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ビットコインの手数料が高すぎる!高すぎる手数料の原因を抑えて利益率を上げる
「ビットコインの手数料が高すぎる」
「ビットコインの高い手数料はどうにかならないか?」
「どうすれば手数料を抑えた取引ができる?」
ビットコインを使っていて、手数料が高すぎると驚いた経験がある人も多いです。
暗号資産の取引では工夫しないと想像以上にコストになりますが、取引方法や取引場所次第で手数料を抑えて利益を増やせます。
本記事ではなぜ手数料が高く感じるのかを解説し、対策方法をわかりやすく紹介します。
この記事の監修者
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有岡 直希ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。- <保有資格>
- AFP、2級ファイナンシャルプランニング技能士
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この記事の目次
ビットコインの手数料が高すぎる主な理由(取引や送金)
ビットコインの手数料が高すぎる理由①送金手数料
ビットコインの送金手数料には、ネットワークの混雑に応じて上下する「変動型」と、一定額の「固定型」、さらに無料の取引所もあります。
変動型はネットワークが混雑している時間帯は、手数料が高くなりやすいです。
仕組みを知らずに送金すると、予想以上の手数料が発生し「ビットコインの手数料が高すぎる」と感じるでしょう。
ビットコインの手数料が高すぎる理由②実質的コスト
販売所形式は「手数料無料」に見えますが、実際には買値と売値の差(スプレッド)が大きく、隠れたコストがかかります。
たとえば、ビットコイン1枚あたり数万円もの買値と売値の差があり、差額を知らずに取引をすると高い手数料の支払いが発生するでしょう。
見えにくいスプレッドが、初心者が感じる手数料が高すぎると感じる主な原因の1つです。
ビットコインの手数料が高すぎる理由③販売所の利用
暗号資産を取引できる会社の多くは、販売所と取引所の2つのタイプの取引方法を提供しています。
販売所は業者が提示する「買値と売値の差(スプレッド)」が広く設定されているため、ユーザーにとって取引コストが高くなりがちです。
販売所は取引所と比較すると、実質的な手数料が割高に感じやすいでしょう。
ビットコインの高すぎる手数料を抑える方法(取引や送金)
①送金時間を工夫して高すぎるビットコイン手数料を抑える
変動型のビットコイン送金手数料が高すぎるタイミングと安いタイミングを見極めるには、ネットワークの混雑状況を確認しましょう。
混雑の度合いは、mempool.spaceなどの送金状況可視化サイトで確認できます。
また、平日昼間や月末は取引が集中して手数料が高騰しやすいため、深夜や早朝など空いている時間に送金するのが得策です。
上手に取引すれば、タイミングをずらすだけで、手数料を数分の一に抑えられるでしょう。
タイミングを気にせず送金できて、
コストを抑えながら取引できる
②業者を変えて高すぎるビットコイン手数料を抑える
同じ金額を売買しても、スプレッドの差だけで数千円〜数万円の違いになる取引も少なくありません。
スプレッドが広く、ビットコイン手数料が高すぎると感じているなら、スプレッドの狭い業者へ乗り換えるのも有効です。
GMOコインやOKJはビットコインのスプレッドが狭い傾向があるので、選択肢の一つになるでしょう。
③取引所で高すぎるビットコイン手数料を抑える
販売所で暗号資産の取引をしていて実質的な手数料が高すぎると感じるなら、まずは取引所を利用してみましょう。
取引所は操作に慣れが必要で少し難しいと感じる人もいますが、慣れてしまえばメリットも大きいのが特徴です。
初心者でも「買いたい価格で指値注文する」だけで、よりコストを抑えた取引ができるようになります。
初心者でも扱いやすい取引所形式で、
コスト重視の取引をしたい方におすすめです。
※対象:国内暗号資産アプリ(2023年〜2024年/App Store & Google Play合算)
ビットコインの手数料が高すぎる主な理由(取引スタイル)
ビットコインの手数料が高すぎる理由①メイカーテイカー方式
取引所では「メイカー」と「テイカー」によって手数料体系が分かれています。
流動性を提供するメイカーは優遇されやすい一方で、成行注文を出すテイカーは手数料が高めに設定されがちです。
特に初心者は成行注文を使うことが多いため、結果的に割高なコストになってしまいます。
頻繁に成行注文を使うとコストが積み重なってしまいます。
ビットコインの手数料が高すぎる理由②取引量
一部の取引所では、月間の取引量に応じて手数料率が決まります。
少額しか取引しないユーザーは最も高い手数料ランクに分類され、手数料が高すぎると感じやすい仕組みです。
ビットコインの手数料が高すぎる理由③レバレッジ取引
ビットコイン取引には現物取引とレバレッジ取引がありますが、手数料の構造が異なります。
レバレッジ取引では建玉を翌日に持ち越すたびにスワップなどの手数料が発生。
中長期の保有ではコストが膨らみ、ビットコインの手数料が高すぎると悩みの原因になりやすいです。
ビットコインの高すぎる手数料を抑える方法(取引スタイル)
①メイカーで高すぎるビットコイン手数料を抑える
一部の暗号資産取引業者は、メイカー手数料がマイナスになっています。
手数料を下げたいなら、成行ではなく指値注文を活用してメイカーになる※のが効果的です。
たとえば「ビットコインを500万円で買いたい」と指値を入れておけば、約定時にメイカー扱いとなり手数料を抑えられます。
工夫を重ねると、同じ金額を取引しても手数料負担を大きく減らせるでしょう。
※ 指値注文でも、既存の注文に即時にぶつかって約定すると、テイカー扱いになります。
メイカー手数料-0.01%。上手に取引すれば、
コストを抑えつつ取引が可能です。
②取引量で高すぎるビットコイン手数料を抑える
ビットコインの取引や送金で手数料が高すぎると感じるなら、まずは売買や送金をできるだけまとめて処理するのが基本です。
たとえば0.01BTCを10回送るよりも、0.1BTCを1回送った方が手数料は安く済み、販売時も同様にスプレッドによるロスを抑えられます。
もし今以上に取引をまとめるのが難しい人は、月間取引量が少なくても手数料が安く設定されている取引所を選ぶのがおすすめです。
よく取引する方ほど、取引コストを抑えやすい
③現物取引で高すぎるビットコイン手数料を抑える
ビットコインを長期的に保有するなら、現物取引のほうが有利です。
現物取引にはスワップ手数料が発生しないため、中長期で持つほどレバレッジ取引との差が大きく開きます。
リスクを取って短期的に利益を狙うのでなければ、現物取引を選ぶと無駄な手数料を抑えられるでしょう。
高すぎるビットコインの手数料を抑える!取引所
Coincheck

コインチェックの取引所(板取引)でのビットコインの取引手数料は、メイカー・テイカーともに0.00%と無料です。
ビットコイン取引において、売買の回数が多い方や大口取引をするなら、大きなコスト削減につながります。
特に、指値注文(メイカー注文)を活用すれば、高すぎる手数料の負担を気にせず取引が可能です。
OKJ

OKJは口座開設・維持や日本円の入金手数料が無料なので、初期コストを気にせず使い始められます。
現物取引は取引量に応じて手数料が段階的に下がる仕組みで、ビットコインをアクティブに売買する人ほどコストを抑えやすいのが特徴です。
少額から大口まで幅広い層にとって利用しやすい設計になっています。
GMOコイン

GMOコインの取引所(現物取引)では、ビットコインのメイカー手数料が -0.01%に設定されています。
指値注文を出すだけで手数料がかからないどころか、報酬を受け取れる仕組みです。
指値注文のようなメイカー取引が多い人は、GMOコインの手数料が高すぎるとは感じないでしょう。
ビットコインの手数料が高すぎるならムダな手数料を回避しよう
ビットコインの手数料が「高すぎる」と感じる原因の多くは、販売所形式のスプレッドや、混雑時の送金など、目に見えにくいコストが積み重なった結果です。
取引所を変更し、取引所形式・タイミング・注文スタイルを工夫するだけで、手数料は大きく抑えられます。
まずは1社に絞らず複数の取引所で無料口座を開設し、自分に合った方法を見つけるところから始めてみましょう。
初心者でも扱いやすい取引所形式で、
コスト重視の取引をしたい方におすすめです。
※対象:国内暗号資産アプリ(2023年〜2024年/App Store & Google Play合算)
よく取引する方ほど、取引コストを抑えやすい
タイミングを気にせず送金できて、
コストを抑えながら取引できる








