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ワーホリ向け保険は現地より日本で加入がおすすめ!現地加入の注意点を解説

ワーホリ向け保険は現地より日本で加入がおすすめ!現地加入の注意点を解説

「ワーホリ保険は日本と現地どちらで入るべき?」
「現地加入って本当に安くて安心なの?」

ワーキングホリデーを計画している人の中には、保険に加入するタイミングを悩んでいる人も少なくありません。

この記事では、ワーホリ保険を現地で加入するメリットや日本との違い現地加入時の注意点や選び方を詳しく解説します

安心して海外生活をスタートするためにも、自分に合った保険の選び方をしっかり押さえておきましょう。

この記事の監修者

  • 有岡 直希

    ファイナンシャルプランナー

    大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。
    <保有資格>
    AFP、2級ファイナンシャルプランニング技能士
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グッドカミング編集部
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グッドカミングは、保険/資産運用/将来設計/投資など「お金」の悩みを解決するWebメディアです。ファイナンシャルプランナーが記事を監修し、情報の信頼性を担保。様々な経歴のライターが、自身の経験やお金に悩む人の体験談を基に記事を執筆しています。

ワーホリ向け保険は現地と日本どちらで加入するのがおすすめ?

ワーホリの概要と保険の必要性

ワーキングホリデー(ワーホリ)は、18〜30歳の若者が海外で「働きながら休暇を楽しむ」のを目的とした制度です。

ワーホリ滞在中は病気やけがのリスクもあり、国によってはビザ申請時に保険加入が義務付けられています

ワーキングホリデー中の主なリスク
リスクの種類 内容の説明
病気・ケガ 風邪や感染症、転倒による骨折などで医療機関を受診。
長期入院 重症化や持病の悪化によって長期治療が必要になり、高額な医療費が発生。
盗難・紛失 スマートフォンやパソコン、財布などの貴重品の盗難や紛失。
就労中の事故 アルバイト中のケガや第三者への賠償トラブルなど。
トラブル対応時の言語の壁 病院や警察、保険会社と英語でのやり取りが必要になる場面で、対応が遅れる。
滞在期間の延長・中断 ビザ変更や家族の事情で帰国・延長を迫られるなどで予定外の出費が発生。

安心してワーホリを楽しむには、出発前に保険の重要性を理解しておく必要があります。

ワーホリ中の多様なリスクに備えるためにも、自分の働き方や生活スタイルに合った保険選びには保険の専門家に相談するのがおすすめ。

ワーホリに向けた十分な補償があれば、突然のトラブルにも落ち着いて対応できるので、海外での生活をより安心して楽しめるでしょう。

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保険の種類と現地での取り扱い

ワーホリで利用できる保険には、日本で契約するタイプと現地で加入するタイプがあります。

現地の保険会社では留学生や滞在者向けの専用プランが用意されていて、契約方法や必要書類は国ごとに異なり受付対応も英語が基本です。

現地で加入するワーホリ専用保険の特徴
特徴 内容の説明
現地語での手続きが必要 申し込み・問い合わせは英語など現地の言語で、日本語対応がない場合が多い。
補償範囲が限定的 医療費のみに絞られ、携行品損害や賠償責任が含まれていない商品も。
キャッシュレス診療に非対応 一時的に治療費を自己負担し、後日保険会社に請求が必要。
価格は比較的安価 月額保険料が日本より安めですが、補償内容は限定される傾向。
国の基準に沿った設計 ビザ取得に必要な最低限の補償額に合わせての設計が多い。

ビザ取得時に保険の事前加入が義務の国もあるため、現地加入を検討している人は出発前に必ず各国の条件を確認するのがベスト。

言語や補償内容の違いによって現地でスムーズに対応できないリスクもあるので、内容をしっかり理解して選ぶのが大切でしょう。

ワーホリに行く予定のある人は、日本出発前に保険へ入るのがおすすめ。
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海外旅行保険は現地加入と日本出発前のどちらが良いか

ワーキングホリデーのビザ申請では多くの国で、日本出発前の医療保険加入が必須条件とされています。

現地で加入するタイプの保険は「ビザ申請に必要な証明書が発行されない」など、申請要件を満たさない状況もあるため注意が必要です。

日本での保険加入は『日本語での申し込み・サポート・証明書対応』など、圧倒的に安心でスムーズに加入できるでしょう。

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保険の加入は現地or日本:ワーホリには海外旅行保険がおすすめ

ワーホリに必要な海外旅行保険の基本

ワーホリでは日本と異なる医療制度や治安の中で生活するため、万一のリスクに備える保険選びが非常に重要になります。

医療だけでなく盗難や事故・生活トラブルなどへの備えるためにも、「海外旅行保険」への加入がおすすめです。

ワーホリに海外旅行保険がおすすめな理由
理由 具体的な内容
長期滞在に対応 90日以上の滞在や1年間のワーホリビザに対応したプランが選べます。
就労中の事故に対応 アルバイトや農場作業中のケガ・トラブルも補償される特約付きプランがあります。
キャッシュレス診療 現地の提携病院で治療費を立て替える必要がなく、すぐに受診できます。
日本語&24時間サポート 時差に関係なく、日本語での緊急サポートを365日いつでも受けられます。
日常生活のトラブルに強い 盗難・賠償責任・携行品損害など、シェアハウスや職場で起こるリスクに備えられます。

安心してワーホリ生活を楽しむためにも、ワーホリに特化した保険の選択が欠かせないでしょう。

出発日当日でも加入できますが、原則「自宅を出発する前」までに手続きを完了する必要があります。
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日本の保険でカバーされる主な補償内容

日本の海外旅行保険では、病気やけがの治療費に加えて、盗難・賠償責任も補償されます。

海外旅行保険の主な補償内容
補償項目 内容の概要
傷害死亡・後遺障害 旅行中の事故により死亡または後遺障害が残った場合の補償
疾病死亡 旅行先での病気により死亡した場合の補償
治療費用 海外でのけがや病気の治療にかかる費用を補償
救援者費用 家族の現地渡航費や捜索費など緊急時の費用を補償
携行品損害 持ち物の盗難・破損・火災などによる損害を補償
個人賠償責任 他人にけがをさせたり、物を壊した場合の賠償費用
航空機遅延費用 搭乗予定の便が遅延・欠航した際の宿泊・食事費などを補償
寄託手荷物遅延・紛失 航空会社に預けた荷物の遅延・紛失による費用を補償
テロ・災害時の対応費 テロや自然災害などで発生する追加費用を補償

渡航中の生活に必要な補償が幅広く揃っているので、安心してワーホリ生活を送るために補償内容を確認して選びましょう。

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現地保険との違いと日本加入の安心感

現地の保険は補償範囲や契約条件が複雑で、補償内容を理解に時間がかかる状況を少なくありません。

現地保険には通訳サービスが付いていない状況も多くもあり、緊急時に困るリスクがあります。

通訳サービスがないリスク

✅ 医師に症状を伝えられない
✅ 手続きが英語で失敗しやすい
✅ 相談窓口がなく不安
✅ 緊急時の対応が遅れる

日本で加入する保険は契約内容がすべて日本語で説明され、医療機関との連携や通訳サービスなどのサポートもスムーズ

ワーホリでのトラブルの不安を最小限に抑えるためにも、事前に日本で保険に加入しておくのが賢明でしょう。

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保険の加入は現地or日本:日本のワーホリ向け保険のメリット

日本語対応のカスタマーサービス

日本で加入するワーホリ向けの保険の多くは、24時間365日対応の英語・日本語コールセンターや通訳サービスも可能です。

英語に不安がある人にとって、現地でトラブルにあっても日本語で相談できる安心感は大きなメリット

安心してワーホリ生活をスタートさせるためにも、自分に合った保険に出発前に加入しておくのが賢明でしょう。

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日本の保険は現地よりトラブル時に強い

日本の海外旅行保険は、海外の医療機関との提携が充実しておりトラブル発生時の対応も迅速です。

通訳サービスやキャッシュレス診療の手配が受けられる保険も多く、言語や支払いに対する不安を大きく軽減できます。

【キャッシュレス診療とは】
保険会社が病院に直接支払いをするため、自己負担なしで治療を受けられる

病院の紹介から診療費の立て替え不要のサポートまで備わっていれば、初めての海外でも落ち着いて対処可能。

ワーホリ中の万が一に備えるには、補償額だけでなく通訳や診療手配などサポートの質にも注目して保険を選びましょう

\ 電話による英語での医療通訳可能! /
\ キャッシュレス病院の紹介・予約も可能! /

英語の保険証明書発行も可能

ワーキングホリデービザの申請では、日本語のみの保険証明書は受け付けられず、英語で記載された書類の提出が求められます

海外旅行保険の多くは日本語と英語の両方が記載された保険証券を発行しており、現地での受診や手続きにも安心です。

 ◎ 保険証券の項目(日英併記)

  • 保険契約者氏名 / Name of Insured
  • 保険会社名 / Insurance Company
  • 契約番号 / Policy Number
  • 保険期間 / Period of Insurance
  • 補償内容 / Coverage
  • 緊急連絡先 / Emergency Contact

日英併記の保険証券は多いものの、すべてが対応しているわけではないため、申し込み前に確認しておくのがベスト。

ワーホリ滞在中は保険証券をスマートフォンに保存・紙で印刷して持ち歩くと、万が一のトラブルにも冷静に対応できるでしょう。

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現地より日本でワーホリ向けの保険を選ぶポイント

ワーホリ保険に必要な海外旅行保険の条件を確認する

ワーホリで必要な保険や補償内容は国によって異なるので、ワーホリビザを申請するには各国の条件に合った保険に加入するのが必須です。

日本人に人気のワーホリ渡航先と、「保険の必要性」「必要な補償内容/条件」は下記の通りでした。

ワーホリに人気のある国:保険の必要性や必要な補償内容
国・理由 詳細
オーストラリア 必要性
強く推奨されているが義務ではない
おすすめの保険
オーストラリアではOVHC(※ワーホリなどで一時滞在する外国人が加入できる民間の医療保険)にも加入できますが、医療中心で物損や賠償責任は対象外なので、幅広い補償が受けられる日本のワーホリ向け保険に加入しておくと安心。
カナダ 必要性
必須(証明書の提出が必要)
必要な補償内容/条件
医療・入院・本国送還
カナダ入国時に、カナダ滞在期間をカバーする海外医療保険に入っている状態(※1)
ニュージーランド 必要性
強く推奨されているが義務ではない
おすすめの保険
ニュージーランドでは医療費が高額なため、万が一に備えて幅広い補償が受けられる日本のワーホリ向け保険に加入しておくと安心。

実際にカナダでは保険未加入だと入国拒否となり、当日中に自己負担で帰国させられた例もあります。(※2)

保険会社によって対応範囲が異なるため、細かな条件確認をして補償内容の詳細を把握しておくと安心です。

ワーホリ前や滞在中のトラブルを防ぐために、必要要件を明確にして加入する保険を選びましょう。

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※1 参考:トロント留学センター/ワーホリビザ申請方法、入国審査の流れ
※1 参考:バンクーバー留学センター/ワーホリビザ申請方法、入国審査の流れ
※2 参考:一般社団法人 日本ワーキング・ホリデー協会/保険加入及び重要性

ワーホリ期間延長時に保険期間を更新できるのか確認

ワーホリの延長にはビザ更新とあわせて保険期間の延長も必要なため、契約時に保険の延長可否を確認するのが重要です。

一部の保険会社ではオンラインや電話で延長手続きが可能ですが、すべてのプランが対応しているとは限りません。

出発後や延長時に焦らないためにも、契約前に柔軟に対応できる保険プランを選んでおくと安心でしょう。

\ 保険の延長も可能!(※制限あり) /

ワーホリ保険の選び方に迷ったら専門家に相談が◎

保険の仕組みは分かりにくいため、ワーホリ前にファイナンシャルプランナー(FP)など保険の専門家に相談するのがおすすめです。

ファイナンシャルプランナー(FP)のメリット
✅ 保険の知識が豊富で、ワーホリに適した補償内容を提案
✅ 複数の保険商品を比較し、必要な補償が足りているかを客観的に判断
✅ 中立な立場で自分に合った保険プランを紹介してくれる

クレジットカード付帯保険だけでは、ワーホリ中に必要な医療補償や日常トラブルのカバーが不足する状況になりかねません。

ワーホリ中に現地で困らないためにも、渡航前に必要な補償内容を確認して自分に最適な保険を選ぶサポートを受けましょう

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保険の加入は現地or日本:ワーホリ向けの保険は日本で加入するのがおすすめ

ワーホリ中は病気やケガ・盗難などのリスクがあるため、出発前に日本で保険に加入しておくと安心です。

日本の保険は、日本語サポート・キャッシュレス診療・通訳対応など現地保険より手厚いサービスが魅力

現地の保険は医療補償に限られるのが多いため、携行品や賠償責任もカバーする日本の保険がおすすめでしょう。

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