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猫の歯周病の治療費用は?歯周病・歯石除去はペット保険で補償されるのか
猫の歯周病の治療費はどのくらい?
歯周病や歯石除去はペット保険の補償対象?
「猫の口臭が気になる」「歯の根元が赤く腫れている」などの症状がみられると歯周病の可能性がありますが、放置すると強い痛みが出たり歯周病菌が他の臓器へ影響を出す場合もあるので注意が必要です。
今回は、猫の歯周病の治療の流れや費用、歯周病の予防方法、歯周病がペット保険で補償されるのかなどを詳しく解説していきます。
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この記事の目次
猫の歯周病の治療費用は高い?
歯周病は人間だけでなく犬や猫にも身近な病気で、歯磨きを嫌がるペットも多いため歯石がつきやすく、猫は3歳で70%以上が歯周病にかかっているといわれるほどです。
● 口臭が気になる
● 歯肉が赤く炎症を起こしている
● 歯や口を触られると痛がる
● 口内炎ができている
● ご飯をうまく食べられない
● 食欲不振
歯肉炎や口内炎があるとご飯を食べるのが痛くて食欲不振になったり、炎症が酷くなると歯が抜けたり歯茎が膿んでしまう場合もあります。
歯周病は悪化するとレントゲン等で症状を確認し、歯石取りや抜歯などの処置には全身麻酔をする必要があり、治療費が5~10万円など高額になるケースも。
歯周病が重度になるほど治療にかかる費用が高くなるため、できるだけ普段からの予防対策をしてあげましょう。
猫の歯周病はペット保険で補償される?
ペット保険によって補償内容は異なりますが、基本的には猫の歯周病の治療は補償対象となっている商品が多いです。
ただし、歯周病になる前の歯石除去などの「予防行為」は補償の対象外になるケースが多く、歯石の付着を予防するペーストなどの購入も対象外となります。
また、猫が歯周病になってからペット保険に加入しても補償対象外となってしまう場合が多いため、ペット保険の加入は猫が歯周病など『病気にかかってしまう前』にしておきましょう。
猫の歯周病・歯石の予防方法
猫の歯周病・歯石の予防には毎日の歯磨きが重要となります。
歯ブラシやデンタルシートなどを使って歯磨きをしますが、急に口に触られると嫌がるため、毎日口に触れる習慣をつけて徐々に慣らしていきましょう。
最初はデンタルシートや水に濡らしたガーゼを指に巻き付けて、歯の根元を優しくこするように歯磨きするとやりやすいです。
どうしても歯磨きが難しい場合は、歯磨き用のおやつ・歯磨き効果のあるふりかけ・歯磨きおもちゃなど、様々なデンタルケアグッズがあるため、猫に合った方法で歯周病予防をしてあげましょう。
猫の歯科治療も補償されるペット保険
ペット保険とは、ペットが病気やケガをして動物病院を利用した際の治療費や手術費の一部を補填するための保険です。
ペットが病気やケガをしても、治療にかかる費用は基本的には飼い主が全額自己負担する必要があります。
ペット保険に加入していれば万一の際の経済的負担を軽減できるので、大切な家族のためにペット保険の加入を検討するのはおすすめです。
ペット 保険 |
日本ペット | PS保険 |
---|---|---|
保険 対象 |
犬・猫
|
犬・猫
|
猫の 保険料 (月額) |
【0歳~4歳】 ネクスト:800円 ライト:610円 ミニ:140円 ※50%補償・インターネット割引・免責額適用特約あり |
【50%プラン】 0~2歳:1,320円 3~5歳:1,580円 6~8歳:2,130円 ※0歳時は生後120日以上の場合 ※表記の金額はインターネット申込み(クレジットカード払い)特約なし |
補償 割合 |
50%・70%・90% ※ミニプランは70%のみ |
50%・70%・100% |
特徴 | 0歳~4歳まで保険料変動なしで満10歳まで加入可能 ネクストプランは歯科治療・パテラ・ガン・泌尿器疾患も補償※歯石取りは除く |
業界最大クラスの年間最大110万円補償※ 保険料は3歳ごとの引き上げで終身継続可能 車イス費用も最大10万円補償 がん・歯科治療・パテラ・椎間板ヘルニアも補償 ※通院・入院・手術・車イスの年間(保険契約期間)最大補償額の合計 |
見積 申込 |
||
B24-011(240717) | ANT20240912 |
ペット 保険 |
アイペット損保 |
---|---|
保険 対象 |
犬・猫
|
猫の 保険料 (月額) |
うちの子:2,400円 うちの子ライト:780円 ※猫、0歳の場合 |
補償 割合 |
50%・70% |
特徴 | 便利な窓口精算が利用可能* 12歳11か月まで加入可能で犬は12歳から、猫は9歳から保険料が定額に 歯科治療(歯周病)・パテラ・椎間板ヘルニアも補償 *詳しくは下記の遷移先をご確認ください。 |
見積 申込 |
|
募2407-145(26.07) |
猫がペット保険に加入する時の注意点
✅ 保険更新時には審査がある
✅ 動物病院で推定年齢を確認しておく
✅ 補償対象外の費用もある
持病や病歴は事前申告が必要
ペット保険に加入するには、対象のペットの健康状態が良好である必要があります。
加入時には健康状態を告知しなければならず、重度の持病や既往歴がある場合は加入を断られるケースも少なくありません。
・生年月日
・体重
・ペットの種類
・ワクチンの接種状況
・過去にかかった病気やケガの有無
・現在治療中の病気やケガの有無
・他のペット保険への加入状況
・糖尿病
・慢性腎臓病
・椎間板ヘルニア
・悪性腫瘍
・甲状腺疾患
既往歴があっても病気やケガの再発の可能性が低いと判断されれば条件付きで加入できる保険もあるため、加入検討時には確認しておきましょう。
保険更新時には審査がある
ペット保険は1年ごとに更新が必要ですが、加入後にはそのまま終身継続が可能な商品が多いです。
しかし、中には一定年齢以上は更新できない場合や、保険加入中の病歴や保険金請求の有無に基づいた審査によって、更新時に保険料の増額や継続条件が追加されるケースも。
保険加入前に、補償対象の病気やケガ、更新時の条件などもしっかりと確認しておきましょう。
補償対象外の費用もある
ペット保険は病気やケガの際に動物病院でかかった費用を補償してくれますが、補償対象外の費用もあるので注意しましょう。
● 健康診断
● ワクチン接種
● 去勢・避妊手術
● 妊娠・出産
● ノミ・ダニ・フィラリア予防
● マイクロチップ装着
● 療養食・サプリメント
上記以外にもペット保険の商品によって補償対象外の項目は違うため、検討時にはしっかりと確認しておきましょう。
猫の歯周病・歯石除去:まとめ
猫は歯石がつきやすく歯周病になりやすいため、毎日の歯磨きやデンタルグッズでのケアが重要となります。
歯周病が重症になると全身麻酔をかけての治療が必要になるため、治療費が5~10万円など非常に高額になってしまうケースも。
また、ペット保険では歯周病治療は補償対象の場合も多いですが、歯石除去のみの予防医療は補償の対象外となるので注意が必要です。
歯周病になってからではペット保険で歯周病が補償されない可能性が高いため、ペット保険への加入は病気になる前の健康な時に早めに検討しておきましょう。