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NISAで仮想通貨に投資!NISAと暗号資産の違いを活かして節税しながら効率的に資産増加を狙う

NISAで仮想通貨に投資!NISAと暗号資産の違いを活かして節税しながら効率的に資産増加を狙う

「NISAと暗号資産の違いは?」
「暗号資産はNISAで投資できる?」
「NISAや暗号資産を始めるには、何をする?」

仮想通貨(暗号資産)に興味があっても、「NISAで仮想通貨(暗号資産)に投資できるの?」と疑問に思う人も少なくありません。

非課税で資産形成できるNISAと、急成長する仮想通貨(暗号資産)の組み合わせは非常に魅力的です。

本記事では、暗号資産関連ファンドをNISAで運用する方法や、NISAと仮想通貨(暗号資産)の違い・投資方法の違いを解説していきましょう。

この記事の監修者

  • 有岡 直希

    ファイナンシャルプランナー

    大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。
    <保有資格>
    AFP、2級ファイナンシャルプランニング技能士
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グッドカミング編集部
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グッドカミングは、保険/資産運用/将来設計/投資など「お金」の悩みを解決するWebメディアです。ファイナンシャルプランナーが記事を監修し、情報の信頼性を担保。様々な経歴のライターが、自身の経験やお金に悩む人の体験談を基に記事を執筆しています。

NISAで仮想通貨(暗号資産)に投資できる?

松井証券NISA
【松井証券公式】https://www.matsui.co.jp/nisa/?mnu=hd

仮想通貨(暗号資産)はNISAの対象外

NISA口座では仮想通貨(暗号資産)を直接購入する手段は用意されていません

非課税の恩恵を受けながら仮想通貨(暗号資産)に関わるには、間接的な投資方法が必要になります。

NISAで投資できる仮想通貨(暗号資産)関連銘柄

仮想通貨(暗号資産)そのものは買えませんが、関連企業やブロックチェーン技術に投資するファンドを利用すれば、NISAを活用できます。

たとえば、「インベスコ世界ブロックチェーン株式ファンド」は、暗号資産業界に関連する世界中の企業に分散投資する投資信託です。

ファンドを通せば、仮想通貨(暗号資産)市場の成長に連動した投資が可能になります。

仮想通貨(暗号資産)関連銘柄に投資できるNISA口座

仮想通貨(暗号資産)関連ファンドに投資するには、取り扱いのある証券会社でNISA口座を開しましょう。

以下証券会社は、インベスコ世界ブロックチェーン株式ファンドをNISA口座で運用したい人から選ばれている会社です。

暗号資産関連商品の取り扱いがある証券会社
タップで詳細 特徴
松井証券松井証券 少額投資向けNISA運用に最適
✅ 100円からのNISAを始められる
✅ JCBカードでのクレカ積立で高還元率
三菱UFJ eスマート証券三菱UFJ eスマート証券 信用格付けAAランクの信用力
✅ Pontaポイントが貯まる・使える
✅ au PAYカード決済で最大3%のポイント還元
マネックス証券マネックス証券 dカードとの相性◎
✅ NISAデビュープログラム開催中
✅ dカード積立投資で最大3.1%のdポイント還元
SBI証券SBI証券 業界最多水準の取扱商品数
✅ 人気低コストインデックスファンド多数取扱
✅ 投信マイレージ+クレカ積立でWポイント

クレジットカード積立によってポイントが貯まる証券会社もあり、特典の有無も証券会社選びの判断材料になります。

自分の投資スタイルに合ったサービスを選べば、NISAをよりお得に活用できます

NISAと仮想通貨(暗号資産)の違いを比較

投資対象の違い

NISAは、金融庁が定めたルールに沿って選ばれた投資商品にお金を入れる制度です。

対象になるのは、上場している株式や、複数の銘柄をまとめて投資できる投資信託などです。

NISAの投資対象(例)
🔹 上場企業の株(トヨタ、ソニーなど)
🔹 投資信託(複数の株などをまとめた商品)

わかりやすく言えば、証券会社や銀行で取り扱っている実績のある投資商品を選んで投資できる仕組みです。

対して仮想通貨(暗号資産)は、インターネット上でやり取りされる新しいタイプのコインそのものを買う投資方法です。

暗号資産の投資対象(例)
🔸 ビットコイン(BTC)
🔸 イーサリアム(ETH)

コインは国家や企業が発行しているわけではなく、ブロックチェーン技術を使って個人同士で自由に取引できるのが特徴です。

仮想通貨(暗号資産)は「新しいお金のかたち」そのものに投資するので、NISAとはまったく異なる性質を持っています

NISAと仮想通貨(暗号資産)の税金の違い

NISAは投資で得た利益や配当金が非課税となる制度です。

年間の上限枠の範囲内であれば、売却益や分配金に税金がかからず、節税効果が非常に高い仕組みになっています。

一方、仮想通貨(暗号資産)の利益は「雑所得」に分類され、所得税と住民税の対象。

年間の所得によって税率が異なり、高所得者ほど税負担が重くなります

非課税の恩恵があるNISAと、税率が変動する仮想通貨(暗号資産)では、税金の申請の手間で大きく違いが出るでしょう。

リスク・リターンの違い

NISAで投資できる株式や投資信託は、値動きが穏やかな傾向があるため、定期的な積立で安定した資産形成を目指したい人から人気の投資方法です。

仮想通貨(暗号資産)は大幅な下落がある一方で、短期間で大きな値上がりも珍しくありません。

リスクとリターンの特性が大きく違うため、長期で着実に増やしたいのか、短期で利益を狙うのか判断して運用スタイルを選びましょう。

運用方法の違い

NISAは、銀行や証券会社で専用口座を開き、毎月決まった金額を自動で積み立てます。

まとまったお金を一気に投資もでき、ほとんど手間がかからず、初心者でも長く続けやすいのが特長です。

一方で仮想通貨(暗号資産)は、ネット上の取引所等で自分でさまざまなコインの中から選択します。

どのコインを売買するかを自分で選ぶため、情報収集力が求められるのがNISAとの大きな違いです。

【仮想通貨(暗号資産)と比較】NISAの特徴

松井証券NISA
【松井証券公式】https://www.matsui.co.jp/nisa/?mnu=hd

NISAの特徴

NISAは運用益や配当金が非課税となる制度で、資産形成を目指す人にとって強力な資産運用手段です。

取り扱い可能な商品は、金融庁が定めた条件を満たした上場株式や投資信託に限定。

初心者から幅広い層に支持されており、将来に向けた資産形成の制度として人気があります。

NISAの利用がおすすめの人

NISAの利用がおすすめの人
🔸 長期的に資産をコツコツ育てたい
🔸定期的な収入の中から積立投資したい
🔸投資初心者で、仕組みの整った制度を使いたい
🔸配当金や株主優待にも興味がある

将来に向けて資産を育てたい人や、長期的に安定した運用を目指す多くの人に選ばれています。

毎月の収入から決まった額を投資に回したい人や、投資信託を使って自動で積み立てたい人におすすめ。

値動きを気にしすぎずに運用できるため、投資初心者にも取り入れやすい制度です。

NISAの始め方

NISAを始めるには、証券会社や銀行などの金融機関でNISA口座を開設しましょう。

まず、証券会社の口座開設のボタンから総合口座の申込に進み、NISA口座も同時に申し込みます。

口座は1人1口座/年と決まっているため、どの金融機関を選ぶかが非常に重要です。

取り扱い商品やサービス内容を比較して、投資スタイルに合った証券会社を選びましょう。

NISA口座を開設できる証券会社
タップで詳細 特徴
松井証券松井証券 少額投資向けNISA運用に最適
✅ 100円からのNISAを始められる
✅ JCBカードでのクレカ積立で高還元率
証券口座を開設する ▷
三菱UFJ eスマート証券三菱UFJ eスマート証券 信用格付けAAランクの信用力
✅ Pontaポイントが貯まる・使える
✅ au PAYカード決済で最大3%のポイント還元
証券口座を開設する ▷
マネックス証券マネックス証券 dカードとの相性◎
✅ NISAデビュープログラム開催中
✅ dカード積立投資で最大3.1%のdポイント還元
証券口座を開設する ▷
SBI証券SBI証券 業界最多水準の取扱商品数
✅ 人気低コストインデックスファンド多数取扱
✅ 投信マイレージ+クレカ積立でWポイント
証券口座を開設する ▷

クレジットカード積立を活用してポイントも得よう

NISAの積立投資では、クレジットカード決済を利用するとポイントが付く証券会社があります。

なかでも、楽天証券は楽天カードとの組み合わせで最大2%のポイント還元が受けられ、買い物と投資の両方でお得になります。

マネックス証券ではdカードを使った積立で最大3.1%のdポイントが付与されるので、日常生活で使えるポイントを効率よく貯められます。

利用するカードによって還元率が変わるため、普段使っているカードに合わせて証券会社を選ぶのも一つの手です。

楽天証券と楽天カードの組み合わせ
タップで詳細 組み合わせ/特徴 タップで詳細
楽天証券img楽天証券 楽天証券×楽天カード 楽天カードimg楽天カード
✅決済額に応じて
最大2%の楽天ポイント付与
✅積立額に楽天ポイントや
楽天証券ポイントの利用が可能
マネックス証券とdカードの組み合わせ
タップで詳細 組み合わせ/特徴 タップで詳細
マネックス証券マネックス
証券
マネックス証券×dカード dカードdカード
✅dカード決済で
最大3.1%のdポイント還元
✅積立額にdポイントの利用も可

【NISAと比較】仮想通貨(暗号資産)の特徴

コインチェックTOP
【コインチェック公式】https://coincheck.com/ja/

仮想通貨(暗号資産)の特徴

仮想通貨(暗号資産)は、インターネット上でやり取りされるデジタル資産です。

代表的なものにビットコインやイーサリアムで、株や投資信託と違い土日や深夜でも365日いつでも取引ができる自由さがあります。

価格の変動が非常に激しく、短期間で大きく値上がりしたり下がったりしやすいため、リスクもリターンも大きい投資対象です。

仮想通貨(暗号資産)の利用がおすすめの人

暗号資産投資がおすすめの人
🔸 短期的に大きなリターンを狙いたい
🔸 新しいテクノロジーや仕組みに興味がある
🔸 値動きのある市場で取引したい
🔸 少額から投資を試してみたい

仮想通貨(暗号資産)は、短期間で資産を増やしたい人や、革新的な技術に関心がある人に向いています。

長期でコツコツ資産形成するよりも、ダイナミックな変化を好むタイプに人気。

ただし、すべての資金を投入するのではなく、あくまで分散投資の一部として活用する姿勢が求められます。

仮想通貨(暗号資産)の始め方

仮想通貨(暗号資産)を始めるには、まず暗号資産の取り扱いがある会社で専用口座を開設しましょう。

日本国内では、コインチェックやGMOコインなどが多くの初心者に選ばれています。

本人確認を済ませたうえで、入金すればすぐに取引が可能。

ビットコインやイーサリアムなど、主要な通貨は少額からでも購入できるため、1,000円から始める人も多いです。

人気の暗号資産口座
タップで詳細 特徴
コインチェックimgコインチェック 取引アプリダウンロード数No.1
✅500円からビットコインが変える
✅取引所のBTC取引手数料無料
暗号資産口座を開設する ▷
GMOコインimgGMOコイン ビットコイン、米ドル/円 両方買える
✅1つのアプリで暗号資産もFXも取引できる
✅100円あれば取引可能
暗号資産口座を開設する ▷
OKJOKJ 取扱暗号資産46種類
✅万全なセキュリティ
✅24時間365日入出金の即時対応
暗号資産口座を開設する ▷

NISAと仮想通貨(暗号資産)の併用

両方を併用して資産を広げよう

NISAと仮想通貨(暗号資産)は制度上まったく別の仕組みであり、同時に運用しても問題ありません。

NISA口座は1人1口座の制限がありますが、仮想通貨(暗号資産)口座は複数の利用が可能です。

たとえば、NISAは松井証券で管理し、仮想通貨はコインチェックGMOコインを使い分ける構成も有効。

どちらかに偏らず、目的に応じた役割分担を行う運用方法が合理的です。

投資初心者が避けたい落とし穴

NISAと仮想通貨(暗号資産)のどちらでも早く利益を出そうと焦る初心者も一定数います。

NISAの前提は長い期間投資を続けて安定した収益の確保を期待する投資であるため、焦って売買しても思うような成果は得られません。

仮想通貨(暗号資産)は市場が急激に変化しやすく、頻繁な価格チェックやタイミングを見極める目が求められます。

NISAはコツコツ型、仮想通貨(暗号資産)は価格の変動が激しい投資と考えて、それぞれの特徴を理解したうえで運用しましょう。

ポイント
万が一投資したお金がゼロになっても困らない範囲で、無理のない継続を意識して運用するのが得策。

※ 参考:金融庁 資産形成の基本

NISAと仮想通貨(暗号資産)を使い分けて将来の備えを強化

NISAは非課税の大きなメリットを活かしながら、堅実に資産を育てていく制度です。

一方、仮想通貨(暗号資産)は短期的に大きなリターンを狙いたい人に人気で、変動が大きい分、スピード感のある運用になります。

どちらか一方を選ぶ必要はなく、資金の用途や目的に応じて併用する方法が現実的です。

両者の違いを理解し、役割を明確に分けて運用して、バランスの取れた資産形成を実現しましょう