率も高くなります

猫にとってリラックスできる環境を整え、適度な遊びや運動でストレス解消ができるようにしてあげましょう。

愛猫の万が一に備えられるペット保険

ペット保険とは、ペットが病気やケガをして動物病院を利用した際の治療費や手術費の一部を補填するための保険です。

ペットが病気やケガをしても、治療にかかる費用は基本的には飼い主が全額自己負担する必要があります。

ペット保険に加入していれば万一の際の経済的負担を軽減できるので、大切な家族のためにペット保険の加入を検討するのはおすすめです。

ペット
保険
日本ペット SBIプリズム少短
日本ペット-バナー-猫向け SBIプリズムペット-保険-犬猫バナー四角
保険
対象
犬・猫
犬・猫・小動物・鳥類・爬虫類
猫の
保険料
(月額)
【0歳~4歳】
ネクスト:800円
ライト:610円
ミニ:140円
※50%補償・インターネット割引・免責額適用特約あり
【バリュー】
0歳:3,880円
1歳:3,540円
2歳:3,160円
補償
割合
50%・70%・90%
※ミニプランは70%のみ
100%
※入院・通院・手術の1日(1回)の上限金額および年間上限回数あり
特徴 0歳~4歳まで保険料変動なし満10歳まで加入可能
ネクストプランは歯科治療・パテラ・ガン・泌尿器疾患も補償※歯石取りは除く
全国の動物病院が対象
休日診療費・時間外診療費も補償
スマホでいつでも保険金請求ができる
見積
申込
B24-011(240717) JACAP202400079

猫のペット保険に加入する時のポイント

できるだけ若いうちに加入する

ペット保険への加入を検討している場合は、できるだけ猫の年齢が若いうちに加入しておくのがおすすめです。

高齢になると加入できる保険が限られてきたり、病気やケガなどの既往歴があると補償範囲が限定されたり加入を断られる可能性が出てきます。

病気・ケガなどの万一に備えるには、若くて健康なうちに加入しておく方が良いでしょう。

インターネットで加入する

ペット保険の多くはインターネットから加入が可能で、中にはインターネットからの加入限定の商品もあります。

インターネットのみで加入できるペット保険は種類が多く、保険料が安い商品や割引がある商品も。

インターネットからの加入は場所や時間を選ばずに、パソコンやスマホで申込みができるので忙しい人にもおすすめです。

割引が適用できるか確認する

ペット保険は、商品によっては様々な割引を設けているため、活用できる割引がないか事前にチェックしておきましょう。

【ペット保険の割引の一例】
・インターネット割引
・マイクロチップ割引
・多頭割引

割引制度があるペット保険の中には、もともと保険料が高めに設定されている商品もあるので注意が必要です。

補償割合を確認する

ペット保険には「補償割合」を選択できる商品もあり、一般的には『50%』や『70%』などから補償の割合を選べます

補償割合が70%の場合、病気やケガで治療費が10万円かかった時の補償額は7万円、自己負担額は3万円です。

商品によっては『100%』補償の商品もあり、補償割合が大きいほど治療費の自己負担額は少なくなりますが、その分保険料が高くなるため、家計とのバランスなどを見て考えましょう。

窓口精算と後日精算がある

ペット保険には『窓口精算』ができる商品と『後日精算』の商品があります。

精算方法 概要
窓口精算 保険会社が発行する保険証を動物病院の窓口で提示すると、支払い額が自己負担額のみで済む精算方法
後日精算 動物病院の窓口で治療費全額を支払った後に、保険会社へ保険金を請求する精算方法

窓口精算ができるペット保険に加入していれば、動物病院に行くたびに毎回保険金を請求する手間が省けます

しかし、窓口精算に対応していない動物病院もあり、保険料も後日精算の商品に比べると割高のため、かかりつけの動物病院が窓口精算できるか確認してから検討しましょう。

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※当サイトにおけるランキング表示について
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猫がペット保険に加入する時の注意点

ペット保険への加入は猫の医療費用の負担を軽減できますが、加入する際の注意点があるためチェックしておきましょう。

猫のペット保険加入時の注意点
✅ 持病や病歴は事前申告が必要
✅ 保険更新時には審査がある
✅ 動物病院で推定年齢を確認しておく
✅ 補償対象外の費用もある

持病や病歴は事前申告が必要

ペット保険に加入するには、対象のペットの健康状態が良好である必要があります。

加入時には健康状態を告知しなければならず、重度の持病や既往歴がある場合は加入を断られるケースも少なくありません。

【告知内容例】
・生年月日
・体重
・ペットの種類
・ワクチンの接種状況
・過去にかかった病気やケガの有無
・現在治療中の病気やケガの有無
・他のペット保険への加入状況

【加入を断られる可能性がある病気の一例】
・糖尿病
・慢性腎臓病
・椎間板ヘルニア
・悪性腫瘍
・甲状腺疾患

既往歴があっても病気やケガの再発の可能性が低いと判断されれば条件付きで加入できる保険もあるため、加入検討時には確認しておきましょう。

保険更新時には審査がある

ペット保険は1年ごとに更新が必要ですが、加入後にはそのまま終身継続が可能な商品が多いです。

しかし、中には一定年齢以上は更新できない場合や、保険加入中の病歴や保険金請求の有無に基づいた審査によって、更新時に保険料の増額や継続条件が追加されるケースも。

保険加入前に、補償対象の病気やケガ、更新時の条件などもしっかりと確認しておきましょう。

補償対象外の費用もある

ペット保険は病気やケガの際に動物病院でかかった費用を補償してくれますが、補償対象外の費用もあるので注意しましょう。

【ペット保険の補償対象外の費用】
● 健康診断
● ワクチン接種
● 去勢・避妊手術
● 妊娠・出産
● ノミ・ダニ・フィラリア予防
● マイクロチップ装着
● 療養食・サプリメント

上記以外にもペット保険の商品によって補償対象外の項目は違うため、検討時にはしっかりと確認しておきましょう。

猫のくしゃみの原因:まとめ

猫のくしゃみは一時的な生理現象の場合と、猫風邪など病気のサインの2パターンがあります。

くしゃみをずっとしていたり、他の症状も併発している場合は病気の可能性が高いため、早めに動物病院を受診しましょう。

完全室内飼いをして野良猫との接触を避け、1年に1回のワクチン接種を受けておくとウイルスへの感染を予防できます。