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何が違う?楽天証券とPayPay証券を徹底比較!自分に合う投資会社を選んで資産を守って増やす

「楽天証券とPayPay証券、何が違うの?」
「楽天証券とPayPay証券、どう比較する?」
「メリット・デメリットを比較したい」
証券口座を開こうとして「楽天証券とPayPay証券、どちらにするか迷っている」声は少なくありません。
取扱商品に大きな違いがあり、目的に合った証券会社を選んで上手に投資すれば働かなくてもお金が増えていく仕組みを作れます。
本記事では楽天証券とPayPay証券を項目ごとに比較して、あなたの投資スタイルに最適な口座選びの方法を紹介していきましょう。
この記事の監修者
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有岡 直希
ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。- <保有資格>
- AFP、2級ファイナンシャルプランニング技能士
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この記事の目次
楽天証券とPayPay証券の違い
楽天証券とPayPay証券は、少額投資可能などの共通点もありますが、扱える金融商品数や取引機能を比較すると大きな違いがあります。
楽天証券 | PayPay証券 | |
---|---|---|
FX 口座 |
![]() |
|
取扱 商品 |
・国内株式 ・米国株式 ・中国株式 ・投資信託 ・NISA ・FX ・債券 ・金、プラチナ、銀 ・ロボアドバイザー ・iDeCo ・CFD ・先物、オプションなど |
・日本株 ・米国株 ・投資信託 ・日本株CFD ・10倍CFD ・iDeCo |
投資スタイル | 初心者から本格的な 資産形成に対応 |
迷わず選べる シンプル設計 |
ポイント活用 | 楽天ポイント | PayPayポイント |
口座 開設 (無料) |
楽天証券は株式や投資信託、NISA、FX、CFD、先物など投資商品全般に対応。
PayPay証券は株に特化しています。
それぞれの特徴を数字を交えて紹介しながら、どちらが自分に合っているかを見極めていきましょう。
楽天証券とPayPay証券の違い①株式投資
日本株・米国株の比較 | |
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|
商品数・柔軟性に優れる本格派 | 銘柄を絞ったシンプル設計 |
楽天証券では、国内外の幅広い株式を取り扱っており、日本株・米国株ともに多くの銘柄に対応しています。
単元株に加え、少額で購入できる単元未満株の取引も可能なため、資金に応じて柔軟に運用できます。
また、NISAやiDeCoなどの税制優遇制度にも対応しており、長期的な資産形成にも適した環境が整っています。
一方、PayPay証券は、国内外の有名企業を中心に厳選された銘柄に絞って提供されています。
すべて金額指定方式で購入できるため、1株単位ではなく金額ベースでの取引が可能です。
楽天証券と比較すると取扱い銘柄数は限られますが、そのぶん迷わず投資を始めやすく、操作性にも優れています。
銘柄の選択肢や取引の自由度を重視するなら楽天証券、シンプルに始めたいならPayPay証券を検討する人が多い傾向です。
楽天証券とPayPay証券の違い②投資信託
投資信託の比較 | |
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|
商品数・積立機能ともに充実 | 取扱数は限定的で選択肢が少ない |
楽天証券では、2,500本(※A)以上の投資信託をすべて買付手数料ゼロで提供しており、100円から積立設定が可能です。
PayPay証券と比較すると、アクティブ型やインデックス型、テーマ型などの種類も豊富で、資産分散や長期運用に適しています。
クレジットカード積立を活用すれば最大1.0%のポイント還元のメリットもあります。
対してPayPay証券では、投資信託の提供は2025年7月17日時点で、およそ100本(※B)程度。
NISAや長期投資を考えている人にとっては、楽天証券のほうが明らかに優位といえます。
楽天証券とPayPay証券の違い③CFD
CFDの比較 | |
![]() |
|
指数・商品CFDまで幅広く対応 | 日本株中心のシンプル設計 |
楽天証券では、株価指数・商品指数など約100種類のCFD取引が可能です。
日経225やS&P500、WTI原油や金などに対応し、テクニカル分析機能も豊富。
PayPay証券と比較すると楽天証券は、投資対象と分析環境の両面が多彩に揃っています。
一方PayPay証券は、48銘柄の日本株CFDと2種類の10倍CFDを提供。
商品数の広さで選ぶなら楽天証券、シンプルに銘柄を選びたいならPayPay証券が合っているでしょう。
楽天証券とPayPay証券の違い④FX
FXの比較 | |
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|
通貨ペア豊富で多様な戦略に対応 | FXサービスなし |
楽天証券の楽天FXでは、26通貨ペアのFX取引が平日のほぼ24時間可能です。
米ドル/円やユーロ/円など主要通貨に対応し、実質的な手数料のスプレッドはドル/円で0.2銭(原則固定)と狭い水準でコストを抑えた投資が可能。
高機能チャートや注文方法も多様で、取引スタイルに応じて使い分けできます。
スマホアプリ「iSPEED FX」も提供。
PayPay証券ではFX取引は提供されておらず、為替を用いた運用を希望する人には選択肢となりません。
FXに関心があるなら楽天証券一択です。
楽天証券とPayPay証券の違いを感じにくい点
取扱商品の種類や分析機能には差がありますが、基本的な使いやすさやスマートフォンへの対応は共通しています。
どちらもスマホでの操作性を重視しているので、口座開設から取引までの流れを比較しても直感的にわかる設計に違いはないでしょう。
最低投資額も少額から対応しており、初心者でもハードルを感じにくい仕様となっています。
細かなスペックの違いよりも、積立や本格的な資産形成を目指すなら楽天証券、気軽に試してみたいならPayPay証券など投資目的に応じて選ぶのが賢明です。
【PayPay証券との違い】楽天証券の特徴

楽天証券では、株式・投資信託・ETF・債券・REIT・FX・CFDなど、国内外の多様な金融商品にバランスよく投資できます。
さらに、楽天カードや楽天ポイントとの連携により、買い物と投資を統合した資産形成のスタイルも実現。
証券会社とカードの組み合わせ | ||
タップで詳細 | 組み合わせ/特徴 | タップで詳細 |
![]() |
楽天証券×楽天カード | ![]() |
✅決済額に応じて 最大2%の楽天ポイント付与 ✅積立額に楽天ポイントや 楽天証券ポイントの利用が可能 |
楽天カードで月5万円の積立を行えば、選ぶ銘柄によっては年間6,000ポイント以上の還元が期待でき、得たポイントを再投資も可能です。
他社と比較しても、機能面・利便性の両面で総合力が高い口座です。

実際に楽天証券を使っていて便利だと感じたのは、NISAの残り枠や資産推移がグラフで見える視認性の良さです。
数字を細かくチェックしなくても、投資成績がすぐに感覚で把握できるので、すごく助かっています。
楽天証券での取引がおすすめの人
楽天証券は、楽天経済圏を活用している人や、投資にある程度の戦略性を求める人に適しています。
株や投信の積立でポイントが貯まるため、消費と資産形成を両立しやすく、また、テクニカル分析やスクリーニング機能を活用して自分で判断したい人にとっても、充実したツールが揃っています。
投資経験が浅い段階でも、将来的に本格的な運用へ進みたいと考えているなら、楽天証券を起点とした投資生活に移行するのが合理的です。
楽天証券の口座開設の流れ
楽天証券の口座開設はすべてオンラインで完結し、最短翌営業日から取引を開始できます。
申し込みは公式サイトから行い、氏名や連絡先、勤務先情報を入力後、本人確認書類とマイナンバーをアップロード。
マイナンバーカードや運転免許証をスマートフォンで撮影するだけで完了でき、郵送の手間もありません。
審査に問題がなければ、ログインIDと初期パスワードが届き、マイページにアクセス可能となります。
【楽天証券との違い】PayPay証券の特徴

PayPay証券は、日本株・米国株・ETF・投資信託が主な取り扱い商品で、スマートフォンのみで完結する取引環境が特徴です。
PayPayアプリを通じて、貯まったPayPayポイントを投資に使えるため、買い物と投資を手軽に連携可能。
初心者が迷わず始められる設計になっており、PayPayという身近なサービスを通じて投資を始めたい人に支持されています。
PayPay証券での取引がおすすめの人
PayPay証券は、取扱銘柄が厳選されているため、何を買うかで迷いにくく、投資を始めやすい設計になっています。
短時間で判断しながら投資を続けたい人や、まずは気軽に試してみたい人に選ばれやすい証券会社でしょう。
PayPay証券の口座開設の流れ
PayPay証券の口座開設はスマートフォンからの操作だけで完結します。
まず、公式アプリをインストールし、氏名や連絡先、勤務状況などの基本情報を入力。
マイナンバーと本人確認書類を撮影・送信すれば、審査が開始され、最短では当日中に審査が完了し、メールでログイン情報が届きます。
楽天証券とPayPay証券、結局どっちを選べばいい?
証券口座を選ぶ際、「結局どっちを使えばいいのか?」と迷う人は多くいます。
楽天証券とPayPay証券を比較して違いを理解したうえで、あえて両方を使い分ける選択肢もあります。
資産運用の目的は一つではありません。
たとえば、楽天証券ではNISA口座を使ってインデックス型の投資信託を積み立てつつ、米国株で中長期のポートフォリオを構築する運用が考えられます。
高機能な取引ツールもあるため、マーケットの動きを見ながら戦略的に資産を構築したい人にとっては、強力な武器になるのです。
一方で、PayPay証券では値動きのある日本株やCFDを短期的に取引し、機動的にキャッシュを回す用途に使えます。
複数口座を持てば、「積立と短期売買」「本格運用とお試し投資」など役割分担ができ、資産運用全体の効率が上がるでしょう。
楽天証券 | PayPay証券 | |
---|---|---|
FX 口座 |
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|
取扱 商品 |
・国内株式 ・米国株式 ・中国株式 ・投資信託 ・NISA ・FX ・債券 ・金、プラチナ、銀 ・ロボアドバイザー ・iDeCo ・CFD ・先物、オプションなど |
・日本株 ・米国株 ・投資信託 ・日本株CFD ・10倍CFD ・iDeCo |
投資スタイル | 初心者から本格的な 資産形成に対応 |
迷わず選べる シンプル設計 |
ポイント活用 | 楽天ポイント | PayPayポイント |
口座 開設 (無料) |
楽天証券とPayPay証券以外の他社比較
証券会社によって取り扱っているサービスや手数料は大きく異なります。
楽天証券とPayPay証券を比較しても選ぶ決め手がないなら、他社の証券会社の利用も視野に入れるのがおすすめです。
さまざまな口座があるので、1度取引してみてから本格的に利用する口座を選びましょう。
証券会社一覧 | |
タップで詳細 | 特徴 |
少額投資向けNISA運用に最適 | |
✅ 100円からのNISAを始められる ✅ JCBカードでのクレカ積立で高還元率 |
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dカードとの相性◎ | |
✅ NISAデビュープログラム開催中 ✅ dカード積立投資で最大3.1%のdポイント還元 |
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信用格付けAAランクの信用力 | |
✅ Pontaポイントが貯まる・使える ✅ au PAYカード決済で最大3%のポイント還元 |
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信用取引の金利の低さが強み | |
✅ NISAとは別に信用取引もしたい人向け ✅ 信用取引の取引手数料が無条件で無料 |
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米国株取扱銘柄数は約7,000銘柄 |
✅ 投資信託は100円から購入・積立を始められる ✅ 有人チャットで24時間サポートを受けられる |
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業界最多水準の取扱商品数 | |
✅ 人気低コストインデックスファンド多数取扱 ✅ 投信マイレージ+クレカ積立でWポイント |
楽天証券とPayPay証券を比較して利益を最大化できる方を選ぶ
楽天証券とPayPay証券は、どちらも始めやすいサービスですが、比較すると対応している取引や機能には明確な違いがあります。
楽天証券では株式・投資信託・ETF・FX・CFD・債券・先物など、多彩な商品が揃っており、中長期の資産形成にも適しています。
PayPay証券は投資対象が限定されているため、選択肢が絞られており、迷わず始めやすい設計が特徴です。
投資経験や目的に応じて、どちらが自分に向いているか見極めて、将来の不安をさらに無くすために資産を増やしていきましょう。
※ A 楽天証券 投資信託 ラインアップ ※B PayPay証券 投資信託 銘柄一覧