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犬のクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)とは?症状や原因、治療法を解説

犬のクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)とは?症状や原因、治療法を解説

犬のクッシング症候群の原因は何?
クッシング症候群の治療法は?

この記事では、犬のクッシング症候群の症状や原因、治療法を解説していきます。

犬のクッシング症候群について知りたい飼い主さんはぜひ参考にしてください。

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グッドカミング編集部
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犬のクッシング症候群とは?

犬のクッシング症候群は、副腎皮質機能亢進症(ふくじんひしつきのうこうしんしょう)とも呼ばれます。

何らかのきっかけで副腎の皮質部分から分泌されるホルモンが過剰になり、犬の健康に悪影響を及ぼす疾患です。

残念ながら、医原性を除けば犬のクッシング症候群を予防する方法はありません

クッシング症候群は基本的に治らない病で、永続的に投薬でコントロールして付き合っていくケースがほとんどのようです。

犬のクッシング症候群の主な症状

クッシング症候群で引き起こされる主な症状は以下の通り。

クッシング症候群の症状
● 多飲多尿
● 食欲が異常に増す
● 腹部膨張
● 筋力の低下
● 皮膚のかゆみ・炎症
● 心臓/肺/肝臓/腎臓/脳への影響

抵抗性が落ちて、糖尿病、膵炎、高血圧症、血栓塞栓症、感染症およびに結石症などの併発疾患のリスクも高くなります。

腫瘍が原因で発症した場合、腫瘍の浸潤や転移による末期症状がみられるケースも。

早期発見・併発疾患の予防のために、日ごろから定期的な健康診断を受けておくのがおすすめです。

かかりやすい年齢・犬種は?

クッシング症候群は、9~11歳前後くらいから発症する犬が多いです。

プードルやダックスフンド、ボストンテリアなどが発症しやすい犬種とされていますが、他の犬種や混血種でも発症リスクはあります。

犬のクッシング症候群の原因

犬のクッシング症候群の原因として、主に以下の3つが挙げられます。

✅ 脳下垂体の腫瘍
✅ 副腎の腫瘍
✅ 医原性クッシング症候群

脳下垂体の腫瘍

脳の下垂体にできた腫瘍が原因で、ホルモンの生産が過剰に促進されるとクッシング症候群を発症します。

犬がクッシング症候群を発症する原因の8割が、下垂体の腫瘍が原因です。

副腎の腫瘍

副腎の皮質が異常に肥大化し腫瘍となり、ホルモンの生産が過剰に促進されるのが原因で発症します。

腫瘍が良性の場合、外科手術で完治する可能性が高いです。

医原性クッシング症候群

医原性クッシング症候群とは、医療行為が原因で発症したクッシング症候群を指します。

クッシング症候群は、他の慢性の炎症や免疫が関連した病気で使用されるステロイドが原因で併発するケースも。

ステロイドの投薬を中止すると症状は解消されますが、自己判断せず担当医と相談して治療方法を見直しましょう

犬のクッシング症候群の治療法・治療費

クッシング症候群の治療方法は原因によって異なります。

下垂体の腫瘍だと外科手術が必要になるケースもありますが、一般的にはよりリスクの少ない薬物療法が選択されるケースがほとんど。

副腎腫瘍の場合は、良性かつ腫瘍を完全除去できる状態であれば、手術で完治を目指せます。

ただ、手術費が高額になる点や難易度、高齢の犬が発症するケースが多い点から、投薬を選ぶ飼い主さんも多いです。

クッシング症候群は基本的に治らない病ですが、投薬によってコントロールできるなため、適切な処置を受ければ、命に関わるケースはほとんどありません

治療費の目安

犬のクッシング症候群の1回あたりの治療費は13,000円程度、年間通院回数は5回程度とされています。

腫瘍性で外科手術が必要になると、さらに数十万の費用がかかるケースも。

クッシング症候群は生涯付き合っていく病気なので、治療費の負担を減らすため万が一に備えてペット保険への加入も検討しましょう

ペット保険で愛犬の万が一に備えよう

ペット保険は、ペットが病気やケガをして動物病院を利用した際の治療費や入院費、手術費の一部を補填するための保険です。

ペットが病気やケガをした場合の治療費は、基本的に飼い主さんが全額自己負担する必要があります。

保険金が必要になってから加入しても、補償は受けられないため、病気やケガをしてしまう前に加入しておくのがおすすめ

愛犬のもしもの時に備えて、ペット保険への加入を検討しましょう。

加入時はクッシング症候群について補償されるのか、クッシング症候群を発症しても保険の更新はできるのか確認しておくと安心です。
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犬のクッシング症候群:まとめ

犬のクッシング症候群は、副腎皮質機能亢進症とも呼ばれ、何らかのきっかけで副腎の皮質部分から分泌されるホルモンが過剰になり、犬の健康に悪影響を及ぼす疾患です。

クッシング症候群の症状
● 多飲多尿
● 食欲が異常に増す
● 腹部膨張
● 筋力の低下
● 皮膚のかゆみ・炎症
● 心臓/肺/肝臓/腎臓/脳への影響

残念ながら、医原性を除けば犬のクッシング症候群を予防する方法はありません

ただ、投薬によってコントロールできるなため、適切な処置を受ければ、基本的に命に関わるケースはほとんどありません。

生涯付き合っていく病気なので、治療費の負担を減らすため万が一に備えてペット保険への加入も検討しましょう